川崎病とは?


原因は不明。4歳以下の子供に多く、特に1歳前後の発症が多いのが特徴。
急性の全身性血管炎。つまり、全身の血管が炎症を起こしてしまう病気です。
はじめは風邪のような症状がでますが、やがて以下のような特徴的な症状が出てきます。
 1.39~40度の高熱が5~14日ぐらい続く
 2.全身に大小さまざまな発疹が出る
 3.首のリンパ腺がはれる
 4.唇や口の中が赤くなり、舌がいちごのようにぶつぶつと赤くはれる
 5.目が充血する
 6.手のひらや足のうらが赤くなり手足がむくむ
6つのうち、5つがそろうと川崎病と診断されます。

病院では、血液検査をし、心臓の超音波検査をします。
川崎病は血管の炎症が原因で、冠動脈瘤(心臓に血液を供給している血管にこぶができる)ができることがあるからです。
川崎病を発症した10パーセントぐらいに冠動脈瘤はみられ、この瘤のせいで心臓の血管がふさがると心筋梗塞を起こし、命にかかわります。
入院中はガンマグロブリン投与などの治療をし、アスピリンなどの血液が固まらないようにする薬を退院後もしばらく飲み続けます。
冠動脈瘤がなければ、その後は何も治療の必要はなく、日常生活にも大きな制限はありませんが、定期的に心臓の検査が必要です。
(ほとんど、本をうつしました。^^;)

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