金スマの絵門ゆう子さんの特番を観た。
彼女が亡くなった翌日,
訃報をニュースで知った時に日記に書こうかと思っていたが
今日になってかえってよかったかもしれない・・・。
「池田裕子」名でNHKのアナウンサーをした後に
女優に転向した頃の彼女の印象は
どちらかというと好きなタイプではなかった私。
「アナウンサーから女優さんになるなんて、自意識過剰なんじゃないのォ~?」
なーんてちょっとイヤ味な目で見ていた記憶もある・・・。
それからずいぶん時間が経って
再び彼女が画面に現れてきた時には、まるで別の人間になってしまったように感じた。
やさしくて、丸くて、笑顔がキラキラしていて
以前のプライドの高そうな彼女の印象とはまったく正反対・・・!
どうしたことかと思った種明かしが「ガン」だった。
その時の放送で
テレビ界から消えていた間に彼女に起こっていた凄まじい苦しみと
全身にガンが転移していてもなお
これだけの笑顔を見せながら生きている彼女のパワーの源を知ることができた。
誰でも病気になるのはイヤだし、辛い。
でも病気をしてはじめて気がつくことや
病気をしたから得ることができたものは
その辛さと同じくらいに貴重なものであると
私もほんの少しだけれど理解はできている。
大変失礼ながら、絵門さんは元気で活躍されていた若いころよりも
闘病しながらお仕事をされている時のほうが何倍も素敵だった!
「人間は見た目じゃ~~!」と普段豪語している私も
それは決して「若さ」や「造作」だけではなく
内面からにじみ出て、笑顔から放たれる愛のオーラに寄るものが大きい。
絵門さんは病を得て幸せだったのだと思う。
だから私は病気の人を「かわいそう」とは言いたくない。
健康な人でも心が閉じて自分もまわりも見えなくなっている人もいる。
生きていてもしかたがないと自殺してしまう人もいる。
そういう人よりも、絵門さんのように
たとえ病気でも自分のやるべきことがしっかりと見えて
それを幸せと感じられる人のほうがずっとずっと幸せな人生だろう。
私もボランティアで難病と闘う子供たちと出会い
健康な人間が日々の暮らしの中で些細なことに目くじらを立てて
一喜一憂することがどんなにちっぽけなことかを思い知らされた。
悲しいことで涙するよりも
満面の笑顔に涙することが多くなった。
そういうことを身をもって教えてくれた
天国へ行った私の友達たちが待っていてくれると思うと
死ぬのもけっこう楽しみなのである・・・。
私が死んだら絶対にみんなで歓迎会してくれるに違いない!と勝手に思っている。
絵門さんもきっと天国でもあの笑顔で
周りの人たちと楽しく過ごしているだろう。
悔いのない人生を精一杯歩いた人だけがつかめる幸せな光とともに・・・。
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ayakawa777さんComments