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2007.11.01
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カテゴリ: 読書





いやぁー。
面白かったわぁ。
初めてちゃんとした「マンガ論」の本読んだけど、マンガの読み方が変るよ。

手塚治虫が起こした戦後マンガの革命。
手塚の「線」と「コマ割り」が日本マンガを革新し、新たな地平を開いた。
「夢」と「希望」。
そして、いつかどこかにある「未来」。

しかし革命家はいつしか打ち倒されるべき「敵」となり、多くの若い革命の闘士により、手塚の

皮肉な事に、自らが起こした「革命」により自らが追い詰められてゆく。
その苦悩と闘いはまさに壮絶。
自分が作り上げて来たものを自分の手により破壊せねばならない地獄。


手塚はその線によって「異文化としてのマンガ」しか描くことが出来なかったのだ。
白土三平の「下層民の生と死」やつげ義春の「日常の時間の影」を描き出す線は、やがて歴史の必然のように、光学的リアルさを持った大友克洋をマンガ界に産み落とす。

大友は何を描いたか。

「現在から切り離されたどこかにある未来」ではなく、「今この瞬間と地続きの場所としての未来」を。

手塚の革命と限界はそのまま戦後の日本のマンガ史を語る事になるのだ。



「マンガの技術論をやりたいわけじゃ、ぜんぜんないんです。作家の「思想」なんつっても、技術を含む表現が、理念を可能にしなけりゃ意味がない。むしろ、どんなごたいそうな「思想」を作家が持ってようと、描線やコマ構成っていう表現が、具体的に理念を表現し得ていなければ評価にあたいしない」

うーむ・・・。
「マンガ」を「音楽」に、「描線やコマ構成」を「メロディーやアレンジ」に変えて読んでみよう。



評価にあたいしない 」な・・・・┐(´ー`)┌



文中敬称略しましたm(__)m

手塚先生・白土先生・大友先生ゴメンナサーイヽ(´Å`)ノ





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Last updated  2007.11.02 23:39:27
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