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週初2日の原油価格は、結局、株高、ドル安傾向、つまり二大金融要因を主因として大幅上昇した。アメリカの良好な経済指標を反映したものだと言うが、本来のアメリカの石油需要低迷はそっちのけのおかしな展開だ。
4月2 日のWTI価格(終値)は、2.21ドル高のバレル当り105.23ドルになった。一昨日は103ドル割れだったのに、あっと言う間の戻しだ。 しかし、現下の石油需要を反映したものではない。困ったことだ。
投機のブレントは125.43ドルと一気に125ドル台まで上げた。理不尽と言って良い上昇だ。逆値差は終に20ドルを超えた。ブレントの値上がりがいかに異様なのかを示している。
アジア原油はブレントの影響を受ける。アジア向け原油も120ドルを超えている。WTIのアメリカは105ドル、より品質の劣るアジア向けが120ドルを上回っているのはいかにもおかしい。
それがアジア 経済の足を引っ張っていることは間違いが無い。こちらは経済、消費者には影響を与えないからどうでも良いのだろうが、 金価格も上げた。ほぼ原油価格が上がればその影響で上がる。投機つながりだ。
まあ、投機家のお陰で相互に影響をし合っているが。6月渡しは7.8ドル高 のオンス当り1679.7ドルになった。最高値は1685.4ドルになった。それでもジリ貧状態に変わりがない。
3日午前は、原油が僅かながら下げ、金は僅かながら上げている。誠に妙な展開だ。ヨーロッパ、アジア向け原油の異様な高さは、いずれ修正されなければならない。今のままでは経済、消費者が打撃を受けることになる。
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