なんか「分かる」と頷いてしまう、原田ひ香さんの着眼点の面白さに脱帽。
「母親から送られてくる小包」という身近なところから、母と娘、家族、そして母親以外の“母に近しい存在”まで、いろいろな形の家族を描いています。
私は家を出た経験はないけれど、家を出た娘が「おばあちゃんが変なもの送ってくる」と言うことを思い出しました。
私は、娘に小包をほとんど送ったことがない。必要なものがあるなら、お金を送って自分の好きなものを買ったほうが効率的だと思ってしまうから(笑)。
これも、母と娘の世代による愛情表現の違いなのかもしれない。
小包に入っているものは、必ずしも受け取る側が欲しいものとは限らない。それでも、そこには「これを送ったら喜ぶかな」「困っていないかな」という、送り手の気持ちが詰まっている。
小包の中に詰まっているのは、「愛」なんですね。
身近な「小包」から、こんなにもいろいろな家族の形を見せてくれる原田ひ香さんの、日常の中にあるものをすくい上げて物語にする着眼点が本当にすごいです。
#読書のとも は #エッグサンド
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