BLUE&BLUE

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その他



甘い容姿で周りから好かれる宇佐見葉と剣道部で成績優秀の矢野智彦は中学から一緒の友人だった。
しかし、高校に入ってからは疎遠となってしまっていた二人。
それは中学2年の時に、宇佐見が発した言葉によって起きた事がきっかけとなってしまったから。
「チューしたことある?」そして「教えてやろっか?」
行きがかりでキスをしてしまった二人。
高校に入り、その容姿も手伝って遊び人と化していた宇佐見だが、ある日バスケ部の先輩とエッチしてしまう事に。
初めて男と・・・しかしそれよりもショックだった事は抱かれてる呼んでいた名前は
矢野の名前だった。
矢野への気持ちを確信した宇佐見。
しかし、すでに矢野は剣道でもインターハイに出るほどの腕前で勉強もトップクラス。
チャラチャラ遊んでいた宇佐見とは別世界の人物になっていた。
諦められない矢野への想い。
友人として今も接してくれる矢野は、宇佐見の事をどう思っているのか・・・?

さっ、爽やかだ!
男女誰でもナンパしてヤリたい放題の宇佐見なんですけど、実はものすごくウブv
矢野(トモ)の気を引きたくってしょうがないのに、ぐるぐるしてる姿はカワイイです。
そして文武両道の完璧人間のトモ。
彼もまた宇佐見とのキスが忘れられず、ひっそり恋をしていました。
しかし、カタブツ人間の為告白もせず、どうしていいのかわからないって感じで
これまたカワイイ。
しかし、お互いの気持ちが確認出来た時、勢い余っていくとこまでいっちゃいそうになるなんて、若いなー(微笑ましい)って感じですね。
しかし、親が帰ってきちゃって途中でストップ。
その後、宇佐見は続きがしたくて、またもやぐるぐる(笑)
淡泊なのか、関心がないのか肝心のトモは部活動が忙しく、デートもままならない。
その容姿から百戦錬磨って感じのナンパ男は、実は純情乙女だったり。
そして、トモも一度その気になるとやっぱり高校2年の男の子。ヤルときはヤル(爆)
メチャクチャ攻めるんだなーこれが。
そのギャップがたまらないです。
なんだかね、クールな仮面をかぶってる手塚を連想しちゃって
きっと彼もあんな「なんにもしません」みたいな顔して、
バリバリの攻めするんだろうなー・・・なんてね(笑)

大人のドロドロとしたエロばかり読んでいたので、後味スッキリの爽やかな気分になりました!
ああ、やっぱり高校生はこうでなきゃ!

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   『ねじれたEDGE』

やまねさんのイラストがステキv
ミッション系の高校で教師をしている咲坂は、自分がゲイであることをひた隠しに
生きていた。
ある日、一夜の相手を求め出会った男は、薬を使おうと態度を急変させてきた。
恐怖を覚えた咲坂は、逃げ出し、それをイツキという若い男に助けられた。
すでに薬を使われてしまい、火照る体を持てましていた咲坂は、イツキに相手を頼む。
通りすがりの、ただ助けられた相手なのに、咲坂もイツキも忘れられない夜になってしまった。
翌日、咲坂の元に教育実習生がやってくる。
その中に、偶然イツキもいた。
夕べのことがバレないかと、焦る咲坂に対し、
再び会えて嬉しいという思いを隠して、イツキは「バラされたくなければ・・・」
と、裏腹な態度を取ってしまう。
そして、鬼畜な行為を受けながらもイツキに対し好意を持ち始める咲坂と
咲坂に好意を持ちながら、裏腹に鬼畜な態度を取ってしまうイツキの
ねじれた関係が始まった。

原作を先に読んだのですが、とにかく後ろ向きな咲坂の精神的にイタイ話だと
思っていました。
だけど、CDを聴くと印象が違うんですね。
本当に二人の心が同じ方向を見ていながら、まっすぐにならないし、交差もしない
それでもって、二人してウジウジと考えてしまってるのが
良く表れてると思います。

後ろ向きキングとなった咲坂をのじけんが好演。
うまいなー。最近、のじけんの声が好きで、うちにあるCDを聴き直したりしてるんですけど、
どれ取っても同じ声じゃないんです。
傾向はあるけど、使い分けてるというか、演じ分けているというか・・・
だから、他の作品を続けて聴いても彼の声はとっても新鮮に感じてしまう。
この作品もウジウジ、オドオドした感じが良く出ています。

小西さんは、最初のえっちしーんからして、マジでやってるんじゃないの?
ってぐらい、気持ちよさそうなんですけど・・・(汗)
ちょっと高め(地声に近いのかな?)の声で、やさしくするときなんか
あぁんvって感じで腰砕けです。
「LOVELESS」の草灯と同じ大学生で、そこまでエロくない声なのに
この色っぽさはなに?!!!って感じなんです。

二人の演技に「参りました」と言ってもいいでしょう。

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