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2005.12.10
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カテゴリ: 映画・TV
■LIVE IN AFTERBEAT

 LIVE HOUSE 音屋 AFTER BEAT http://afterbeat.jp/top.html
 TEL 075-344-0899
 12月24日(土)
 開場18:00開演18:30
 入場料 前売り1000円+ワンドリンク500円(当日ご入場の際お支払い下さい)
 当日 1500円+ワンドリンク500円
 出演(順不同)

 cappuccino
 KANADE
  尺八=伴英将・篠原豊和
  琴=村上洋子
  三味線=野澤徹也
  Vo,=山崎友子・魚住智美
  COMPUTER=岡隆一郎

 チケットのお申し込みは「チケット希望」と明記の上kanade-oka@nifty.comまで。
皆様のご来場お待ちしております!!







『怪奇大作戦』、「狂鬼人間」を観る。

岸田森は上手いなぁ。

こういうタイプの役者ってもう日本では必要とされないんだろうか。
そう思うとちょっと寂しいぞ。

オールアフレコのフィルム作品って独特の感触があって好きやな。

60年代の東京ってこんなんだったんだぁ。
どこでロケしてるか知らないけど、道路は舗装はしてるけどガタガタだし、路地には小さなバーやスナックがひしめいてる。


「脳波変調機は?」
「後ろの荷台よ」
ってあんな大きな装置、こんなか細い女の人がどうやって一人で乗せたんだろ・笑。
もの凄く軽いのかも知れんけど。

エンディング。
怖い。
怖すぎる。
「かーらーすーなぜなくのー、からすはやーまーにー・・・・・・ぎゃーーーーーーーーーー!!!!」。
日曜の夜7時だよ、これ、放映されたの・・・。
今や脳天気なアニメやバラエティの時間帯なのに。

「怪奇大作戦」DVDちょっと欲しくなったりして・笑。


まぁ、なんだ、あれだな、今じゃ放映出来んな。
しかし、ほんと良く出来てるなぁ。
これほど、刑法39条の、精神障害者の犯罪の、現代社会の、矛盾を端的に表現した作品はないんじゃないか。
あ、端的過ぎていけないのか^_^;
もの凄く猟奇的なシーンがある訳じゃないし、精神障害者=犯罪者、と言うような単純な公式を視聴者に押し付けてる訳じゃないと(少なくとも僕には)思えた。
第一、主題はそれじゃない。
「復讐」或いは「殺人」という能動的な「動機」があって、自ら心神喪失状態に踏み込んだ(またはそれを装う)犯罪者の罪すら問えない「刑法39条」そのものを描こうとしてるのだと感じた。
まぁ、実の所、安藤健二著「封印作品の謎」にあったように「業界内のタブー」=「これに触れると仕事が出来なくなる」程の作品とはどんな酷いものなんかな、と言う軽い理由で見始めたんだけどね。
確かに子供には「精神障害者」と「犯罪者」が同一視されてしまいかねないだろうけど、ちょっと大人ならこれが「刑法39条」の矛盾への批判である事は十分に理解出来るんじゃないかな。
脳波変調機で一時的に心神喪失状態になって犯罪を犯す(しかも犯人は、心神喪失状態故に罰せられない)、というアイデアは、それを炙り出すには最適だと思うし、池田小学校事件の例を見るまでもなく、それは現代社会の矛盾として問題提起し続けなければならない題材だとも思う。
劇中に何度も「気違い」という言葉が出てくる事から放映は出来ないんだろうし、あえて別に放映を強行しないでもいいんだけど・笑。
確かに、「~謎」の文中にもあるように「髪の毛を振り乱して、笑いこけて人を殺す狂人というのはあまりにもステレオタイプ」だと僕も、思う。
けど、それって、あの当時(「狂鬼人間」は1969年2月23日初回放映)、僕らの子供頃のテレビドラマや映画に頻出してた描写なんだよな(特に時代劇にはシリーズ中一回は、赤い長襦袢姿で「アハハハ」って笑って街をさまよってる女が出てきたでしょ?)。
間違えないで欲しいのは、「だから放映してもいい」「ソフト化してもいい」って言ってるんじゃない。
通常のレベルで「放映・ソフト化出来ない」作品に過ぎないんじゃないかって事。
特撮関係の書籍でその内容すらも触れられないような、言語道断な作品じゃないって事。
円谷側は「セブン12話」と共に、この作品をなかった事にしようとしてるけど、「何故それが欠番扱いなのか」を示しても問題ないんじゃないかと思う。
もちろん円谷プロが公式に示すのが一番良いんだけど、円谷プロや製作当事者自らではなくても、ちゃんとした取材に基づいた間違いのない内容であれば、書いても良いんじゃないか?
少なくともその理由を「聞かれたら答える」位の姿勢はあっても当然だと思うな。
だいたいサブタイトル表の欄外に「12話は欠番」とポツンと書いてあったら余計「何があったんだ!」って知りたくなっちゃうじゃないか・笑(実際僕は子供の頃それを見て、もの凄く興味を持つと共に大人社会の言い知れない闇の部分を本能的に感じ取ってしまった)。
この事に関して誰も何も書かないってのは不自然だし、深読みするヤツが増えるだけじゃないか。
で、安藤氏みたいに触れて欲しくない所に突っ込んで来る人が後から後から出て来る、と・笑。
円谷側が「これこれこういう理由で欠番になってます」と公式に述べれば「ああ、そうか」と納得するはずなんだけどな。
企業イメージや抗議団体への配慮等々微妙な問題があるからしょうがないってのも解るんだけど、今の対応だと「どちてどちて」のどちて坊やを増殖させるだけじゃないの?
抗議団体にしても当時ほど過激じゃなくなってるって言うし。
そろそろいいんじゃないかなぁ?

ま、僕みたいな素人が考えてるよりずーっと複雑な事情があるんだろうけどね・笑。





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Last updated  2005.12.11 01:51:13
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