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2007.10.24
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カテゴリ: 大日本帝国興亡史
 第二次近衛内閣(1940年7月22日~1941年7月18日)の発足に先立ち、近衛内閣で首相・外相・陸相・海相となる近衛文麿・松岡洋右・東條英機・吉田善吾により四者会談が行われた。

○荻窪会談覚書(1940年7月19日)の概要

1.経済活動は作戦軍か軍の生存上自ら処理指導することを絶対必要とすることを除き一切政府に於いて一元的に指導し極力之を振作する。
2-1.日独伊枢軸の強化
2-2.対ソ関係は日満蒙間国境不可侵協定(有効期間5年乃至10年)を締結、有効期間内に対ソ不敗の軍備を充実する。
2-3.英仏蘭葡植民地を東亜新秩序の内容に包含せしむる為の積極的処理を行う。
2-4.米国に対しては無用の衝突を避くるも東亜新秩序の建設に関する限り彼の実力干渉をも排除するの固き決意を以って我が方針の実現を期す。

└─

○松岡洋右はWikipediaによると(抜粋・纏め)



 南満州鉄道(満鉄)に理事として着任、1927年には副総裁(総裁は山本条太郎)、1930年に満鉄を退職、2月の第17回衆議院議員総選挙に郷里山口2区から立候補(政友会所属)し当選。

 1931年の満州事変をうけて、翌1932年に国際連盟はリットン調査団を派遣、その報告書(対日勧告案)が9月に提出され、ジュネーブ特別総会が開かれた、1932年10月に松岡は同総会に日本首席全権として派遣された。

 日本政府は、リットン報告書が採択された場合は代表を引き揚げることを決定(1933年2月21日)、2月24日の総会で同報告書は賛成42票、反対1票(日本)、棄権1票(シャム=現タイ国)、投票不参加1国(チリ)で可決、松岡は宣言書を朗読した後、日本語で「さいなら!」と叫んで会場を退場した。
 松岡の「宣言書」には国際連盟脱退を示唆する文言は含まれていない、日本政府は3月8日に脱退を決定し27日連盟に通告。

 松岡は1933年12月に政友会を離党、「政党解消連盟」を結成し議員を辞職、1年間にわたって全国遊説を行った。

 1935年8月2日~1939年3月24日は南満州鉄道総裁、1940年7月22日に成立した第2次近衛内閣で外務大臣に就任。

 外務省に復帰した松岡は、官僚主導の外交を排除するとして、赴任したばかりの重光葵(駐イギリス特命全権大使)以外の主要な在外外交官40数名を更迭、代議士や軍人など各界の要人を新任大使に任命、また「革新派外交官」として知られていた白鳥敏夫を外務省顧問に任命した(「松岡人事」)。

 更に有力な外交官たちには辞表を出させて外務省から退職させようとするが、駐ソ連大使を更迭された東郷茂徳らは辞表提出を拒否。

 近衛内閣では「日独伊三国軍事同盟(1940年9月27日調印)」と「日ソ中立条約(1941年4月13日調印)」を成立させた。

└─


〓勝手に独断と偏見〓



 荻窪会談では今後の日本の方針が決定された、日独伊枢軸の強化と対ソ戦力の強化の下に英仏蘭葡植民地を日本の影響下に於くことを目指したが、米国植民地は対象外で米国との戦いは避ける。

 第一次~第三次近衛内閣では支那事変が始まり日本軍は南京を占領、北部仏印進駐と南部仏印進駐により実質的な経済制裁が行われた、「日独伊三国軍事同盟」と「日ソ中立条約」が締結され日米交渉が始まるが「帝国国策遂行要領」が御前会議で決定され、交渉が成功しない場合は対米英戦が発動する事となった。

 松岡は日独伊三国同盟を優先、ドイツのソ連侵攻後に外務大臣から外され、その後、南部仏印進駐が行われた。

○「昭和天皇独白録 南仏印進駐」よりの抜粋

 松岡は二月の末に独逸に向ひ四月に帰つて来たが、それからは別人の様に独逸びいきになつた。恐らくは「ヒトラー」に買収でもされたのではないかと思われる。


└─

 松岡はA級戦犯容疑者として法廷に一度出席、1946年6月27日に結核悪化で病死した。





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最終更新日  2007.10.24 22:31:11
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