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29日のNYMEX/WTIは、強気、弱気が交錯したが、結局、37セント安のバレル当り91.12ドルで終った。昨晩の90.99ドルよりは僅か上昇して終った。91ドル台という重みを残してしまった。
何ともひどい馬鹿高いままだ。アメリカの需給状況からはとても正当化できる水準ではないだろう。それでも、株高、対ユーロでドル安の中での低下だから、評価しなければいけないのか?
ヨーロッパの標準原油、 ICEブレントは24セント安の94.14ドルと、まだまだ異様に高い水準 だ。WTIとの逆値差はまた開いた。おかしな状況が続く。
終値後に発表となった、アメリカで民間の石油統計は、下馬評とは全く逆の原油在庫増、ガソリン在庫減、溜出油在庫増だった。これは、大変な弱気要因だと思うが、投機筋はそうとらないことだろう。
この中では、ガソリン在庫減を強気要因とするに違いない。しかし、それは辛い。ガソリン生産量が僅かだが減っているからだ。しかも、原油在庫の増加は300万バレル強と大幅だし、原油輸入減少、製油所稼働率が上がっている中での減少だ。
それに溜出油は増産しているものの在庫が増えた。これは、寒気による暖房需要増よりも、トラックなどの運休による需要減が上回ったと言うことではないか?まあ、これまでずっとそうだから言っても始まらないが・・・
それに、そう言われればその通りだが、まだ政府統計が発表になっていない。政府統計では違う数字になる可能性もあるのではないか?ということで政府統計を待たなければならない。
そして、政府統計でも同じ結果だったらどうなるのか?それはこれまでのパターンからすれば無視だ。何のことは無い。都合の良い時だけ強気要因にして弱気は無視するということだ。
それもこれも原油価格、100ドルを目指してということだから、ひどいもんだ。昨年、今年と原油が余っていたのに、原油価格は30ドル台から90ドル台へと上昇した。こんなことが罷り通って良いのだろうか?
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