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5月26日は、37年前(1983年)に日本海中部地震があったことから、秋田県ではこの日を「県民防災の日」と定めて、県民の防災意識を高めている。当時、私は、震源地に近い能代に勤務しており、生涯で最も強い、恐ろしい揺れを経験した。この地震で83人の方が亡くなり、その内79人が津波によるものだった。その亡くなられた方の中には、ここ北秋田市から男鹿半島に見学旅行で訪れていた小学生13人が含まれていた。本当に痛ましい地震だったのだが、私は、あの地震までは、揺れの後に津波が来るということを知らなかった。また、多くの秋田県民も「日本海側には津波は来ない」という迷信を信じていた節がある。さらに、報道機関でも、現在のような津波情報を流せる体制にはなっていなかった。それにしても、37年前の地震を知る世代も、すっかり年齢をとってしまった。知らない世代に伝えるのも私たちの使命かもしれない。