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2022.08.04
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次に多かったのが、「半村良」作品の128冊だ。半村は、私が文庫本小説収集のきっかけとなった最初の作家で、そのSF作品は「伝奇ロマン」と呼ばれ、本格的SF巨匠作品とは一味違って、庶民的で身近なSFだと思う。また、SFではない作品でも、半村が落語好きだったこともあり、人情噺を思わせる粋なところがあって泣かされた。とにかく、半村の作品が発端となり、弟子の「清水義範」をはじめとした、いわゆるSF系の作品にのめりこんで、この文庫本コレクションにつながったのだった。半村の魅力は、「長編歴史SF小説」を世に出したことだと思う。その意味で「妖星伝」と「太陽の世界」は、手塚治虫の「火の鳥」に匹敵する、掛け値なしに伝説的な大傑作ではないだろうか。もうひとつ、「戦国自衛隊」が、いわゆる「タイムスリップもの」の先駆けになっていて、なかなか、これを超える作品が出てこないことも半村の凄さを証明するものだと思う。そろそろ「半村良」の再評価があってもいいのではないだろうか。





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最終更新日  2022.08.04 20:26:55 コメントを書く


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