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古いハナシ。しかも、どうもカン違い。金と菌を、勝手な思い込みで。 数十年前の天気の良い日。山奥の温泉の川原の露天風呂。静かな午後を、一人のんびりと満喫。 川の下流から、一人のスリムな青年が、歩いてきた。何かを探しているかの様子。 聞いたら、キンを探している、と。ひと山、当てれば、蔵が建つ、とも。 そう話している時にも、キョロキョロと。足元や、川原の大きな石を、覗き込んだり。 片手には、先のとがったハンマーを。それを見ていたのに、どうも、カン違い。 ああ、バイオ系ね。キン、菌、と、とっさのイメージが。今ふうの考えだよね。有用なバイオ菌の発見で、蔵が建つ。青年にフサワシイ、新しい山師の姿か、と。勝手に妄想が。 徐々に、青年は、ジグザグ歩きで、川の上流に。それを見送りながらの、湯の中での、まどろみ。 あれから、数十年。なんの疑問も持たずに。時々、青年のキョロキョロする姿を、思い出すのみで。 砂金さがし。何かのキッカケで、関心を。WEBで検索。 世の中には、マメな性格の趣味があるもんだよなあ。山の中の川まで出かけて、砂の中から砂金さがし、かよ。最近では、熊やマダニは、大丈夫なのかな、とも。趣味は、いろいろだからなあ、と。 あっ!、!もしかしたら!。イメージが、オーバーラップ。もしかしたら、あの青年の言っていた、キンは金、ゴールド!。 冷静に見れば、当時からバイオ系ではなく、金と。普通に判断できたはず。なのに、数十年間も、バイオ系とカン違い。 その頃は、九州の菱刈鉱山の存在も知らなかったが。敏感な青年は、話題になっていたであろう金鉱山にも関心を持ったか。もしかしたら、そっち関連の教育を受けていたのかも、で。 金脈さがし。金づるさがし。夢を諦めた、はずではないのだが。あの青年の姿が、時々、チラチラ、と。忘れたころにイメージが、脳裏に。viologyorgolden
2019年09月06日
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真冬。夜中。テント。若い女の泣き声。焚火。河原の温泉の近くで。マイナス10℃以下。ナタで枯れ枝切り。夜中に、夢ウツツ。トントン、カンカン、トントン。隣の、男女のグループ。平らな雪の上に、テント。秋の洪水の時に溜った砂の上。まだ足湯は、一般化していなかった。当然夜中の冷えは、ハンパない。焚火で暖を。無理。寒さで泣きたくなる。そこまで冷えると、脱衣して温泉も、無理。寝た。起きた。朝。隣のグループ。薄いダンボール箱を、広げたのが、一枚。雪の上。何も無し。無人。あのキツツキのような音。女の泣き声。まさか夢。眠りのイントロ。
2009年08月01日
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