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ペアダ19 @ Re:王子なんです。(07/06) こんばんは。プチ復活、嬉しい限りです。 …
革命DEポン @ Re:お元気だったんですね(07/05) おきらく亀子さんへ きっと死ぬまで愛し…
2006.07.31
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カテゴリ: カテゴリ未分類
仕事を終え、オフィスを出ると蒸し暑いビル風が体を包む、

すれ違うOL達の楽しそうな顔、赤ら顔のおっさんはぶつぶつ不満を
言いながら歩いている。
そんな姿も私の視界には全く入らない。
街はガヤガヤ騒音が酷いが、私の耳には何も届かない。
まったく無音の世界に突入する。
自分だけの世界だ・・・
別に精神が病んでいる訳でもない。

確かに疲れているかもしれないが、それは皆一緒だ。
何かに絶望している訳でもなく、人生はそんなもんだという絶望ではない。
ただ、何か自分という存在が何なのか?
存在の意義が分からなくなるのだ。
私がマンションの前まで来ると上から視線を感じる。
見上げてみると誰も居ない。
でも誰かに見られているような気がする。
額からうっすら汗が垂れていく。
エレベーターで11階まで上がり部屋のチャイムを押そうとした時
誰かの視線を感じた。
振り向くとハトが下を見ながら、ちょっと首を曲げ

「何?」って言いたげな表情であった。
「こいつかーさっき上から見ていたのは」それにしてもすぐ飛び立つ気配が無い。
私は部屋に入り着替えを済ますとハトが気になったので
玄関の覗き穴から外を伺う。
まだ入るではないですか!

するとハトはちょこっと首をひねり「何?」って感じでこっちを見ている。
まるで誰かからのメッセージを届けに来ているかのようだ。
私は、何故か無音の世界から引きずり出されたように感じた。
「飛びなよ。この広い世界に。」
私の頭にそんな言葉がふと浮かんだ。
一瞬で気が楽になった。
その後、ハトは30分ぐらい家の前に止まっていた。
朝、玄関を開けるとハトの糞だけが残っていた。
どうやら運までついた様だ。
さあ、会社に行こう。





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Last updated  2006.07.31 11:31:21
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