昨日、宇都宮健児さんの『大丈夫、人生はやり直せる サラ金・ヤミ金・貧困との闘い』を読み終えました。
やはり、この方は草の根の人だと思いました。
サラ金担当弁護士としての活動開始。
相談窓口の開設。
悪質取り立て業者との闘い。
グレーゾーン金利撤廃運動。
そして、その結実。
本当に、体を張っています。
都知事には、このような社会的弱者の痛みがわかる人になってほしい。
一方の猪瀬さん。『言葉の力 「作家の視点」で国をつくる」』も読了。
現在は、言葉の力が足りない人間が多い。政治家しかり、各メディアしかり、広く国民全体もです。
猪瀬さんは、現状を悲観し、国民一人一人が言葉の力を身に付け、「国のプランナー」になるべきだと述べます。
そのための方策として、言語技術の習得が必要だと言い、フィンランド、ドイツの教育を紹介しています。
論旨は納得ですが、腑に落ちないのが、教育論についてです。この本の前半は教育関係なのですが、猪瀬さんが実際に日本の学校現場を見た所感が語られていないのです。恐らく、副知事在任中、一度も学校の視察に行っていないのだと思います。一度でも見ていれば、一文でも自分の感想を述べるでしょう。しかし、それがない。
フィンランド、ドイツにしても、他者から話をまとめているだけです。
猪瀬さんは、データを基に仕事を進めるタイプだと思います。もっと言うとデータしか見ない。しかし、何事もそうですが、マクロとミクロの視点が大切です。ぜひ、現場を見て欲しい。この点が宇都宮さんとの違いでしょう。
さて、投票に行ってきます。衆院選は、もう一度各党の公約を見比べてからにします。
津田大介氏作成 政策関連情報のまとめサイトhttp://tohyo.org/
10年後に今日という日は、どう評価されるでしょうか。
【送料無料】大丈夫、人生はやり直せる [ 宇都宮健児 ]