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まだこれから3時のお客様だというのに、4時のご予約のクライアントが到着。
『あのう、待たせてもらってもいいですか?』
二十歳ぐらいの三人連れの女の子は、白くなったヤマンバ系のメイクで独特の雰囲気をかもし出していた。下まぶたにだけ、どうしてそんなアイラインをいれるんだろ?まるっで『たれぱんだ』いや、どことなく雰囲気は『ザ・たっち』。。。(笑)
三人揃うとなんか愉快だぞ~!(^▽^) と、思いながらコーヒーを入れると、中の一人がトイレを貸してください、と席を立った。
3時のクライアントと鑑定ルームに入ると、待合でコーヒーをすすっている3人のおしゃべりが聞こえる。集中しているので内容まではわからないが、なんだか慌しい。
やれやれ、若いおジョーさんは元気だのう。(=v=)ふっ。
約30分の鑑定が終了。3時半のご予約のクライアントも来られたもよう。手早くさばかないと狭い店内がますます窮屈になる。。。
『ありがとうございました。』
支払いの終わった3時のお客様を見送ると、あのう…、と、たれぱんだちゃんが声をかけてきた。「もうちょっと待っててね、」といいかけるのを遮って彼女は言った。
『すいません、 トイレ、つまらせちゃったみたい なんですよぉ…。』
『はぁ。(?)』
…そのときは事の重大さに気がついていなかった。
3時半のお客様に、少しお待ちくださいね、とにこやかに会釈し、すぐ横のトイレのドアを開ける。
なんじゃ?半畳に満たない手洗いの足元のタイルが、べチャべチャに濡れているぞ。いったいあんたら、なにしたん?
一つしかない個室のドアを空けた瞬間、声にならない私の雄叫びが、声にできない心の雄叫びとして炸裂した!
』
そこは、一面水浸しの地獄絵図。便座のぱっくり開いた便器には、なしてそこまで使うんだ!というくらい大量のトイレットペーパーが、突っ込まれたように便器いっぱいの危ない用量の水の中に浮かんでいた…。
足元のタイルには、切れ切れになったティッシュの残骸が散らばる。 ビョォ~ っと寒風吹きすさぶ、日本海を背中に感じながらしばし呆然…( ̄◇ ̄;)
『ほんっと、スイマセン、さいあくでぇ~』
消え入りそうに小さくなって、たれぱんだちゃんが言った。
『…とりあえず、トイレは使用禁止ということで…。』
誰に向かって言うでもなく、引きつり笑いを浮かべて次のクライアントを促した。
『次の方どうぞ~。』 (^□^;)←うつろ。
何度もスイマセンと頭を下げているぱんだちゃんたちに力のない笑みを浮かべ、すかさず携帯で母にメール。
「お客さんがトイレを詰まらせたので、しゅぽしゅぽ(名前がわからん)を買ってきて!」
しゅぽしゅぽは100均にでも売っているが、メールに気がついた母が、買い物をして店に到着するまで、いったいどれくらいかかるんだろう…。
(しまった。)
私の声にできない心の雄叫びは続いていた…。
(先にトイレいっとくんだった!)
休憩に買出しに出てしまったので、トイレ休憩をとばしていた。朝家を出たっきりトイレにはいってない。
(水の一滴だってのめやしないぞ)
喰いっぱぐれたミニ親子丼のカップがこちらをチラ見している。意味ありげに腹が鳴る。
(た、頼む、かあさん早く、早くきてくれ~(>。<))