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2012.09.27
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カテゴリ: マンガ
 私は昭和30年生まれだが、当時マンガはまだまだ世に出ていなかった。週刊少年漫画誌の「サンデー」と「マガジン」が創刊されたのが昭和34年であり、値段は40円だった。私がマンガを読める年齢になった5歳ぐらいの頃は、月刊誌が全盛で、「少年」、「日の丸」、「ぼくら」、「少年ブック」、「冒険王」、「漫画王」などが、何冊もの別冊付録付で隆盛を極めていた。しかし、その頃の親は、「マンガ=悪書」の考えがはびこっていて、小学館の学習雑誌しか買ってもらえず、漫画月刊誌を買ってもらえるのは、正月だけだった。たぶん、200円もしなかったと思うのだが、その頃の200円といえば、子供にはもちろん、家庭でもかなりの贅沢品だったワケだ。
 年に1冊しか月刊漫画誌が手に入らなかった私は、それが読みたいばかりに、たいして親しくもない同級生や上級生の家に遊びに行き、マンガにかぶりつくのだった。炭鉱住宅の2階のマッちゃんや、神社のキミちゃんなどは、その標的とされ、雑誌が発売になった頃に遊びに来て、遊ぼうともせずマンガを読む私に、さぞ迷惑していたことだろう。
 この子供時代の「マンガを読みたいが、読めない」という気持ちが、今の過剰なマンガコレクター趣味を育んでしまったのだと、確信を持って言える。





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最終更新日  2012.11.11 23:18:58
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