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カテゴリ: 本
谷崎潤一郎を読むのは二作目であるが、やはり、この作品もするすると読み進めることができた。
​この作品は、 「鵙屋春琴伝(もずやしゅんきんでん)」 という小冊子を基ににして書かれているそうだが、興味深いのは、表現形式がドキュメンタリーのようであることだ。​
作者は先ず、自分が春琴と佐助の墓をお参りするところから書き始めている。
そして、次に「鵙屋春琴伝」のことを紹介しながら物語を述べ始める。
読者は自然にそして少しずつ「鵙屋春琴伝」から抜け出した存在としての春琴と佐助の姿を見ることが出来るのである。
登場人物の特異性とその物語性ということもあるのかもしれないが、それを書き表す作者の凄さを感ぜずにいられない。 2009-12-20 





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最終更新日  2019.08.04 13:26:49コメント(0) | コメントを書く


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