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2007.07.16
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カテゴリ: 大日本帝国興亡史
 1941年12月7日(日本時間では8日)、日本海軍は真珠湾を攻撃した。

○「ニューヨーク・タイムズが見た 第二次世界大戦」による米国の対応の概要

 米国議会では日本の攻撃に、上院82対0、下院388対1、で日本との開戦が決定され12月8日に米国は正式に日本に対し宣戦布告を行った。

 12月11日には独・伊が米国に宣戦布告、これに対して米国議会は、

 ドイツとの戦争に対し、上院88対0、下院393対0
 イタリアとの戦争に対し、上院90対0、下院399対0

 米国は12日に独・伊に宣戦布告した。

※対日戦に反対票を投じたジャネット・ランキン共和党議員は1917年の対独戦争決定でも反対している。

└───



 12月7日夜、イギリス政府は、日本軍が宣戦もしくは条件付き宣戦を含む最後通達の形式による事前警告もなしに、マライ沿岸に上陸を試み、シンガポールと香港を爆撃したことを知りました。
 国際法および特に日本とイギリス両国が参加する戦争行為の開始に関する、第三ヘーグ条約第一条を明らかに侵してなされた、この挑発されざる侵略の暴挙にかんがみ、東京駐在イギリス大使は日本帝国政府に対し、イギリス政府の名において、両国間に戦争状態が存在することを通告すべく命じられました。

└───「第二次世界大戦3/チャーチル」より


〓勝手に独断と偏見〓

 欧州の戦争に中立を望んでいた米国国民。
 独ソ不可侵条約・日ソ中立条約・独ソによるポーランド分割占領・国際連盟はフィンランドに侵攻したソ連を除名、枢軸国寄りだったソ連。

 米軍のドイツ軍への挑発に対して、1941年10月30日夜、Uボートは駆逐艦ルーベン・ジェイムズ(英国船の護衛任務)を沈没させる。

 ルーズベルトは「この沈没でアメリカの国際的立場は何ら変わるものではない」

 ヒトラーは「わたしはドイツの船にアメリカ船舶を発見しただけで砲撃してはならない、攻撃されたら即座に自衛するようにと命じた。
 わたしは自衛手段をとらなかったドイツ海軍将校を軍法会議にかけるつもりはない。」

○「外交(上)/キッシンジャー」p531によると、


 3年かからずに、ルーズベルトはあくまでも孤立主義的な国民を大規模な戦争に導いた。
 1940年(1941年の間違い)5月まで、アメリカ人の64%は平和の維持はナチスの敗北より重要だと考えていた。
 8ヵ月後の1941年12月、真珠湾攻撃の直前、比率は逆転した。
 ナチスの勝利を妨げることより平和を望むのはたった32%になっていた。

└───




○「アドルフ・ヒトラー3/ジョン・トーランド」による日米開戦を聞いたヒトラー

 7日に日本と米国が戦争状態になった事を聞いたヒトラーは、喜びの声を隠せなかった。
 「われわれは戦争に負けるはずがない!、われわれには三千年間一度も負けたことのない味方ができたのだ!」

└───

○真珠湾攻撃直後のチャーチル首相

 「私が、アメリカ合衆国をわれわれの味方につけたことは、私にとって最大の喜びであったと宣言しても、私がまちがっていると考えるアメリカ人はいないだろう。
 私には事件の進展を予測できなかった。
 日本の武力を正確に見積もっていたなどというつもりはないが、しかしいまやこの時点で合衆国が完全に、死に至るまで戦争に入ったのだということが私にはわかった。
 それゆえわれわれは、結局はすでに戦争に勝っていたのである。」

└───「第二次世界大戦3/チャーチル」より


 日本の指導部はドイツの欧州での勝利により米・中との問題が解決すると考え、ドイツが米国と単独講和を行う事を懸念していた。

 日米開戦後の1941年12月11日には「日独伊共同行動協定(単独不講和及び新秩序建設に関する日独伊三国協定)」が調印されたが、昭和天皇独白録では「早く独逸が破れてくれればいいと思った程」と後悔している。


 「第二次世界大戦3/チャーチル」によれば、「(ソ連が対独戦に参戦すると)イギリスの共産主義者はそれまで「資本主義的、帝国主義的戦争」を非難してしたのに、「今こそ第二戦線」をと英国軍の欧州大陸への再上陸を望んだ。」

 当時の戦争反対は自分の意に沿わない戦争には反対か、それとも、こんな発想が平和ボケの証拠なのか。





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最終更新日  2007.07.16 22:26:49
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