腹が立ったのは、彼が受講生達に向かって「Kaorukoは英語がうまいけど、彼女はみんなの言っていることを100%理解していると思う?」と問いかけたことだ。クラスはしーんとなった。ひとりが「I think she is doing a good job so far.」と言ったが、アメリカ人講師は「本当に彼女は皆さんの言っていることを全部理解しているでしょうか?そうではないですよね」とみんなに言ったのだ。私は怒りと驚きで固まってしまった。ようは、英語がうまそうに見えたとしても、100%理解しているわけではないので、日本人と話すときは、スラングを使わないで、ゆっくり話す必要がありますよ、というメッセージを伝えたかったのだと思うが、それは私自らが言うならまだしも、彼が言うべきことではない。しかも、私は「英語ができない日本人」の役を演じるためにここにいるのではなくて、彼と同等の立場で研修を行うために来ているのだ。もう何度も、一人で外国人(アメリカ人だけではない)相手に研修を行っている。もし受講生の言っていることがわからなかったら、確認の質問をする。それは講師として、日本語であろうが英語であろうが同じことだ。その私の講師としての能力が疑われるようなコメントを受講生の前でされて、非常に不愉快な気持ちになった。