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2012.03.14
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カテゴリ: 夕張
 夕張の炭鉱住宅には家風呂が無かった。私の場合、高校生になり役宅(役職職員住宅)に引っ越した時に初めて家風呂というものがあった。もっとも、この家風呂も、石炭の風呂釜で沸かすので、とくに冬は信じられないくらいの時間がかかり、最初だけで後には誰も入ろうとしなかった。だいたい、昭和40年代には家風呂は少なく銭湯が主流だった。だから、当時の夕張の炭鉱住宅のほとんどすべてが家風呂無しで銭湯に入浴していた。この銭湯というのも、会社が無料で炭住ごとに用意していた。燃料はもちろん石炭なので、ちょっと過剰なぐらいの無料銭湯が存在した。だから、その日の気分によって、今日は上の風呂に行こう、だとか、ちょっと気になる女の子が入っているはずの風呂まで何かを期待して遠征したりとか、それはそれで面白かった。炭鉱で働くお父さんたちは、職場に大きな風呂があり、この銭湯にはめったに入ることはない。だから、炭住にある銭湯は女子供専用ということで、入浴時間も15時から19時までと短かった。なぜか、18時過ぎの女風呂はやたらに混んでいて、子供心にも、もっと早く入れよ、とか思ったものだった。





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最終更新日  2012.11.12 23:34:35 コメントを書く
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