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2008.11.24
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カテゴリ: 夕張
 夕張には、北炭と三菱大夕張の大手2社の他にいくつかの小さな炭鉱があった。しかし、最初に進出した北炭が夕張市の大部分を占めていた。各家庭の燃料は無論石炭であり、住宅は炭鉱住宅、病院も北炭が経営する炭鉱病院という炭鉱城下町では、生活費が格安だった。炭鉱を辞め、他の仕事に就いた元炭鉱マンは、生活費のかかることに驚き、また、炭鉱に戻るしかなかったのを何度も見た。炭鉱関係者が市民の90パーセント近くを占めた夕張市では、それが無くなることは市が無くなることに直結したのだ。
 北炭では、従業員を「職員」と「鉱員」に分けて採用していた。この下に「組夫」という契約の下請けもあった。この「職員」と「鉱員」では組合から住宅、銭湯、給料日まで違っており、厳しく差別化されていた。小学生の頃はわからなかったが、中学になると、それにやっと気づいた。私の父は職員だったので、上から目線の発見だったのだが、これほどの差別が存在した生活が他にあったのだろうかと、今思う。
 旭台は職員住宅地域であり、北炭以外では警察や教員も少し住んでいたが、引越しすることになる福住では、下の方の福住1区は主に職員、2区から6区には鉱員と住み分けされていた。





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最終更新日  2012.11.12 22:31:26
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