【楽天ブックスならいつでも送料無料】街場の教育論 [ 内田樹 ]
以下、心に残ったものを留めておく。
・教育は惰性の強い制度であり、施策が結果として現れるまでに、長い年月を要する。
・学校は、教科内容、履修内容だけを修得する場ではない。
・教育を変えるには、今の教員を通してしかできない。
・児童・生徒に葛藤を与える場が、学校。その場の教師は反権力・反体制が相応しい。
・財界からの要望による「キャリア教育」で、児童・生徒は連帯する技術を失った。
・改正教育基本法は、神道を国教化することを前提としている。
以上、特に最後の神道の国教化には注意して見ていきたい。道徳の教科化が既定路線になったとき、「教材」として、神道的なものがどこまで入ってくるのか。一部の歴史教科書には神話が史実として記載されていると聞く。宗教的原理主義の行き着く先は、9.11を言うまでもなく、皆が知ることである。
様々な場面で多様性が言われる世の中でる。そこに逆行する教育施策は許されないだろう。