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2009年03月02日
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※ある意味実話の5927。


 アパートの古びた階段は鉄錆びていて、獄寺が登る度に軋む。
 築数十年のアパートは、薄い扉と汚れた壁は強度も防音も最低。歪んで開きにくい郵便受けの中は、いつも勧誘のチラシでいっぱい。
 アパートと住人から漂うのは、衰退と荒廃の気配ばかり。
 しかしこのアパートと部屋を見た主は、「ここがいい」と言った。だから、獄寺隼人にとって、それが絶対なのだ。
「ただいま帰りました!」
 靴を脱いでいると、奥の部屋で立ち上がる気配。続いて戸を引く音。
「おかえりなさい。獄寺くん」

「あ…っ」
「十代目ッ!」
 と、主が小さくつまづきかける。獄寺は慌てて駆け寄り、薄い肩を抱き止めた。
「大丈夫っスかッ十代目!」
「うん…あ、ありがとう…獄寺くん」
 畳の上に座らせる。
「寝てないとダメじゃないスか!」
「でも今日は少し体調もいいし…それに、良い天気だったから布団干しちゃった」
 綱吉が目を向ける部屋の、ささくれた畳の上に、傾いた陽光が射す。
「ダメだった…?」
 イタズラをした子どものような目で言われると、獄寺は弱い。

「弁当でも持って?」
 頷くと、綱吉は柔らかく微笑んだ。
「そうだね…それより、今日はどうだった?」
「はい!いい食材が手に入りましたよー!」
 牛乳に卵はタイムセールの品。ネギに、じゃがいもやトマト、にんじんは八百屋で。近くの魚屋では、旬の魚を安く手に入れた。

「こんなにたくさん…重かったでしょ?」
「まったく!」
 事実、苦にならないのだ。家で待っていてくれる人がいると思うと、ついあれもこれもと買いすぎてしまう。
「八百屋でクソオヤジがおまけしてくれたんっス!今、リンゴを剥きますね!」
「じゃあウサギ型にして?」
「了解っス!」
 おねだりに、獄寺は張りきる。小さな果物ナイフでへたを落とし、皮に切れ込みを入れる。
「獄寺くんは本当に器用だねー」
「お褒めにあずかり光栄っス!」
 すぐに、跳ねるうさぎリンゴが2、3匹完成する。
「はい。どうぞ」
「ん」
 獄寺は、綱吉の口元へウサギを運ぶ。綱吉が、雛鳥のように口を開けて咀嚼する。
 昔は恥ずかしがるばかりだった主だが、最近は素直に甘えてくれる。獄寺には、それが嬉しい。
「うまいっスか?」
「ん…おいしい!すっごい甘いよ」
「そりゃそうっスよ!オレが選んだんスから!」
「さっき、八百屋のおじさんがオマケしてくれたって言ってなかった?」
 他愛のないやり取りで笑い合う。
 だが、綱吉が急に咳き込み、会話が途切れる。
「十代目ッ!」
「だ、っだいじょ、ぶ…ッげほげほ!」
「大丈夫じゃないでしょう!」
 獄寺は綱吉の背中をなでた。触れた体がほんのりと熱い。最近は熱がずっと下がらないままで、獄寺は顔をくもらせた。
「やっぱり熱が…横になった方がいいっス!今布団敷きますから!」
「ご、ごめん…げほっ」
 干したばかりの布団からは温かい匂いがした。布団を敷き、そこへ綱吉を横たわらせる。
 綱吉は枕に頬をすり寄せ、上目遣いで見上げてくる。
「ごめんね…獄寺くん…」
「それは言わない約束です、十代目」
 優しく微笑み、布団をかけ直す。
「さ、待ってて下さい。腕によりをかけて精のつく夕飯、作りますよー!」
 台所に向かう。準備を始める。
 ふいに、ガタガタと窓枠や窓ガラスが振動した。すぐ裏手を通る路線を、電車が通過する度、アパートは軋む。
「十代目、電車うるさくないすか?」
 電車が遠ざかる気配と逆に、後ろに人の立つ気配がした。
「…大丈夫」
 返事は真後ろからあった。それから、腹に腕が回る。
「十代目?寝てないと…それに今、包丁使ってるから危な、」
「獄寺くん……ボンゴレをよろしくね」
 野菜を刻む音が止んだ。しん、と音がなくなった。
「止めて下さい…っ」
 手を止めて、獄寺はうつ向く。
「それだけはっ…その命令だけは聞けません…聞きたくありませんッ!」
 他の命令なら、なんでも遂行する。
 現に今、ボンゴレを裏切って、獄寺はここにいる。
 今の綱吉が…あの名医ですら治せない、不治の病に伏した主が望んだ――「ここで死ぬのは嫌だ」と。
「オレは沢田さんのいないボンゴレなんて…っ」
「隼人くん」
 頬に、綱吉の手が触れる。痩せた、温かい手。
 綱吉の声は静かだった。けれど、獄寺にはそれだけでも十分。だから。
「お願いです…それだけは勘弁して下さい…っ」
 この十年。共に過ごした年月、彼を動かしてきた声。
 けれど今。獄寺はその声に抗うため、歯を食い縛る。
「でも…こんなこと頼めるのは君しか…右腕の君しか、いないんだ」
 小さな熱。細い両腕。背中から獄寺を抱きしめる主は、獄寺が抗っていることを、知っている。
 狡い人。でも、愛しい人。
「頼むよ…泣かないで。隼人くん」
 緑の目から大粒の涙がこぼれ、台所の排水口に流れた。


※※※

「じゅうぅうだぁいめぇえぇぇっのぉお…っだめにぃい…!!」

「―…す、すごいね…獄寺くん、鬼気迫ってるって言うか…」
「ハハハ!確かに獄寺、怖いのなー!」
 涙と鼻水を盛大に流し歌う獄寺の姿に、歌本を見ながら選曲をしていた綱吉はちょっと引いた。山本はのんきに笑うばかりだ。
「それにしても…歌流れる時の映像って、変なの多いね…」
「なのなー。あ!次、オレなー」
 ちなみに、並盛町内某所のカラオケボックスでは今日、貸し切りだった。何故か特訓と称したカラオケ大会が催されていた。


※ごっくの妄想でしたというオチ…
※でもごっくのキャラソンでこんな↑映像が流れたのは実話。


※小ネタおまけ。
※Wパロ注意。


「…聞いてくれてサンキューな!」
「ち…山本のくせに…っ」
「えーっと…次は?誰だよ、この曲入れたの」
「オレだぞ」
「なんだ。リボーンかよ」
「あぁん?オレが歌うのじゃ不満だってのか?」
「いだだ!マイク突き刺すな!…だってさー。どんなにリボーンがなんでもできてもお前、赤ん坊じゃん?」
「!!」
「声ばっかりはどうしようもないし…」
「……くふふ」
「…リ、リボーン!?」
「ふ…そんなに言うならオレの本気を見せつけてやるゾ…それまでは眠れないと思え」
「なんか聞いたことあるセリフ…ご、ごめんなさいっ。謝るから!やっぱなんかすごい寒気とかイヤな予感とかするから止めっ…」
「いっくわよー!」

 Bomb☆

「『抱きしめてー!銀河の果てまでー!!』…これならどうだ?」
「ででで……っ」
「おー。小僧、いきなりでかくなったなー」
「大人版リボーンさん!渋いっスッ!」
「チャオっス」
「「ちゃおース!」」
「その声でチャオっスって言っちゃうのかよ!?え、音声と映像でお伝え出来なくて非常に残念ですっ!」
「惚れてもいいんだぞ?ツナ」
「いやいや惚れないし!」
「可愛げがないな…」
「お前こそ、その姿可愛げのカケラもねーよ!」
「先生に向かってその態度…なってないな。これは…仕置きが必要か?」
「ちょ、なんでレオンをムチに変形させんの?なんでオレに向けんの!?」
「いいから黙って…俺の歌を聞けー!」
 ぴしーん!!
「ギャーッ!!たーすーけーてー!!」
 ボンゴレファミリーで貸し切り中の並盛町内某カラオケボックスに、綱吉の悲鳴が響いた…


※キラッ☆と、くだくだで終わる。
※あのドS声であんなセリフ言ったらスゲェ破壊力だろうなという妄想。


※※※

 月曜日です。

 この日曜、柚さんのお誘いでリボコン行きました!庄次郎です。

 ↑ネタは、小ネタと言いつつ、また長い話になってしまった…

 以前カラオケに行った時、去年のごっくのキャラソンで、本当に↑みたいな映像が流れたことがあったんです…リボコン行く前から温めてたネタですが、なんかタイミング良い?のでup。

 ついでに。以下、リボコンレポートです。



 リボコン2009in横浜、すごく楽しかったです!

 まずグッズ販売の列にびっくり…結構朝早くだったにも関わらず、すでに数十m並んでいました…

 自分は結局コンサートグッズは買わなかったのですが、ペンライトが品切れする度、悲鳴があがってました…(7色中、オレンジがいっちゃん先になくなった…さすが!)

 お客さんは女性…特に中高生がほとんどで、コンサート前後、最中も、テンションの高さに、20ぴー歳の自分は圧倒されっぱなし…

 コンサートの内容自体は新曲中心で、みんな十年後未来編に合わせてちょっとシリアス?シックな曲調のが多かった…
(発売前のムックの新曲は、また「クフフ☆」な方向性だと思ってたので特にびっくり…ヒバリさんも…)

 トークとパフォーマンスも、とにかく面白くて楽しかった!

 ルッス役の湯澤さんがルッス姐風衣装だったり、ハル役のさんが北のデンジャラス歌うのに屋形船のコスプレしたり(いつ壊れるかハラハラしました…)、子どもランボ役竹内さんとイーピン役チャン・リーメイさんのパジャマが可愛かったり、リボーン役ニーコさんのリボーンのコスプレあったり…ファンへのサービスが満載!

 終わりのリボーン音頭の時は、3階席だったのに山本役井上さんと獄寺役市瀬さんが来ました!
(市瀬さんをすごく近くでガン見できて、離れた席で見てた柚さん含む、獄大好きっ子さんたちにうらやましがられました(笑)


 王子が歌うと黄色い歓声が上がる上がる…ルッスおかんのリボーンブルースの「リボーンvv」の合いの手…ビアンキ並に色っぽかった(笑)(でももう少し笹川兄と絡んで欲しかった!)

 そしてスクアーロ役…高橋さんの「う゛ぉ゛お゛ぃ゛ッ!!」が、めちゃくちゃ効いてて、シビれました!(しっかり山本にも絡んでたしネ!)

 さらに、XANXUS役池田さんがいないのをカバーして、3人でボスのキャラソン歌ったり…タイトルにもついてたけど、とにかくヴァリアーが大活躍!

 最後、リボーン役ニーコさんとツナ役國分さんが、手をつないで退場した辺りで、(リボツナ好きとしては)もうメロメロでした(爆)。

 クフフが生で聞けなかったり、ドクロちゃんがいなかったのは残念でしたが…でも、楽しかったvv

 以上!庄次郎のリボコンレポートでした!


 お知らせ!↓

 3月いっぱいまで、通販再開します。詳しくはトップページ「通販について」からどうぞ。





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最終更新日  2009年03月13日 16時23分11秒 コメント(1) | コメントを書く
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