「すき焼き」と一口に言っても、地域によって味付けや調理法はまったく異なります。
関西と関東のすき焼きの違いは、ざっくりいうと関西風は 「焼く」 、そして関東風は 「煮る」 です。

最初に牛肉を焼いて味付けする関西風。割り下で煮こむ関東風。
この記事では、それぞれのすき焼きの特徴とレシピのポイントをわかりやすく解説します。

関西風すき焼き：牛肉を焼いて味付けする素材重視スタイル

はじめに牛脂で肉を焼き、砂糖・醤油・酒で味付け。

肉の旨味を最大限に引き出す調理法。

野菜は後入れ、味の調整は食べる人次第

レシピポイント：肉は厚めにカット、焼きすぎ注意。ポン酢や柚子胡椒で味変も◎

関西のすき焼きは、まず牛肉をしっかり焼いてから味をつけるのが特徴。野菜はあくまで脇役で、主役は香ばしく焼かれた肉の力強い味わいです。肉本来の旨みを存分に堪能したい時には、関西スタイルがぴったり。ガツンとくる濃厚な味わいが、食欲をしっかり満たしてくれます。

関東風すき焼き：割り下で煮込む甘辛スタイル

醤油・みりん・砂糖・酒で作る「割り下」が主役

牛肉は薄切り、野菜と一緒に煮込む

春菊やちくわぶなど、関東ならではの具材

レシピポイント：割り下は煮詰めすぎず、昆布だしを加えると深みが出ます。

一方、関東のすき焼きは、割り下と呼ばれる甘辛いだしで具材を煮込むスタイル。
肉と野菜の旨みがじっくりと煮汁に染み出し、まろやかで奥深い味わいに仕上がります。割り下の味つけは、子どもから年配の方まで親しみやすく、どこかほっとするような優しさが魅力です。

なお、生卵に絡めて食べるのは全国共通ですね。

あなたの“すき焼きスタイル”はどれ？

地域ごとに異なるすき焼きのスタイルには、それぞれの土地の食文化が息づいています。

つくねやチーズ、ごぼうなど、家庭によって具材の選び方もさまざま。

そんな自由な発想で、自分だけの“オリジナルすき焼き”を作ってみるのも楽しそうですね。

次のすき焼きは、いつもとひと味違うスタイルで味わってみませんか。

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カネ吉山本は明治二十九年に近江八幡にて創業して以来、お陰様で百二十年以上の長き間ご愛顧いただき、豊かな自然の元で育まれた近江牛の伝統と品格を守り続けて参りました。「おいしかった」の声を聞かせていただけることを一番の喜びとして、今後も一層努力して参ります。

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〒523-0891 滋賀県近江八幡市鷹飼町558