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2023.03.30
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18歳まで炭鉱住宅に住んでいたので、「住宅」というものの認識に、いささか、世間との差があるようだ。というのも、夕張市の場合、住人の80%近くは炭鉱関係者であり、そのほとんどにが炭鉱住宅に住んでおり、市内に自宅を建てるという概念は無かったように思えるのだ。なにしろ、炭鉱住宅に場合、家賃と暖房用の石炭がほぼ無料だったので、炭鉱を離職した方々にも、そういった世間並みの常識がなく、また炭鉱に戻らざるを得ないということがあったようだ。そんな炭鉱住宅のほとんどには、風呂がなかった。風呂は、住宅地ごとに銭湯形式の共同浴場があって、石炭で沸かすので、これはもちろん無料で、番台が無い施設もあった。炭鉱で入浴を済ます父親はめったに入浴しないが、奥さんと私ら子供たちには、格好の交際の場だった。昭和30年代頃には、炭鉱住宅以外でも風呂付の社宅は少なく、銭湯が全盛だったが、大学生の時でも銭湯代金を払うのに抵抗があった。





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最終更新日  2023.03.30 18:59:48 コメントを書く


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