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テーマ: 海外文学(6)
カテゴリ: 本
「ああ、おもしろかった」
久々に、次はどうなるのか知りたくて、読み耽ることができた。
アルベール、エドゥアール、プラデルを中心に進んでいく展開。
そこには、彼ら三人と彼らを取り巻く多くの人々の人生があった。
人を押しのけ、のし上がっていく人間が勝利を手にし、不遇にある者は、いつになってもその状況から抜け出すことが出来ない。
そんなストーリーがしばらく続いていく。
果たして、このストーリーは最後までこのまま続くのだろうか。

ある登場人物は、人生の成功者であるかのように見える。
しかし、その心の内は決して満たされているとは言えなかった。

ある登場人物は、あらゆる点で不遇だった。
しかし、最後まで不正を許さなかった。

どんな環境に生まれ育ち、どんな生き方をしてきたのか、一人一人が違っていた。
その中で、誰が誰と出会い、何を経験し、何をどう共有したのかによって、そこに残されるものは違ってくるのだ。
新しく生まれてくるものの存在さえ感じる。

しかし、エドゥアールに関してだけは、その心情を計り知ることができなかった。
作者も彼の心の中だけは、詳しく語っていない。
そこに読者が読み取るべき課題があるのか、興味深いところである。

物語の終わり方は、私の想像したものではなかった。
だが、その終わり方だからこそ、その後の展開を想像することができるのかもしれない。





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最終更新日  2019.08.04 13:22:41
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