約束してても私たちをすぐどこかに預けて出かけちゃうし、
お母さんがいた時は、夜遅くに帰ってくることが多かったし、
休日は寝てるか、どこかに出かけてた
家族旅行は多かったけど、
普段一緒に過ごすことは少なかったと思う
そんな感じで、一日の長い時間を一緒にいるような人ではなかった
ちょっとだけ寂しいな、もっとお話し聞いてほしいな、って思った時もあったけど、
いつも子ども同士で、ナオちゃんと仲良く遊んでたから、
そんなに気にしていなかったし、
それが普通だとも思ってた
でも、家出の日の終わりに、
押入れに私がいるのを発見したお父さんは、泣いてる私の涙を拭いてよしよししてくれた
小さい時の私は、とにかく悲しくて良く泣く子どもだったから、
お母さんに怒られて泣いてた時は、
たまにそうやって涙を拭いてよしよししてくれることがあった
幼稚園くらいまでは、抱っこして涙を拭いてくれたと思う
小学3年生まで一緒に過ごしたお父さんとの思い出の中で、
こうして何度か、泣いてる私を慰めてくれたことは、今でも一番大切な思い出だ
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