『子どもは人とのかかわりで育つ』 津田八洲男 著
~要約~
人間としてまともに育つためにはいくつもの大切なことがあるけれど、何といっても、親と子どもとのかかわり、子どもと子どもとのかかわりを欠かすことはできません。
その「場」が失われている昨今、人間としてのみずみずしい感性を回復させ、他者を思いやるあたたかい心を育てたいと思うのです。それが、生きるための土台になるからです。
そのために、以下のことを心がけたい。
1.何でも話せ、書ける教師に
教師に対して、学級について、友だちのこと、何を書いてもよいという保証をする。
2.子どもの今を出発点にする。
子どもの生活そのものが学びの対象であり、教師の働きかけで教材となる。
3.日記で心を結ぶ
子どもが書いた日記や詩を学級通信にして発行、読みあうことで子ども同士、親とのつながりをつくっていく。子どもたちのよさを積極的に伝えていく。
友達の生活ぶりがわかり、友達の嘆きやあたたかい思いを受け止めることができ、親のよろこびや悲しみに共感し、人間の命の大切さを感じ、人と人とのかかわりを少しずつ自分のものにしていくことができるのだと思います。