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聖闘士星矢や北斗の拳、ドラゴンボールなど、日本の人気テレビアニメの主題歌をカバーしたことが話題となったイタリアのHighlordが6枚目のアルバム『The Death of the Artists』発売に先駆けて、「The Scream」「The Death of the Artists」「Dance in a Flame」の3曲をサンプルとしてMySpace上で公開してます。今回はアニソンのカバーはないんですねぇ
Jul 10, 2009
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今年も行って来ました、FIAT500のインターナショナルミーティング!今年はベルガモに引っ越してきて初めてのガルレンダ行き。トリノからは、山越えがあったものの、距離的にはあんまり遠く感じなかったガルレンダ。ベルガモからは・・・距離的にちょっと遠い 家からちょうど300キロ。行く前の点検・・・・・・してないし夫がオイルを点検した方が良いんじゃないかと言っていたけど、結局時間がなくて、それもせず出かけてしまった。ミラノ周辺の仲間と待ち合わせして行くことになり、金曜日の夕方5時前に家を出た。ローディの友達のところへ行くに当たり、ちょうど仕事帰りの渋滞があるから、渋滞になりやすい大きい道は避けた方が良いか、それとも細い道に行って迷うのを避けた方が良いか(いまどきナビがないのも珍しいけど、ないから・・・)。夫は前回迷ってとんでもない遠回りをした経験から、大きい道へ行った方が良いと言う。じゃあ、大きい道を・・・と思ったら、案の定、大きい道は渋滞で止まってる状態。急遽、地図と睨めっこして小さい道へ行くことに。結局スムーズに、待ち合わせの時間6時ちょうどにローディの待ち合わせ場所に到着。それからローディの友達と喋ったり彼が銀行でお金をおろすのに付き合ったりして・・・時計を見ると、6時20分。「次、ミラノの地下鉄のサン・ドナートの駅の駐車場前で6時半に待ち合わせがあるからそろそろ行こうか」と彼。え? これからミラノに戻るの?? 地図上だと、目指すガルレンダは左下の方なんだけど、ミラノにまた行くんじゃ、地図上では上に戻って行く形になる。って言うか、ミラノ近辺、凄い渋滞でしょう?? 10分じゃ着かないよ。その辺はイタリア時間ということで。とにかく出発。渋滞を避けて避けて、わけの分からない道を走りながら、サン・ドナートの約束の場所に到着したのが、6時50分。またそこであった人たちとちょっと喋って・・・そこを出発したのは7時少し前。「次の待ち合わせは、7時に高速道路のA7ミラノ-ジェノヴァの最初のサービスエリアだけど・・・これじゃ間に合わないなぁ」・・・って、当たり前だろう!サン・ドナートから環状道路に乗ったら、当然の渋滞。1時間くらい渋滞にハマって、8時にようやく環状道路を終えて、A7の高速道路に。料金所(というか、これから高速だからチケット取るだけだったんだけど)にも長蛇の列。なるべく空いているところを探して並ぼうとしたら、8台くらい前の方に500発見。チケットを取って端っこに皆で集まって見たら、うちの前にいた500が実は待ち合わせしていたコモから来た人のものだと分かった。あちらも渋滞にハマって到着が遅れたらしい。そういうわけで、4台で、いざ、ガルレンダへ。・・・て言うか、家を出て3時間以上経っていたのに、まだようやくミラノの環状道路を抜け出せたばかりだなんて・・・。一体ガルレンダ到着はいつになることやら・・・しばらく行ったところで、とりあえず、時間も時間なので、腹ごしらえをすることに。皆それぞれ夜ご飯を持ってきて、サービスエリアの駐車場のベンチででも食べるかということだったんだけど、入ったサービスエリアではそのようなものがない小さいところで・・・500をテーブルにしてとりあえずご飯。皆早速、ビールだしミラノからガルレンダへ行くには、ミラノ-ジェノヴァの高速道路でジェノヴァの側を通って、今度はサヴォーナを通るヴェンティミリア(フランス国境近く)行きの高速へ乗って、アルベンガというところで高速を降りて、何キロか走るとガルレンダに到着する。ジェノヴァ近辺、サヴォーナまでは、80キロくらい、山を走るため、高速といえども、結構クネクネ、登ったり降りたりする。その初めの頃、仲間たちの一人が、「オイルランプが点いた」って報告してきた。普段からよく点くって話。・・・それはまずいんじゃ・・・・・・。とりあえず、最初のサービスエリアで止まって、30分くらいエンジンを休ませることに。そこで、もうひとりも、「オイルが噴出してる」とか言い出す・・・。う~ん、距離的に、まだ半分にも至ってないんだけど、大丈夫なんだろうか??とりあえず、再出発。もう真っ暗で、だいぶ涼しくなってきたから、オイルランプは消えて、その後もずっと点かなかった。もうひとりも、ふたがゆがんでいるらしいということで、ガソリンスタンドでオイルを買って、ガルレンダで新しいふたを買うということで、とりあえず落ち着いた。そうして、ガルレンダに到着したのは、12時ちょっと前。なんとか日付が変わらないうちに到着できたそれにしても、ベルガモから7時間もかかるとは・・・。4時間くらいで着くかと思ってたのに。つづく。
Jul 10, 2009
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先月、イタリアのClairvoyantsの再度共演するためイタリアにやってきたアンドレ・マトス。そのアンドレに、日本のファンのためのビデオメッセージを預かってきたので、良かったら観てください♪ →こちら最後に、アンドレ・マトスの直筆サイン入りポストカードのプレゼントのお知らせもあるので、合わせてご覧くださいちなみに、そのときのライヴで撮ってきたビデオもあるので良かったらどうぞClairvoyants + Andre Matos - Flight Of Icarus (Iron Maiden), Thunder Road, Codevilla (PV)そうそう、それから、今年の1月にEdguyとヨーロッパツアーをした帰りに、イタリアのバンドのイベントに出演した際に撮ってきたビデオも二つあるんですよ。そちらもよろしかったらどうぞAndre Matos + Astra - The Final Countdown (Europe cover), Il Peocio, Trofarello (TO)Astra: We Are The Champions - feat. Andre Matos
Jun 22, 2009
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すっごーく久しぶりの楽天の日記です書く前に、前回書いたのっていつだっけ? と確認しに行ったところ、昨年の11月・・・もう7ヶ月前に更新して以来じゃないの!!!えーっと、あれからいろいろありまして、私は現在ベルガモ県の小さな町に住んでます。同じ町に、うちの子供と同い年のお子さんがいる日本人妻な方がいまして、その方がとーっても良くしてくださるおかげで、楽しいベルガモ生活を送ってます夫の新しい職場はミラノ県で、今住んでいるところからはちょっと遠いんですね。今後、家を買うとしたら職場の近くがいいなと夫が言っているので、そのうちまた引越しと言うことになるんだろうなぁ・・・まあ、とりあえず、元気にやっています、ということで(ちょっと体調崩しもしたけど 来月また検査だ~)。
Jun 22, 2009
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こちらでの報告が遅れてしまったけど、1週間ほど前、アンドレ・マトスのファンサイトの方に、先月24日のアンドレ・マトスがゲスト出演したClairvoyantsのライヴリポートをアップしました。こちらからどうぞそれから、MySpaceの方にAndre Matos Street Team Japanをオープンしました。マイスペを利用している方、アド、よろしくお願いします
Nov 13, 2008
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いつも、子供の幼稚園の送り迎えに通る道の途中でよく出会うおじさんがいる。そのおじさん、たまーに話ついでに何かくれたりする。そんなおじさんが最近くれたもの、それは、これ↓去年ももらったんだよね、これ。名前は、「トゲ付きズッキーニ」とか「トゲ付きナス」とか言うんだっておじさんが言ってた。ツルの植物にできる果実? 野菜? で、ピエモンテの人は食べるんだけど、他の地方から来た人はあんまり食べないものなんだって。おじさん、カラブリアの人なんだけど、畑仕事が好きで、「いっぱい取れて困るからどんどん食べてね、またどんどんあげるから」とドッサリくれた。・・・野菜をいただけるのは嬉しいことなんだけど・・・これって調理するのが面倒くさいんだよね。何せ、ご覧の通りトゲトゲだから。分厚めのゴム手袋をして、いざ、皮むき。固いメロンを切るような感覚で・・・なんとも皮が剥きにくかったりする。しかも、トゲトゲだしさ。何とか切って、ぶつ切りにして、今回は、和風に出汁で煮てみた。まあ、悪くはなかったよ。いつもはどうして良いか分からなくて、ラタトゥーユにするの。まだあと3つ残ってるんだけど、無難にラタトゥーユにするかな。
Oct 22, 2008
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先日、アンドレ・マトスのファンサイトをようやくオープンしました。とりあえず当初の予定の数分の一しか出来ていませんが、基本的なところはなんとなく押さえてありますのでよろしかったらのぞいてみてください→Andre Matos Japanese Fan Siteアンドレ・マトスがClairvoyantsと共演するためにイタリアにやってくるまで残すところあと1週間となりました。楽しみ~~アンドレ・マトスとは何曲くらいIron Maidenの曲を演るんだろうなぁ?
Oct 17, 2008
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最近FIAT500の話をまったく書いてなかった気がする・・・。いや、実際に書いてないな・・・。新しいエンジンを積んだ500ならぬ650。調子良いです。最高速度は110キロ。夫に技を伝授した人が、「おかしいな。あのエンジンだと135は出るはずなんだけど。マフラーがまだノーマルのままでしょ? 変えてごらん」と言い、先週の土曜日にマフラーを変えたら、125キロ出るようになった。いや、でも、個人的に、安全性を考えて、そんなに出して欲しくは決してない。500はゆっくり走るように作られた車。道路標識どおりの速度で無理なく走るのにちょうど良い車だと思うんだよね。先月の初めにババーノのミーティングに行ったときの様子。新しいマフラーに変えたので、熱をさえぎるためにこんなの作ってみた。この鉄板、子供がベッドから落ちないように使っていたものが不要になったもの。こういうところでリサイクル。今度の日曜日は今年最後のヴィオットのミーティングに行ってくるよ。先週の土曜日、トリノ郊外に住むエアブラシアートをやっている人と会った。夫は前々から、ボンネットにエアブラシで絵を描きたいと言っていたんだけど(エアブラシも買った)、最近知り合った彼の腕前に惚れ込み、やっぱりプロに頼んだ方が良いかなということで、実際に彼に会って話を聞いてみた。ちなみにこれが彼の作品の一部↓我が家の500も少しづつ変わっていくんだねぇ。
Oct 7, 2008
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先週、子供の幼稚園の1日保育が始まった。今年年長なうちの子供は、去年までは半日保育で給食の前に家に帰ってきていたんだけど、今年は幼稚園最後の年ということで、午後は小学校入学のための準備の授業があり、1日保育となった。初めての給食、初めての午後、どうなるかなぁと思っていたんだけど、何の問題もなく、本人はとても嬉しそう。今はまだ慣れる段階で、午後の授業は遊びだけなんだそうだけど、今後本格的に小学校入学に備えて文字や数字の勉強が始まるんだって。去年まで2年間子供と同じクラスで、今年から小学校のロミーナに話を聞いたら、いぱい宿題が出るという小学校も、今の段階ではまだほとんど宿題が出ていないんだって。先週は点つなぎなどのちょっとした宿題が出た程度だって。小学校も少しづつ少しづつ勉強に慣らすようにするんだろうね。突然宿題がいっぱい、じゃやる気しないもんね。子供が一日保育になったということで、3時45分に子供を幼稚園に迎えに行けばいいんだけど、最初はこれで時間がたくさんできるー、と思っていたんだけど、時間がある分、出歩くことも多くなってしまって、結局なんだかいつも忙しかったりする。限られた時間で有意義に過ごすようにしないとね。
Sep 30, 2008
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子供の幼稚園が始まって、1週間が過ぎた。サボってたわけじゃないんだけど、気が付いたら20日振りのブログだったりしてこちらは現在、寒い!!!!先ほど用を済ませて家に帰ってきたんだけど、手がかじかんでいるから、紅茶を飲みながらこれ書いるの。天気予報によると、本日の最高気温は11度。寒いはずだ~。今年は寒くなるのが早いなー。いつもは10月上旬に暖房をつけ始めるものなんだけど、うちの近所じゃ昨日からもうみんなつけているって。我が家はもう少し粘りたいのでまだつけていないんだけど。除湿機で家の除湿を取って、少しでも体感温度を上げようと試みている。先週子供の幼稚園が始まって、子供は大喜び。夏休み中は同じクラスの何人かの子と遊んではいたけど、みんなで一緒に遊ぶのは本当に久しぶりだもんね。先週は半日保育で、今週からは給食が始まって一日保育になる。年長さんの子供は、午後は小学校へ上がるための準備の活動をすることになっている。去年まで2年間半日保育でお昼ご飯も家で食べていた子供。今週から給食ということで張り切っていたけど、日曜日に熱を出して、昨日は幼稚園をお休み。今日からが給食。「やった~! 今日から幼稚園でお昼ご飯だ~!」ってとっても喜んでいた。何でも残さず食べる子だから給食に対する親の心配は、皆無。今日は子供を幼稚園に送り届けた後、銀行に行ったり郵便局に行ったり薬局に行ったりスーパーに行ったり・・・いろいろ回ったよ。薬局に子供のセキとタンの薬を買いに行ったら、5歳の子供用にってはっきり何度も言ったのに、しかも薬局の人も「5歳の子供用の喉の薬」と自分で言っていたのに、家に帰ってきて薬の取扱説明書を読んでいたら、「医師の支持なしで12歳以下の子供には与えないでください」って書いてあったの。だから、再度薬局に赴いて、違う人にその旨伝えたら、「ええ、書いてあるのよね。錠剤は12歳以下の子供には与えるなって」だって。さっきの人が出てきて、「あら、さっきの気に入らなかった?」って言ったから、同じように「12歳以下の子供には与えるなって書いてある」って答えたら、「あら、そうだったの?」だって。信用ならない・・・。結局違う薬をもらってきた。そんなこんなしていて帰ってきたら、もう11時過ぎだった。子供が半日保育のころは11時半には家を出なきゃいけなかったけど、1日保育だからそういうことはまったく心配しなくても大丈夫。いや~、時間がいっぱいあって楽だ~。今後は、遅れいていたバカンスのことも、どんどん書いていくね~[追記]書き忘れていた。今朝郵便局に荷物を2つ送りに行ったの。ebayで売れた500のパーツを。そしたら、おばちゃん、私が送る荷物に伝票を貼り付けてから、その伝票から送り主控えを取って私にくれたんだけど・・・パッとそれに目をやったとき、「私、こんな酷い字書いたっけ?」と思えるほど酷い字が目に入った。よく見てみると、差出人の名前が「テレーザ」になってる。私はテレーザじゃありませんって・・・。って言うか、テレーザさんが差出人の伝票、今、私の荷物に貼り付けてたけど、それはマズイでしょ。おばちゃんに注意したんだけど、控えってのは、もらったらちゃんとその都度チェックした方が良いんだな、って思ったよ。皆さんも注意してくださいね。違う人に送られたりしたらたまらないもんね。
Sep 23, 2008
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皆さん、お久しぶりです~。久々のブログです~。ちゃんと生きてました~バカンスが終わって夫の仕事も再開して2週間が過ぎたけど、子供の幼稚園は15日から再開なため、夏休みはまだ終わってないわけで、毎日子供と出かける今日この頃。ここのところは、近所に住む幼稚園で同じクラスだったひとつ上の女の子と、平日は毎日遊んでるの。1ヶ月も前の話になってしまったけど、今日はバカンスの話。金欠なので、『一番近くてまともな海』のキャンプ場でバカンスということになった。ピエモンテから一番近い海はリグーリアの海なんだけど、私たちはリグーリアの海が好きじゃない。ビーチが狭いから当然人で溢れ返っていて、しかも場所によっては砂浜じゃなくて小石浜で、さらに、水の中に入るとすぐに深くなる。結果、子供は水の中に入るのが嫌で、石遊びに勤しむ。石遊びなら家でもできるのに~石遊びといえば、子供、ウィーンのシェーンブルン宮殿に行った時も、石遊びして大喜びだったな・・・・・・。子供の視点なんてそんなものだよねピエモンテから一番近いまともな海と言うと、トスカーナの海だと私たちは思うの。『まともな海』の基準は、浅めで水がきれいで、人で溢れ返っていないところ。夫も私も、どこまでも浅く美しく人が少ないサルデーニャの海を体験しているから、滅多な海には行けなくなってしまった↓。トスカーナの海でも、リヴォルノまでは人で溢れ返っている。今回は、トスカーナ州リヴォルノ県のマリーナ・ディ・カスタニェート・カルドゥッチというところへ行くことにした。私たちが行ったキャンプ場は、町外れのキャンプ場。キャンプ場のプライベートビーチの右側は他のキャンプ場のプライベートビーチで、周辺は人が多かったんだけど、左側はずーっと公共のビーチとなっていて、隣の町までビーチに来る道がないため、人が少なかった。ピークの時間でも10~20mおきに人がいるという感じ。水も浅くてきれいで、正しく一番近くてまともな海子供も水に入って楽しく遊んでいた。でも、子供が一番喜んでいたのが、やっぱり砂遊び。キャンプ場の隣のテントのテントに同じピエモンテ州から来た同い年の男の子がいて、すっかり仲良くなった二人はずーっと遊んでいた。マリーナ・ディ・カスタニェート・カルドゥッチへ行って思ったことがいくつかあった。基本的に外国人が少なかった。8月にイタリアの海に行くと、どこへ行っても外国人が多いもの。以前、ヴェネトの海に行ったときは、周り、ドイツ人とオーストリア人に囲まれてたため、ドイツ語ばかりが聞こえていた。地元の人のイタリア語の訛りが、ドイツ語に聞こえたほどドイツ語漬けになっていた。マリーナ・ディ・カスタニェート・カルドゥッチへ行くときは、周辺にたくさんの外国ナンバーの車を見かけた。でも、マリーナ・ディ・カスタニェート・カルドゥッチには外国ナンバーの車も外国の言葉で喋っている人もあまりいなかった。キャンプ場にいた人の多くは、トスカーナの人。海のキャンプ場のバンガローや海の家などを1ヶ月なり2週間なり、丸々借りて、ゆっくり過ごすのがイタリアのバカンスの過ごし方。道を挟んで向かいにいたトスカーナの初老の夫婦、おばさん、朝早くに起きて朝ごはんの支度から始まって、掃除・洗濯・アイロンがけ・・・と家にいるのと同じような仕事を毎日していた。そのおばさんはビーチへも行かず、早めにお昼ご飯の支度を始めて、夜ご飯はたいていオーブンを使っていたから、時間のかかる料理が多かった様子。ビーチにも行かず、毎日主婦の仕事をして、昼寝をして・・・なんだかあんまりリラックスできるようには思えなかったけど・・・。あれじゃ家にいるのと変わらないじゃん。トスカーナの人が多かったので、トスカーナ特有の単語の最初のCがH音になる喋り方や、ピエモンテじゃ絶対に聞けないCodesto(これ)という単語などが聞けた。やっぱりここは違う土地なんだなと実感。マリーナ・ディ・カスタニェート・カルドゥッチの海でリラックスしつつ、シエナ、ピサなどを観光したよ。その話はまた今度・・・。
Sep 3, 2008
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バカンスも終わり、今週からいつもの生活です。いつもの・・・と言うにはまだちょっと早いかな? 9月から子供の幼稚園が再開したらほんとに『いつもの』になるからね。バカンス中に不規則な生活をしていたせいか、今週に入ってから、毎日朝起きるのがつらいし、なんだか寝不足みたいで、ずっと気分が悪い。・・・と言って一日中ダラダラしていると、なんだか余計に気分が悪くなる気がして、昨日は、午前中ショッピングに出かけたんだけど・・・(もう暑くはないけど)太陽を浴びたせいか、具合が悪くなって倒れそうになった。今日はまた家で休養休養、と。今日はPCに向かっているだけでも、なんだか具合悪いんだよね落ち着いてきたら、またブログをアップしますね
Aug 21, 2008
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14時40分ちょうど、Inis Monaのテーマが流れ、メンバーたちがステージ上に登場した。ここですぐにバグパイプ・笛奏者がいないことが分かった。Noooooooooooooooooooooooooooo!!!!! 「Inis Mona」の最初のバグパイプのパート(以下も)、SEで流れてるだけだぁぁぁ!!!!メンバーがひとり足りないにも関わらず、Eluveitieはそれをものともせず、ライヴを進める。1曲目の「Inis Mona」は、2ndアルバム『Slania』からの最初のシングル。印象的なアイリッシュトラッドのメロディを用いたもの。同じ舟歌でもTyrが用いるフェロー諸島の土臭い舟歌とは一味違う。Eluveitieが使ってるのはケルト音楽だからね。Eluveitieの音楽には民俗音楽要素が限りなく自然に溶け込んでいる。と言うのも、演奏するメンバーが、特に曲を書くメンバーが民俗音楽のミュージシャンでもあるため、現存する民俗音楽をアレンジしたり、自分たちで民俗音楽を書くことが自在にできるから。Eluveitieの魅力は、主旋律がしっかりと印象に残る民俗音楽のメロディであること、それらが伝統楽器によって演奏されていること、それから、ベースになっているメタルの部分がそういった旋律にとても合うメロディックデスメタルであること。メタルでは主要楽器となっているギターが彼らの音楽ではほとんど伝統楽器を支える側に回っていて、メタルとしてだけ見ると物足りない部分もあるのだけど、この辺はフォークメタルバンドにありがちなことだし、だからこそフォークメタルなんだろうしね。フロントマンであるクリゲルはもちろんのこと、2人の女性陣も積極的にオーディエンスをあおっていた。新しいベーシストのケイはほぼ不動。過去のビデオでは旧ベーシストのラフィが積極的にライヴを盛り上げていただけに、そういう姿を見るとやはりラフィを見られなかったことが残念に思える。肝心の演奏の方はどうだろう、とベースに耳を傾ける。野外のフェスティバルということで音が悪くて聞こえにくかったけど、まあ、演奏の方に文句はまったくない。Eluveitieは若いバンドのはずなのに、ステージを見る限りでは、貫禄のあるライヴ。演奏自体しっかりしているし、場慣れしている感じを受けた。数々のフェスティバルなどで多くの経験を積んで来た賜物か。「Inis Mona」のコーラスの部分は、大合唱とまでは行かなくても、ある程度のオーディエンスの声が聞こえた。オーディエンスの方も徐々に盛り上がってきて、2曲目の「Grey Sublime Archon」からモッシュが始まる。この曲は、アイリッシュミュージシャンが作曲したリール(拍子的にポルカに似ているけど、テンポがもっと速い)のメロディを元に作られたもの。ハーディ・ガーディが印象的なメランコリックな曲。続いて「Bloodstained Ground」。炸裂的に始まるこの曲は、フォークメタルと言うより、速くてメロディックなメロデスの王道の曲だと思う。途中からギターが来そうなところで笛が来るあたりが、Eluveitie。その笛が全部生だったらなぁ、と惜しく思った。ちなみにライヴではテンポがさらに速かった。次の「The Somber Lay」もアイリッシュリールのメロディを元に作られたグルーヴ感のある曲で、前の「Bloodstained Ground」と同じくメロデス色の濃い曲。このあたりの曲を聴くと、前作『Spirit』で見られた限りなく全体に見られた民俗音楽の要素が『Slania』では少し控えめになって、逆にメロデスの部分が少し押し出されてきた感じを受ける。どちらの作品も基本的に同じ路線だけど、そういう理由から、私は前作『Spirit』の方が好き。でも、「Grey Sublime Archon」「Bloodstained Ground」「The Somber Lay」の3曲も『Slania』の中では好き。キャッチーなメロディが印象的な「Inis Mona」も良いけど、この辺の曲はフォークメロデスバンドEluveitieならではの曲だと思うんだよね。「The Bomber Lay」は笛3本立てで始まるんだけど、バグパイプ・笛奏者がいなかったため、ヴォーカルのクリゲルとハーディ・ガーディ奏者のアンナのみで笛を演奏していた。続く「Your Gaulish War」は前作『Spirit』からの曲で、私がEluveitieに興味を持つことになったきっかけの曲。メロディがとても印象的。笛のパートをオーディエンスが歌っていた。「時間がないからこれが最後の曲」というMCに、オーディエンスは「Noooooooo!!!」と返事。ライヴの最後の曲は「Tegernak?」。伝統的なジグのメロディを用いて作られたこの曲は、思わず踊りたくなるような軽快なリズムで始まる。オーディエンスの一部が肩を組み、輪になって踊ると言うか、跳ね出す。ステージ上でもヴァイオリンのメリやクリゲルがステップを踏んで、オーディエンスに「踊れ!」と言っていた。30分ほどのステージが終わって、オーディエンスは満足した表情。一般的なバンドのオフィシャルグッズのTシャツやCDは15ユーロで売られているものなんだけど、今回、EluveitieのTシャツやCDは20ユーロで売られていた。高いにも関わらず、ライヴの後、EluveitieのTシャツを着た人、CDを手にしている人を結構目にした。と言うことは、イタリアのオーディエンスに受けたってことだよね。ライヴが終わってしばらくしてから、メンバーたちが観客エリアに入ってきて他のバンドを観たり、ビールを買いに行っていたりしたんだけど、その間、ほぼ絶えずファンにサインを頼まれたり写真を頼まれたりしていた。と言うことは、イタリアのオーディエンスに受けたってことだよね!?!?メンバーによると、笛・バグパイプ奏者がいなかったからMAXな状態ではライヴができなかったけど、それでも少しは宣伝になったから良い経験だったという。また早く、今度はぜひとも完全な形でライヴを観てみたいものだな、と心から思った。Eluveitieは私に、Amon Amarthを思い起こさせる。と言うのも、私がAmon Amarthを知ったのは1999年。当時はほとんど周りにAmon Amarthを知る人がいなかった。このバンドは良い良いと人に勧めつつも、2003年に観にいったライヴのときは、オーディエンス50人ほどの寂しいライヴだった(でも、バンドのクオリティが高かったため、少ないながらもオーディエンスは盛り上がっていた)。それが今では、すっかり成功したバンドとなっている。Eluveitieも、私の周りに知る人はほとんどいなかった。でも、徐々に成功への道を確実に歩いているなという気がする。Amon Amarthくらいビッグなバンドになってもらいたい。そのくらいの価値があるバンドだと思う。セットリスト:Inis MonaGrey Sublime ArchonBloodstained GroundThe Somber LayYour Gaulish WarTegernak?フェスティバルで撮ってきた「Bloodstained Ground」のビデオ魔笛の国のスラニア/Eluveitie曲目タイトル: 1. サモン~冬~ 2. 生命(いのち)の息吹 3. イニス・モナ~伝説の島~ 4. 偉大なる支配者 5. アナガンティオス~春~ 6. 血染めの大地 7. 翳りゆく季節 8. スラニアの詩 9. ジャイアモニオス~夏~ 10. タルヴォス~黄金の牛~ 11. 歓喜のヘルヴェティカ 12. エレンビヴォス~秋~ 13. サモン~冬~(アコースティック・ヴァージョン|ボーナス・トラック)
Aug 1, 2008
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《あまりにも長いため、前・後編に分けました》私がEluveitieを知ったのは2年前。MySpace上をウロウロしていたらたまたま見つけて、アルバム『Spirit』を聴いたらものすごくハマった。基本的に北欧のメロディックデスメタルなんだけど、フォーク要素が深く上手く絡み合っていて、ものすごくハマった。私の住むイタリアのお隣の国スイスのバンドということで、そのうちイタリアにも来てくれるだろうからそのときは絶対に観に行こう・・・と思った。が、バンドはヨーロッパ中、北米まで小まめに回ったというのに、イタリアには来ない。Pagan Metalフェスティバルで他の非常に興味深いフォークメタルバンドたちとイタリアに来る予定があったものの、会場が見つからず、没に。イタリア・・・。イタリアではフォークメタルのバンドはあまり受け入れられていない様子。KorpiklaaniやMoonsorrowなど、その手のバンドの中でもビッグバンドはイタリアにも小まめにライヴをしに来てくれるし、フォークメタルが大好きでフォークメタルのポータルサイトを立ち上げた人たちもいるんだけど、一般のメタルファンにはまだまだ馴染みの薄いジャンル。現に、私は今までにEluveitieを知ってると言ったイタリア人をほとんど知らない。今年の2月にメタルジャーナリストばかり6人ほど(プロ・アマ両方)と話をする機会があったんだけど、そのとき、誰もEluveitieのことを知らなかった。中にはイタリアの主要メタル雑誌のうち2誌の編集者と編集長もいたんだけど・・・。なので、しっかり布教活動しておいた(笑)。Eluveitieはイタリアには来たことがない、と書いたんだけど、正確には来たことがあるんだよね、過去に。去年の6月、ちょうど私が日本に一時帰国していたときのこと。ボルツァーノ県の、オーストリア国境まで2km、スイス国境まで8kmという偏狭の地のミニフェスティバルに来たことがあるんだ。たださ、あまりにも国境に近いため、フェスティバルのサイト、全部ドイツ語で書かれてるんだよね。町の名前もドイツ語名だし。イタリアであってイタリアでない土地・・・。Pagan Festのイタリア飛ばしがあって、凹んでいた頃、7月末のRockin’ FieldフェスティバルにEluveitieの参加が決まって、これはもう行くしかないでしょ!!!!! と思った。ただし、他の参加バンドが、The Clairvoyants、White Skull、Biomechanical、Threshold、Vision Divine、Epica、Helloween、Avantasia。EluveitieはWhite Skullの後の3番目。ヘッドライナーがAvantasia。ぱっと見、Eluveitie、浮いてないか????まあいいや、来てくれれば何でも良い!!そんな折、6月にバグパイプ奏者セヴァン・キルダーとベーシストのラフィ・キルダー兄弟が個人的な理由から脱退を表明。二人は、新しいメンバーが見つかるまでの間、8月中旬の英国で行われるBloodstockフェスティバルまではバンドとともにプレイすることになった。私が観に行く予定だったRockin’ Fieldの直前、バンドは新しいメンバーの加入を発表。Rockin’ Field後に知ったことなんだけど、ベーシストは早速25日のオランダでのフェスティバルから、バグパイプ奏者は8月のSummerbreezeかその後のbloodstockからプレイすることになっていたらしい。そういうわけで、Rockin’ Field当日は、バグパイプ奏者の姿が見当たらず・・・・・・かなり悲しかった。ネットでライヴの動画を見る限りでは、セヴァンはライヴでオリジナルのアレンジを施しながら演奏していたし、かなり積極的にライヴを盛り上げていたから。フェスティバルにEluveitie目当てで来ていた人は極めて少なかった。EluveitieのTシャツを着ていたのはただ一人。黒いスカートに角をぶら下げた、いかにも、な人(男)のみ。それから、イタリアのフォークメタルポータルサイトであるMetal FolkのTシャツを着てMetal Folkの旗を掲げた団体も、いかにもEluveitie目当て。フェスティバルの出演バンドが出演バンドなだけに、Helloweenとかブラガ、EdguyのTシャツ着てた人がほとんどだったなぁ。私は、Eluveitieの前のバンドWhite Skullが終わる直前に前の方に進み、White Skullを観終わった途端人々が引いていく波に逆らって前へ更に進む。おかげでMetal Folkの団体と、ずっと後にあるEpicaを前の方で観るためにずっと早い時間から陣取っているEpicaイタリアンファンクラブの後ろ、だいたい5列目くらいにつくことができた。バンドメンバーが自らサウンドチェックに出てくる。まだまだビッグバンドには程遠いバンドだからね。早速Eluveitieコールがかかったのは、Metal Folkの人たちのおかげかな。なんか皆、「誰あれ? どんな音楽やるの?」って感じで見ていた。夫の隣にいた男の子たちがまさしくそんな会話をしていて・・・夫が「北欧のメロデスをベースにしたフォークメタルバンドで・・・」とすかさず説明していた。スタッフがヴォーカルのクリゲルの位置の前にバグパイプを置く。おお、生バグパイプ! と思って見ていたら、クリゲルがスタッフにそれを持っていくように支持して、スタッフ、バグパイプを持ってステージ裏へ行ってしまった・・・・・・なぜ!?!?
Aug 1, 2008
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すっかり日記の更新が遅れてしまっている今日この頃。毎日子供を連れて出ているから、なかなかゆっくり更新できないでいます~。ガルレンダデのリポートも続きを書きたいし、500のエンジンのその後も書きたいし、いろいろ書きたいことはあるんだけど・・・毎日あちこち出歩いているから、なかなか。返事も遅れてしまっていてすみません。明日明後日あたりにスキを見てお返事・更新したいと思います!さて、昨日はRockin' Fieldフェスティバルに行ってきた。念願かなってEluveitie観たし、Avantasiaも観たし、フランスから観にやって来た友達にもようやく初めて直に会えたし、ロンドンからいらした日本の方とお知り合いになれちゃったし、満足満足♪ヘッドライナーのAvantasiaは夜だったため、光の関係でまともな写真を撮ることができなかった・・・。上の写真は上手く撮れた数枚中の一枚。これで上手く撮れた方なんだよ・・・。Eluveitieの写真はまあまあ良い感じ♪普段は本屋の店員をしているリーダーがライヴの準備をしている写真。こんな本屋の店員・・・いそうだよな。実は彼は髪の毛を短くしたら、我が家の会計士に似ているんだよね。禿げ上がった感じといい、ひげの感じといい・・・似ている
Jul 27, 2008
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ガルレンダに到着。駐車して、部品市場へ箱の中を漁る・漁る・漁る。店のおじちゃんに、「ここにもうひとつ箱があるから、見た分はここに開けると良いよ」と言われて、見たものは開いた箱の中へ移し、移し、箱の中を見尽くす。いったい何が入っているんだろう? 丸いステンマ??? どこに使うの???夫は3つ丸いものを購入。12ユーロなり。まるで宝物を見つけた子供のような表情で私に近づいてきて、ゲットしたものを見せてくれた。あ!!!!!!!!!!!嘘でしょ!?!?!?かなり驚いた。アルバレッリのホイール用のステンマじゃないか!! しかも3つも!!!!このうちの新しいホイール、今はなきアルバレッリというホイールを作っていたトリノ郊外の小さな会社のものなんだけど、アルバレッリのホイールって、かなり珍しいんだって。そのアルバレッリのホイールのステンマがまたプラスチックで作られていたものだから、かなりレアなものらしいんだ。500のフォーラムでもアルバレッリのホイールを使ってる人がいるんだけど、彼は探しても探してもこのステンマがひとつしか見つからなかったって。で、夫と彼はそのひとつのステンマから型を取って自分たちでレプリカを作ろうかと策を練っていたのホイールといえば、余談なんだけど、ホイールの防犯防止も買ったの。ホイールの六角ボルトのうちひとつをこれに変えると盗まれません、ってやつなの。ボルトの頭の部分の形が妙で、専用のレンチでないと取り外すことができませんよ、というもの。ほかにもちょこちょこっとパーツを買っていたら、毎年恒例の500で行けば水上公園に無料で行けますツアーが出発する時間近くに。車に戻って、水上公園に行く支度をしていると、サッカーのチーム「CATANIA」と書かれた旗を持って走っている500がいた。うちの夫、とっさにその500に向かって叫んだ。500のフォーラムによく顔を出すカターニアの人で、今年は友達と船に乗ってガルレンダへ行くよ、って行ってた人がいる。彼はカターニアのサポーターの中ではちょっとした有名人らしく(かなり強烈なサポーターらしい)、わざわざこんな場所でカターニアの旗を掲げているなんて、彼ぐらいしかいないと夫はすぐに気づいた。案の定、本人だった彼は木曜日にガルレンダに到着する予定だと前々から言っていたため、夫が木曜日の夜10時ごろに彼の携帯に「もう着いた?」とメッセージをしたところ、11時半過ぎに折り返し電話があって、すっごいシチリア訛りで「今ご飯を食べているところなんだけど・・・」って彼は言った。シチリアでは夜の11時半に他人に電話していいものなの? ピエモンテじゃ、家族や友達じゃない限り9時過ぎると結構失礼なものなんだけど・・・。それに、11時半にご飯ってどうよ? ピエモンテの人間は夜7時にはご飯だからねぇ。南部の方じゃ9時10時にご飯が当たり前って話だけど、我が家では7時半にはご飯ですから。カターニアの彼と少し話した後、水上公園へ向かう。写真中央で旗を500の上に広げているの、これ、カタロニア出身の友達。祖国カタロニアの旗をちゃんと持ってきていた。みんな、旗なんだ・・・。うちもこんな旗掲げてましたからつづく。
Jul 16, 2008
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今年も行ってきました、ガルレンダのインターナショナルミーティング。今年は行く前がちょっと波乱だった。と言うのも、義兄の500の調子が悪くてガルレンダの2週間前に遠出のオフ会へ出かけたとき、義兄は途中で引き返した。行く直前にとっても安いオイルを入れたらオイルランプがついたため。オイルを替えたけどやっぱりランプがつく。そんな調子で次の週の日曜日のヴィッラフランカ・ピエモンテのミーティングには行ったんだけど・・・家から20キロくらいの近所のミーティングに行くのなら問題ないけど、遠方のガルレンダまで行くのはわけが違う。そういうわけで、ガルレンダ出発直前まで義兄と夫とで義兄の500をいじることにして・・・私は義兄の子供のベビーシッターを頼まれた関係上、毎日夜8時ごろまでベビーシッターでぜんぜん準備ができなかった。結局出発前日の夜8時にまだほとんど何もしていない状態で、結局寝たのは1時。起きたのは5時過ぎ。眠すぎる状態で出かけていった。義兄の500は結局、エンジン全部解体して1からやり直さないと駄目だということで、義兄はガルレンダへは行かないことにした。最初はトリノから行く仲間たちと一緒に高速に乗って行こうと思っていたんだけど、うちは住んでいる場所から考えると、途中から高速に乗った方が近い。どうしようか悩んでいたら、出発前日になって、一緒に行こうと言い出したフランスよりに住んでいる女の子がいて、彼女と一緒に下を走っていくことになったんだけど・・・肝心の待ち合わせの連絡をしようと思ったら連絡がまったくつかない。一応7時にカヴールで待ち合わせということをメッセージで送り、家を出る前から彼女に電話してたんだけど、ぜんっぜん電話に出ない・・・。7時過ぎにカヴールに着いたけど・・・姿を現さない・・・。7時20分に電話してみたけどぜんぜんつながらなくて、結局そのまま「先行くから」とメッセージを送って私たちは先を急いだ。8時ごろ彼女から電話があって、「昨日の夜からぜんぜん連絡ないんだけどー」と言われた。そんなはずないだろう! あんなに連絡したのに!! と言うと、「いや、ぜんぜん連絡もらってないから」。どうやら携帯の番号を間違えていたらしい。私は知らない誰かに夜の12時まで電話をし、朝の6時過ぎから電話をし、しかもメッセージ2通送ったわけだ・・・知らない誰かさん、ご迷惑をおかけしました・・・。彼女は結局ほかの友達と行くことになり、彼女のことは解決。私たちは1台きりでガルレンダへ。途中、峠越えの前にトリノから列を成してやって来ている友達から連絡があって、彼らは私たちのすぐ後ろにいるということが発覚。15分くらいパニーニを食べたりして待ってみたけど、一向に来る気配なし・・・。すぐ後ろにいるんじゃなかったのか??うちの500は上り坂がキツイ。なので、先に出発して上り坂をノロノロ登っていたら、後ろから友達たち6台が追いついてきた。上り切ったサン・ベルナルディーノの峠で、小休憩ついでに仲間たちに挨拶をする。2台多いのは、この峠を越えてガルレンダに行く人のほとんどがここで小休憩を取るため。何気に隣に駐車していた。写真には写ってないけど、あともう3台いた。行きは良い良い帰りは怖い~ なサン・ベルナルディーノ。行きの上りは短いんだけど、帰りの上りはその5倍くらいある。下りながら、「問題は帰りだな・・・」とつぶやく夫。私たちの受付は、前の日に一足先にガルレンダへと向かったpalittoさん夫妻が済ませてくれて、寝床な海のキャンプ場の方にいるとのことだったので、途中で私たちはキャンプ場へ向かい、後ろから続いてきていた仲間たちはガルレンダへと向かう。キャンプ場でテントを組み立て、すぐにガルレンダへと向かう。つづく。
Jul 11, 2008
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ガルレンダのレポート&写真をアップしたいしたいと思うんだけど・・・先週から、ベビーシッター化しているため、なかなか書く時間がないの~午前中は子供と出かけて、午後はベビーシッター。そういうわけで、お昼前のちょっとの時間しかまともにPCに向かう時間がないいつも甥たちのベビーシッターをしている義母が日曜日には帰ってくるはずなので、来週になったらアップします、ガルレンダの写真。それまで待っててくださいね~今日の日記のタイトルなんだけど、タイトルにつられて変なコメントが多くなりそうな予感最近子供が『あまつき』のOP歌を口ずさむんだよね。で、あまつき OP Casting Dice カンノユウキというタイトルのYouTube動画で曲を子供に聞かせてたの。そしたら、「Related Videos」のところに「耳レイプボイス集」というのを発見なんじゃこりゃ? と思って、飛んでみると・・・ほんとだ、耳レイプだ寒~い、寒~い乙女ゲーって、こういうものなんだぁ~。やってる方、こういうの普通に聞けるんですか???で、どうして『あまつき』と『耳レイプボイス集』が関連ビデオなわけ?検索用関連ワードに「遊佐浩二」とあったのが原因らしい。ゆささん・・・『耳レイプボイス集』の関連ビデオのリストからさらにいろいろ飛んでみたけど・・・笑えすぎる。私に乙女ゲーは無理だね。声優の皆様、お疲れ様です
Jul 10, 2008
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7月4・5・6日にリグーリアのガルレンダにて行われたFIAT500インターナショナルミーティング。我が家は今年、5日の土曜日の朝早くに家を出て、6日の夜家に帰ってきた。去年は帰り道、ちょっと心配だったけど、今年は行きも帰りもすこぶる順調。去年ほどたくさんの500は集まらなかったけど、いろいろなところから来たいろいろな人に会うことができてとても楽しかった落ち着いたらまた写真アップします。とりあえず、行きと帰りに通ったサン・ベルナルディーノ峠で取った写真だけ載せときます。1枚目が行き。2枚目が帰り。とても同じ場所には見えないでしょ?見た目は2枚目の方がはるかに寒そうだけど、実際の気温は同じくらいで、寒くて寒くて行きも帰りも震えてた行きは私たち、1台で出かけたんだけど、途中で仲間に遭遇して何気に増えた帰りも4台で発ったんだけど、途中で仲間に遭遇してこのように記念撮影・・・。だけど、霧が濃くて顔が全然見えない・・・こうやって仲間に遭遇するのは、楽しいよね
Jul 7, 2008
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先週の金曜日にうちの子供の幼稚園が終わって、現在夏休み中。分かってはいたことだけど、外に連れ出さないと飽きちゃうので、毎日外に出かけている。出かけると必ず、「アイス欲しい」なんだよね。暑いものだから、私もアイスが欲しい。そういうわけで、毎日アイスの日々。帰ってきて、シャワーを浴びてお昼ご飯を食べて、親子で疲れて昼寝なんかしてたりして・・・。今週来週は、パートに出ている義姉が働いている間彼らの2人の子供を預かっている義母がバカンスでいないため、私が代わりに預かる。5歳のうちの子はあんまり見ないでもいいから楽だけど、3歳児と1歳児の甥とうちの子供と3人の面倒を見るのって結構大変なんだよね。それ以上に、万が一のことを考えると責任感が重たい・・・。ベビーシッターって大変だよね。子供と同い年の子供を預かるときはとっても楽なんだけど。2人でほぼ平和に遊んでいるし、危ないこともほとんどしないし。小さい子を預かると大変だよね。この間の日曜日は一日中500のミーティングに出かけた後、帰り道でもうひとりの義兄から電話があり、出かけるから子供を預かってくれないかと言われた。私たちも疲れていたし、子供もかなり疲れていて500の中で半目を開けて寝ていたような状態。それでも、義兄の頼みなので預かることに。10時半くらいに迎えにいくから、ということだったけど、まあ、迎えに来るのは11時くらいかな、と予測。結局は迎えに来たのは12時過ぎ。10時半を過ぎたころからうちの子は眠くてたまらなくてまるで新生児のようなグズり様。甥も眠くて少しのことですぐに泣き出す。二人で寝ればいいのに、うちの子供は「パトリック(従弟の名前)が帰るまで起きてる」と言い、甥は「パパが来るまで起きてる」と言って粘る。2人の子供がグズる中、夫はあまりにも疲れていたため、グッスリ寝てた。うちの子供は従弟が遊びにくるということで、とっても嬉しそう。ベビーシッターはちょっと大変だけど、子供が喜んでくれれば良いよね。
Jul 2, 2008
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うちの子供が通う幼稚園は、今日で最後。明日から夏休みとなる。同じ町の私立の幼稚園は先週いっぱいでおしまいだったし、イタリアでは州によって学校の始まる日や終わる日に違いが出てくるものなんだけど・・・他の州の幼稚園はいつから夏休みなのかな?先週末から子供は、「あと5回間幼稚園だね」と言っていて(5日って数えられないから)、今週はずっと、毎日行くたびに、ひとりで「今日行ったから、あと4(日)・・・」と数えていた。今朝は「ママ、幼稚園、あと一個行って終わりだよ。明日から僕、夏休みなの」って言ってた。一個じゃないってば・・・ 一日って言うの~日本語の物の数え方って、難しいよね。こういうのっていつごろちゃんと覚えてくれるのかなぁ?そうして幼稚園に出かけていくと、先生に、「水着か予備のパンツ持って来た?」と訊ねられた。一緒に教室に入っていったひとつ上の女の子は元気に、「持ってきたよ!」と答えていたけど、うちの子と私は顔を見合わせた。・・・持ってきてない。今日は良い天気だから、最後の日だし、みんなでプールで遊ぶことになったんだって。「予備のパンツがあればいいですよー」と先生に言われて、子供のロッカーに予備の洋服をチェックしに行くと・・・ない! パンツがない! こういうときに限ってないものなんだ!昨日そういう知らせが貼り出されてもいなかったし、子供に何も聞かなかったから知らなかった・・・。先生によると、昨日、一日中子供たちに、「明日はみんなでプールで遊ぶから水着を持ってきましょうね」と言っていたそうで、あれだけ繰り返せばお知らせの貼り紙を出さなくても大丈夫だろうと思ったんだそうな。・・・うちの子供、昨日そんなことは一言も言ってない。昨日は友達とあんなことやこんなことをして遊んだよー、とだけしか言ってない。仕方がないので、子供に、プールで遊ぶときはズボンを脱いでパンツ一丁になって遊びなさい、で、終わったら濡れたパンツを脱いでズボンをはいてなさい、ママがお昼に迎えに来るときパンツを持ってくるから、と言い聞かせた。先生にもそうするようお願いして、その場を後にしたんだけど・・・・・・今頃どうしているかな??幼稚園は今日で最後なんだけど、活動内容は、まったくいつもと同じ。日本みたいに最後に卒園式があったりはしない。卒園証書は月初めに行った園祭の際にすでに授与されている。今日はプレスクールもアフタースクールも普通にある(日本の学童)。給食も普通にあって・・・全然最後の日という感じがしない。何かちょっと味気ないかなぁ。最近子供ともどもお気に入りの暴暴茶。暴飲暴食時に飲むお茶らしいんだけど、私はこれを普通に飲んでいたりする・・・と、飲んだ後お腹が空く烏龍茶・プーアル茶をベースにブレンドされた後味スッキリなお茶で、夏にぴったりかなと思う。
Jun 27, 2008
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私は日本で漫画、結構読んでたの。イタリアに引っ越すにあたって、1万冊くらいあった漫画、ほぼ全部売った。イタリアに来たての頃は、イタリア語の勉強のためにも、日本の漫画のイタリア語版を読んでたりした。でもやっぱり日本語で読むのとは感覚が違って・・・夫が漫画嫌いなこともあって、そのうちぜんぜん読まなくなった。何ヶ月か前に、ネットで漫画が立ち読みできるということを知り、覗くようになった。ただ、立ち読みだから、最初の20ページとか50ページとかだけ。後が気になってしまう。↑気にならせて買ってもらうという魂胆だもんね。そこで、ふと思った。欧米でマンガスキャンというのが結構活発に行われている。日本の漫画本を買って、1ページづつスキャン、英語なりイタリア語なりに訳してネット上にアップするというもの。ためしにイタリア語でManga Scanでググってみたら、あるわあるわ、いろいろなサイトがある。ただ、イタリア語のマンガスキャンサイトはどれもダウンロードしないといけなかったり、登録しないといけなかったりで、面倒くさい。そこで英語のサイトをググってみた。そこで見つけたのが、One Manga。いろいろな漫画をネット上で読むことができる。大手サイトなようでファイル数も多いし、何より完結まで読めるのが嬉しい。英語、というところが私にはちょっと読みにくいんだけど・・・英語の勉強だと思ってゆっくり読んでいる。ネットってつくづく便利だよね。こういうことができて。でもさ、こういうのって著作権どうなるんだろう??イタリアのマンガスキャンサイトによると、単にファンの間・友達の間で漫画を貸し借りしているような感じと取られているみたいだけど(だから登録しないとダウンロードできなかったりするらしい)・・・。で、イタリアの漫画の出版社が権利を買ってイタリア語版を出すことになると、その作品はもうネットに載せちゃいけないから、その都度削除しているんだって。うーん、そんなゆるい感じでいいのかなぁ?昨日はこれを読んだけど、なかなか面白かった♪One Manga上ではこちらで読めるよ☆
Jun 25, 2008
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日曜日、イタリア最大のFIAT500のフォーラムcinquino.netのロンバルディア州、リグーリア州、ピエモンテ州のオフ会があった。1回目は去年9月に開催され、今回は2回目。1ヶ月前に開催予定だったんだけど、雨のため延期。日曜日は晴れて開催となった。ただ、先月予定されていた日にちにはもっとたくさんの人が来る予定だったんだけど、延期になった今回は、予定されていた人数の半分くらいしか集まらなかった。それでも11台の500と1台の126が参加。もともとこの3州合同オフ会は、うちの夫が提案したものなんだけど、仕切るのが面倒くさい夫がジェノヴァの人に仕切り役を頼んで開催となった。前回なかなか好評で、またやろうということになり、今回2回目開催。今後も定期的に開催できれば良いなと思う。同じ州や同じ県に住んでいる人なら(イタリアには州の中に県があります)、何かのミーティングで会ったり、休みの日に500で個人的に会ったりもできるけど、外の人に会う機会ってなかなかないもんね。年に一度行われるガルレンダのインターナショナルミーティングでくらいかな。それもなんかバタバタしていて、ゆっくり喋ることもできない。開催された場所は、アウトレットで有名なセッラヴァッレの近くの小さな町の自然公園。セッラヴァッレはピエモンテ州アレッサンドリア県にあるんだけど、ピエモンテからはトリノから2台、クーネオから1台、ノヴァーラから1台集まったのみ。アレッサンドリアに住んでいる人も当初来る予定だったけど、犬の具合が悪いとかで、来なかった。トリノから私たちと一緒に義兄家族も来る予定だったけど、途中で問題が起こって引き返した。義兄が引き返してすぐ後に、一緒にいたPalittoさんの家の500のタイヤがパンク。なんか不吉な出発・・・。高速の途中でノヴァーラから来る人と待ち合わせをしてたんだけど、彼は間違えて違う高速に乗ってしまった。なんか・・・今朝は上手く行かないことばかりだねぇ、なんて言っていたら、途中でミラノからやってきた人と高速で出会った。前回はミラノから来る人、何人かいたんだけど、今回は彼だけ。一番多かったのは、ジェノヴァからの参加者。30分から1時間もあれば着くから。そういうわけで、喋りながら皆で持ち寄ったものをつまむ。私はパルミジャーナを作って持って行ったよ。いつも作ってるギリシャ風パルミジャーナにしようと思ってラグーを作っていたら、夫に、「来るのは皆イタリア人だから、無難にイタリア料理にしておいた方が良い」と言われ、以下、なるべくイタリアの伝統的なパルミジャーナに近づくよう作ってみた。うちの子供は1歳年上の男の子と楽しそうに遊んでいた。5歳と6歳ということで、ほとんど野放しで遊ばせられて楽だった。いつもは小さい子と一緒で、ちゃんと観てないと何しでかすか分からないから(小さい子が)心配で目が離せないけど。食って飲んで喋った後は、皆で連なって町の中心へ。町の中心の教会前に駐車。再び喋る。5時ごろ帰途に着いて、家に着いたのは7時半。暑かったせいもあり、ものすごく疲れたー↑時間があったら行きたいねと言っていたガヴィ・リーグレの要塞。結局行けなかった。また今度何かの機会に行ければ良いな。
Jun 24, 2008
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22日の日曜日、サンパウロでの公演で一区切りついたメタル界豪華参加AVANTASIAワールドツアー。7月10日からまたヨーロッパに戻ってAVANTASIAのツアー続行となるのだけど、アンドレ・マトスはその間自身のバンドのライヴもあるため、なかなか休めいないでいる。20日にチリで行われた公演でのアンドレ・マトスをクローズアップしたSign Of The Crossのビデオを観て、ちょっと驚いた。だって、アンドレ・マトス、なんか様子が変なんだもん。なんかいつもよりフラフラした感じで。歌いながら前に折れて床に手をついてるし、ヘッドバンギングした直後、フラフラと倒れそうになるし、マイクスタンドにマイクを入れようとするけど全然入れられないし(これは結構あるか)、他人のマイク持ってっちゃうし、最後に皆で肩を組んでるときも、何だか両脇の人に支えてもらってるって感じだし・・・そんな感じだけどいつもよりハイテンションに見える。大丈夫なのかなぁ? ハードスケジュールで疲れてた? それともこの曲がライヴの最後の方だから? それとも酔ってたとか・・・??
Jun 24, 2008
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週末はとってもいいお天気に恵まれたここ、トリノ。もう1ヶ月ほどずーっと毎日雨で、先週の初めは寒さがまた逆戻りしてきて、最高気温14度という寒さ。うちの辺の人々は皆1週間前、ちょっとだけだけど暖房をつけたんだって。家の中の気温が18度で、寒いからちょっと温度を上げるために、湿気を取るためにつけたんだよ、って皆言う。うちは寒かったけど、除湿機で湿気を取って、体感温度を上げて乗り切った。それが、この週末はすごーく暑くなった。土曜日は午前中、固定資産税のことで会計士のところへ行ったついでに山の家へ行き、外で涼んでリラックスしていたら、そのうち太陽が出てきて暑い暑い。家の中に入って涼んだんだけど、時すでに遅し。肩が焼けていた。イタリアの太陽って強いから、ちょっと浴びただけですぐに焼けちゃうんだよね。夕方、家に帰ったら義兄が尋ねてきて、一緒にちょっとそこまで買い物に行こうということに。買い物をする用があったので一緒に行ったんだけど、帰ってきたらすでに8時。それからご飯の支度しながら翌日FIAT500のフォーラムのオフ会に持っていく料理を作り、時間がないものだから翌日の分の料理をしながら夕食を立ち食い。子供に、「ママ、ちゃんとお座りして食べないとだめだよ」と注意される始末・・・。すみません・・・。10時過ぎにようやく片付け終えて、翌日の支度やら何やらしていたら、結局寝たのは12時。とは言え、暑いし、蚊がいるし、猫はうるさいしで、ぜんぜん眠れなかった。多分、夕方コーヒー飲んだのもいけなかったんだろうなぁ。部屋の温度を見ると、26度。日本では私の部屋、クーラーついてなかったから、26度くらいなんてことなくガーガー寝てたんだけど・・・涼しめのイタリア生活に慣れてしまったら26度も熱帯夜となってしまった。イタリアに着たばかりのころは、26度で暑くて眠れないと言っていた夫の横でガーガー寝てたんだけど・・・今じゃ私も眠れない。日曜日の朝は6時半起き。ほとんど寝てないし、朝っぱらから暑い。家から165キロほど離れたところでオフ会があったため、7時半前に家を出た。オフ会のことは後日書くけど・・・暑かった。とにかく暑かった。帰り道、あまりに暑くて高速道路でもサンルーフを開けて走っていたんだけど、ふと、すぐに顔がヒリヒリするのを感じたため、閉めてみた。鏡で確認すると、うぉー、すごい顔が焼けてるー。6時ごろ、ふと、外の気温を確認すると、37度。暑いはずだ。今日も、というか、今週はずっと昨日のように暑いみたい。やっと夏が来た。暑いのは好きじゃないんだけど、さすがに冬があまりにも長すぎると、夏がものすごく恋しくなる。ようやくやってきた夏。暑いけど、ずっと雨や寒いのよりはましだー。どうせあと2ヵ月後には、冬の間に使う薪を準備しないといけないんだから。今年はいつもに増して夏が短いなー。
Jun 23, 2008
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って別に、誘ってるわけじゃないんです。誘われたんです、私が。「お金払うからPedal Pumpingのビデオに出演しませんか?」って・・・。Pedal Pumpingって・・・何?ペダルを踏むこと??なんだかよく分からないけど、ペダルを踏むビデオに出演して出演料が出るだなんて、なんか怪しい世界な感じだなと思って、お断りしました。調べてみると、車の運転(ピアノを弾いているときも)をしているとき、足でペダルを踏むじゃない?その行為を、ハイヒールなどを履いてすることを指す様子。女性の足の動きが良いんだかハイヒールが良いんだか私には理解できないけど、そういうフェチがあるんだそうで・・・。AVになると、セクシーな女性が車を運転していたらエンストして・・・と話が展開していくなんてパターンになったりしそうなんだけど、これもPedal Pumpingの一種みたい・・・。人の話によると、私はドS顔らしい。「この顔で実はSじゃないと絶対ガッカリ」とまで言われたことがある。そういう顔だからPedal Pumping? やっぱりピンヒール?でもとりあえず、そんなビデオ、出られませんから、はい
Jun 19, 2008
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昨日はサッカーのEURO2008のイタリアの決勝リーグ進出がかかった試合があったのだけど、夫はいつもとは違い、とっても大人しく観ていた。というのも、昨日の夕方、FIAT500仲間からSMSが届いて、それが私たちを悲しませたから。FIAT500仲間が月曜日、バイクの事故で亡くなったという知らせだった彼、ウェブネームdulaに会ったのは、たったの1度きり。今年の1月のcinquino.netのフォーラムで開催されたピエモンテオフ会でだった。控えめな人で、皆とあんまり話さずに、写真をたくさん撮っていた。私はオフ会の写真係なのだけど、仕事を忘れていた私よりかなりたくさん写真を撮っていた様子だった。皆で写真を撮ろうと言ったときも、皆には加わらず、写真係に回っていた。cinquino.netユーザーのトリノの人はたくさんいるんだけど、オフ会でも控えめだった彼のことを私が・・・というか、皆が良く覚えているのは、彼と500の繋がりが、誰よりも特別なものだったから。と言うのも、彼はFIAT500の中で生まれたの。37年前、出産の際、病院に間に合わなかったお母さんが、彼を車の中で=FIAT500の中で出産した。イタリアでは個人のデータを記入する際、何かにつけて、誕生日のように、「出生地」も書くんだけど、フォーラム上で、「『出生地:FIAT500』って書くわけ?」なんて冗談を飛ばしあっていたのを覚えている。彼にとっては自分が生まれた場所=500は特別な存在で、去年、念願かなってようやく500を手に入れた。これからってときに、バイク事故。トリノチェントロで行われたHonda dayのイベントに参加するために出かけたときだった。ネットの記事の写真が痛々しい。Le mie sentite condoglianze alla famiglia e tutti i suoi cari.Addio dula...l'uomo nato nel cinquino...
Jun 18, 2008
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先ほど、Veohで英語の字幕がついている『まぶらほ』を見ていて気づいたことがある。アメリカの人がアップロードしたものなんだけど、OPの字幕に書いてある歌詞がおかしい。って言うか、かなり面白い。耳で聞き取ったものをローマ字で書き出してから日本語で書いたものらしいんだけど、字幕に書いてある日本語だけ読んでると、かなり面白い。以下、黒字が正規の日本語の歌詞。赤字が字幕に書いてある歌詞。青字がローマ字表記の歌詞。いつかきっとふたり 恋のマホウの虜何時か行こうわ二人恋の魔法の吐りがItsuka yukou wa futari koi no mahou no tori gaずっと ずっと 私はここにいるよ ずっとずっと私わ此処に居るよZutto zutto watashi wa koko ni iru yoアナタのそばに貴方の側にAnata no soba niずっと恋をしてる それしか見えない日々ねずっと雇員を知てる其れしか見えない日ねZutto koin wo shiteru sore shika mienai hibi neかんじんな アナタは 気弱な笑顔をフッと浮かべるだけで…感じ唸貴方わいい女笑顔浮こう羽化べるだけでKanji una anata wa iionna egao ukou ukaberu dakedeでも!私は そんなアナタが好きよ連の私わそんな貴方が好きよRenno atashi wa sonna anata ga suki yo朝な夕な アナタを守りたい yeah yeah!朝な愈貴方と守りたい永遠Asana yu anata to mamoritai eienいつかきっとふたり 恋のマホウの虜何時か行こうわ二人恋の魔法の吐・がItsuka ikou wa futari koi no mahou no tori gaどんな 苦しい事で アナタがひどくどん嬉嬉しい事で貴方が祈るDonna ureshii koto de anata ga inoru落ち込んでいても 絶対に大丈夫!於違うでいても戯れたい見た大丈夫Ochigaun de ite mo zaretai mitai daijoubuずっと ずっと 私はここにいるよ ずっとずっと私わ此処に居るよZrutto zutto watashi wa koko ni iru yoアナタのそばに貴方の側にAnata no soba niちなみに『まぶらほ』のOPはこちらで聴けます。確かにちょっと分かりにくい発音の歌い方だけどねあー、おかしかった。アニメの内容よりOPの歌詞の字幕の方がはるかに笑えたわ。
Jun 17, 2008
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昨日はサッカーのEURO2008、イタリア×ルーマニアの試合を途切れ途切れでテレビで観戦。だって、危なっかしくて観てられなかったんだもん前回の対オランダ戦、前半で観るのやめたの。観てられなくて。夫は後半、デルピエロが出てきたから観てたけど。昨日は試合の前、ルーマニアに勝てないようじゃ、決勝トーナメントに勝ち上がったとしても意味がない、と夫と言っていたの。そのルーマニアに、先取点を挙げられた・・・。すぐ後にイタリアもゴールを決めて同点に。でもさ、ディフェンスは危なっかしいし、中盤からフォワードにパスがつながらないし、ルーマニア相手にこんなんじゃ、ほんとにたとえ勝ち上がったとしても、すぐにつぶされるんじゃない? って思った。後半は、私、2階で友達とメッセンジャーしてて、夫は1階で子供とテレビ観戦。夫がいろいろ汚い言葉を吐いてて、子供が「パパ、パロラッチェ言わないの!」って注意しているのが聞こえてきた。まったく、どっちが子供なんだか・・・ブッフォンがルーマニアのPKを止めたときは、いろいろ過激なことを叫びながらテレビに向かってなにやら危ないジェスチャーをしたらしい。子供が、「パパ、そういうことしないで落ち着いて」って言ってた。ほんとにどっちが子供なんだか・・・結局イタリアとルーマニアはドローに終わった。その後のフランスとオランダは、出かけたから観てないけど、4-1でオランダの勝ち。これで、Cグループのポイントは、オランダ6、ルーマニア2、イタリア1、フランス1。今度はオランダ×ルーマニア、イタリア×フランス。イタリアもフランスも後がない。2年前のワールドカップの決勝戦で熱戦を繰り広げた国なのにね、両方とも。オランダがわざとルーマニアに負けたりしたら、たとえイタリアかフランスのどちらかが勝ってもオランダとルーマニアが決勝リーグに勝ち上がるんだよねぇ。そんなことってないかなぁ?ルーマニアとしては、イタリア×フランス戦がドローに終わってくれることを願うばかりだろうね。さてさて、どうなるかな?
Jun 14, 2008
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今日6月13日は夫の誕生日。31歳になりました。知り合ったときは、まだ21歳だったんだよなー、夫。若かったよなー。夫が1977年生まれで、私が1974年生まれ。私は3歳年上なものだから、いっつも「ババア」ってうるさいの。特に、私の誕生日が3月なものだから、4歳差があるときは、ここぞとばかりに「4歳差」を指摘してくる。もちろん、冗談でだけど。年にすると3年だけど、日本の学年にすると、4個下になるんだよね。私が小学校6年のときに、夫は小学校2年? 高校3年のときに中学2年? そう考えると、かなり年下なような気がするけど・・・大人になっちゃうとそんなに気にならないものだよね。知り合ったときには夫、21歳だったけどすでに社会に出てたし、ひとり暮らししてたし。それに、イタリア人って老けて見えるからね、知り合ったとき、私と同い年くらいかと思ったんだよ。向こうも私が自分と同い年くらいだと思ってたんだって。今日は夫の好きな抹茶のケーキを作ろうかと模索中。ただ、今日の夜は近所でJETHRO TULLのカヴァーバンドがライヴをするのに行くことになっているので、ケーキなんて食べてる時間あるのかなぁ?今年の我が家、誕生日についてなくて・・・2月9日、子供の5歳の誕生日に義兄夫婦で離別問題が勃発。誕生日のパーティをする予定だったけど、結局そういう状況で親兄弟を集めてパーティなんて不謹慎だということで、却下。子供の誕生日の2週間後に義母と夫のもう一人の兄夫婦だけを集めてケーキを食べた。でも結局、義兄の離婚話で持ちきりで・・・パーティどころじゃなかった。そのとき子供がイチゴのケーキを食べたいとおばあちゃんに作ってくれるよう頼んだんだけど、1週間前に頼んだため、おばあちゃん、ちょっと忘れてて、持ってきてくれなかった。3月3日、私の誕生日のときにイチゴのケーキを子供と一緒に作った。でも、私と夫がノロウィルスのようなものにやられ、寝込み・・・3日間寝込み、ケーキは結局そのまま捨てた。そして、今日・・・2度あることは3度あるって言うじゃない? それとも、3度目の正直? イチゴのケーキは作らない方が良いかなぁ? 子供のリクエストに応えて一応買ってきたけど。今日の夫の誕生日こそは何事もなく過ごせると良いなぁ。今日は5人の人に「誕生日おめでとう」を言った。夫でしょ、それからアンドレ・マトスつながりの台湾の友達とブラジルの友達でしょ、それから、mixiのたびさん。同じ日に4人ってすごいよね。もうひとりは、おととい誕生日だったマイスペの友達。遅れたけど言わないより言ったほうが良いでしょ? ってことでおめでとうを送った。この際だから、6月13日生まれの方皆さんへ・・・Tanti Auguriiiiiiii!!!!!
Jun 13, 2008
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明日はAVANTASIAですねー。参戦される皆さん、楽しんできてくださいね!!AVANTASIAの新作『The Scarecrow』は正直、あんまり好きじゃないんだけど、アンドレ・マトスが参加しているということで、私も7月26日のイタリア公演は必ず観にいきます。セットリストを見ると、やはり『The Scarecrow』からの曲が中心となっているけど、アンドレ・マトスが出るということで、行かないわけにはいかない!!!! 他の参加ミュージシャンも、豪華だし。AVANTASIAのモスクワ公演の写真がこちらから見られます
Jun 12, 2008
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近年イタリアには外国人が沢山いるよね。トリノ市内の公立の学校では、イタリア国籍を持つ子供より、外国籍を持つ子供の割合の方が多いところもあるんだそうで。イタリア国籍を持っているけどハーフ、なんてのは当然イタリア国籍の子供となっているので、学校の中はきっと一見外国人だらけなんだろうなぁ・・・と想像。私が住んでいるところは大きな町のトリノからは離れた田舎なので、外国人もそう多くはないと思われるかもしれない。ところが多いんだ、これが・・・。トリノのサン・サルヴァリオやポルタ・パラッツォといった区域に行くと、そこはもうすでにイタリアじゃないんだけど(イタリア語が全然耳に入ってこない)・・・そこまで酷くないにしても、田舎でもいっぱいいるんだ、外国人。昨日の夜、ベランダで植物たちに水をあげていたら、うちの前の道を若いカップルが犬を連れて散歩していた。聞こえてくる言葉、どうもイタリア語に聞こえないんだよなぁ、ピエモンテの方言でもないし、何だろう? と聞いていると、どうやらルーマニア語らしかった。カップルの顔も、ルーマニア人っぽい。そして今朝、うちの前の道、山の上の方から歩いて降りてくる若い男の子二人。ペルー人なのでスペイン語で喋っていた。この間、私はイタリア人のおじさんにペルー人と間違えられて、さらに、「ペルーも日本もアジアだから」って言われたのを思い出して、そんなに似ているものだろうか? と彼らの顔をまじまじと見てしまった・・・。そういえば、うちの父はペルー人に見られるんだった。父がイタリアに来たとき、スーザに連れて行ったら、ペルー人たちがケーナなどを演奏していたの。そのうちの一人がうちの父をジロジロ見ていた。彼と父を交互に見ると・・・似ている・・・。夫に話したら、夫も、そういえば似ている、って・・・。日本の駅前でケーナなどを演奏しているペルー人に出くわしたときも、そういえば、うちの父は彼らにジロジロ見られてた。やっぱりペルー人に似てる親を持つ私は、ペルー人に見られてもおかしくないわけか。話が脱線したけど、今朝、子供を幼稚園へ送る途中、幼稚園の近くに住んでいるモロッコ人親子がアラブ語で喋っているのを聞いた。子供を幼稚園に送り届けた後、ルーマニア人のママ友と車で出かけ、途中、ルーマニア人の友達から電話があって、彼女、ルーマニア語で話していた。彼女は途中から違う方向へ用があるということで、途中で車を降ろしてもらって、私は歩いて家へ帰ってきたんだけど、途中、よく話をするおばさんが庭仕事しているのを見かけ、立ち止まって話し込む。途中、違うおばさんも加わって3人で話していたんだけど、彼女たち二人はピエモンテの人。途中から、後から来たおばさんがピエモンテの方言で喋りだす。この辺は普通の(ある程度年の行った)人たちは、イタリア語でじゃなくて、ピエモンテの方言で喋るのが普通だからね。庭仕事をしていたおばさんはとっても優しい人で、「あなた、イタリア語で話さないと彼女は分からないわよ」とピエモンテの方言で話していたおばさんに注意していた。でもね、聞き慣れているから、聞いているだけなら大体言っていることは分かるの。スペイン語を聞いているときのように、決して喋れはしないけど、聞いているだけならなんとなく大体の意味は分かる。そう言うと、二人とも、ピエモンテの方言で喋りだした。最後に家の近所に住んでいるアルバニア人のおばさんとその子供に道で出会い、彼らがアルバニア語で喋っているのを聞いた。なんかさ、イタリアに住んでるからってイタリア語漬けってわけでもないんだよね。こうやって、外国語が耳に入ってくる確立も多いんだ。なんて、自分も子供とは日本語で喋っているから、他人に外国語と聞かせてるんだけど。今朝、幼稚園で子供と喋っていたら、クラスの子に、「なんて喋り方してるの?」って言われた。「僕はママとは日本語で、パパとはイタリア語で喋るんだよ」って、子供、ちゃんと説明していたよ。偉い偉い。
Jun 12, 2008
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今日は、私、今年初めて半袖を着ました!!6月と言えば、イタリアでは近年、一年で一番暑い月。ところが今年は雨、雨、雨で、もう4週間近く雨な毎日。気温はそれほど低くないんだけど、太陽が出ていない分肌寒くて、いつも長袖か七分袖だった私。今日は久々のいいお天気で、半袖を着たよ。家の中ではまだ半袖はちょっと涼しいけど。今年の夏は涼しめで雨が多い夏だって話。2002年も8月はかなり涼しかった覚えがある。6月は例年にない猛暑だったんだけど、8月は涼しくて。8月12日に日中の気温が12度だった(12と12で今でもよく覚えている)。今年はまだ夏らしい夏が来ていないなー。ようやく長い冬を終えたんだから、あいまいなまままた冬になるなんて嫌。どうせなら、カーッと暑くなってほしい。さて、ずーっと雨だったため、外でもあまり遊べなかった子供。いつも家の中じゃつまんないよね。この間日本の本を読んでいたら、てるてる坊主のイラスト入りのお話があった。そこで、子供と一緒にてるてる坊主を作ることに。作ったてるてる坊主を窓にぶら下げ、「あした天気にしてね」とお願いする子供。それがおとといのこと。昨日は曇り。雨が少し降った程度で、いつものような雨は降らなかった。てるてる坊主さんのおかげかな? てるてる坊主様様だね、なんて子供と言いあった。夜になって(と言っても、10時ごろまで明るい)、もうすぐ寝る時間というころ、てるてる坊主を見ながら子供が、「あしたは太陽出してね」とお願いしていた。太陽を出すって、まるでてるてる坊主が神様で天気を決めてるみたい、とほほえましく思っていた。「わかった? おねがいだよ、はしもとさん」と子供。・・・・・・はしもとさんって誰?「はしもとさんだよ、この人」子供が指差していた先には、てるてる坊主が。このてるてる坊主、橋本さんって名前なの?「あ、はしもとさんじゃなかった。てるてるぼうずさんだった。まちがえちゃった」と笑う。橋本さん、なんて、いったいどこで覚えた言葉なんだろう? 知り合いに橋本さんなんていないし・・・。今日は天気になったけど、きっと、橋本さんのおかげかな。ありがとう、橋本さん
Jun 11, 2008
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先日、夜9時前くらいにインターホンが鳴った。こんな時間に誰だろう? と思ってドアを開けると、電話帳の配布のおじさん。年に一度、古い電話帳と新しい電話帳を交換しに来る。古い電話帳を持って外に出ると、おじさんが何か言っていた。そばで子供が喋っていたため、最後の方の「offrirmi un caff?」だけ聞き取れた。このおじさん、私にコーヒーを出せって言ってるの? と思ったけど、何せその前に何を言ったかが聞き取れなかったため、なんと言ったか尋ねる。「Vuoi darmi qualche spicciolo per offrirmi un caff??」コーヒー代として小銭をくれないか? っておじさんは言った。即座に断りました。だってさー、おじさん、お金もらって仕事してるんでしょ? 何でわざわざチップあげないとならないのよ? しかも、自分で頼むなよ! ずうずうしいにもほどがある! たまーにあるんだよね、こういうことって。
Jun 10, 2008
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うちの子供が最近お気に入りのアニメが、『チーズスイートホーム』。猫のチーが主人公で、チーの日常を描いている。猫を飼っている人なら、「ああ、こんなことってあるある」って思うようなほんわかしたシーンが多い。日本では、月曜日から木曜日まで、毎日放送しているそうで。子供はYouTubeにアップされたものを観ている。1話1話がとっても短いかく、子供がテレビの前に(PCの前に)貼り付く心配がないし、乱暴な言葉やシーンもない、とってもほんわかしたアニメ。幼稚園児にはとっても安心して見せられる。我が家では基本的に、子供を起こすアニメとなっている。どんなに起こしても朝は起きない子供なんだけど、このアニメの主題歌を聞くと、ガバっと起き上がって、眠い目をこすりながらベッドから下り、PCの前の椅子に座る。1話1話が短いから、そのまま貼り付く心配もなく、程よい目覚ましアニメとして、とっても貴重そのチーズスイートホームの35話を観ていてふと思った。チーの家族の山田家の子供ヨウヘイって、どう見ても3歳児くらいなんだけど、ヨウヘイとチーが家でお留守番していたと分かるシーンがあったの。普通の家って、3歳児を独りでお留守番させるものなんだろうか???うちには5歳児がいるけど、独りでお留守番なんて絶対させない。そんなことしたら、警察に訴えられて、捕まっちゃいます、私。児童虐待で。私が住んでいる町の結構近くで、6歳児以下の子供を独りにしたら、親は罰せられるという条例が数年前にできたんだけど、それに対してのイタリア人の意見は、「6歳以下の子供を独りにする人なんていないでしょう?」。私もそういう考え何だけど・・・日本ではアニメで普通に3歳児が独りでお留守番している・・・。これって日本では普通なの?
Jun 9, 2008
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うちの夫はよく、ほかのイタリア人たちに、「良いよな、お前の奥さんは」と言われる。何が良いかと言うと、たいていの場合、私が結構何でも夫の好きにさせているところだったりする。自分の好きなこと、夫にとやかく言われたくないからね。夫も同じように考えているから、当然の結果なの。それから、うちの夫はかなりの女好き(目の保養のために)なんだけど・・・付き合っていた頃から、一緒に歩いていたりすると、他の女に目が行っていたり、コメントしたり。最初のうちは、怒りはしなかったけど、何それ? って思った。でも、夫が(当時は単なる彼氏だったけど)浮気をするような人間ではない、第一、前の彼女に二股かけられてかなり苦い思いをして浮気される苦しみが分かっている人間だからこそ・・・と徐々に夫のことが分かってきた。夫は目の保養がしたいだけで、今の関係を崩すつもりはないし、見てコメントするくらい良いじゃん、と考えている。前の彼女は見ることすら嫌がって、それでよく喧嘩してたらしい。でもさ、自分の前ではそうしてなくても、絶対自分がいないところでそうしているものなんだよねぇ。私はそっちの方が嫌。奥さんがいるときといないときじゃ、人前での態度が違う人がいるんだけど、私は自分の夫がそうなってはもらいたくない。誰もが本当は、自分のパートナーには自分と一緒にいるときも自分が一緒にいないときも同じでいてもらいたいと思うだろうね。でも、ありのままのパートナーが好きになれなくて、「ああしないで」「こうしないで」と言えば、そりゃ、態度も変わるよね。昨日、夫が、彼女のいる人に、スロヴァキアはイイ女度が高いからお勧めだ、って話をしていたの。相手は、「じゃあ、彼女にばれないように行かないと!」って。イタリア女は嫉妬深いからなぁ。他のイタリア人カップルと出かけるとき、男同士で「彼女、いいよなぁ。スタイルよくって、顔もキレイだし・・・」なんて話をしだすと、相手の女の人はたいてい、「katia、よく黙ってられるわね! この馬鹿な男たちになんか言ってやりなさい」って言われる。別に、良いじゃん。話すくらい。何も本気で手を出そうって言うんじゃないんだし。イタリア人の彼女たちはそういう考えにはなれないらしい。どうしても許せないらしい。私のように考えるイタリア人の女の子って、私はひとりしか知らない。似たような考えを持ってはいるけど口出さずにはいられないっていう人なら、他にもいるけど。プライドが高いから許せない? それとも、不安なのかな?中には、彼氏がヌードのカレンダーを持っていることを怒る人もいるんだけど・・・別にいいじゃん、そんなの。うちの父だって職場に貼ってたよ。←トラックの運ちゃんだから、ありがちな話で。自分の夫が女に興味があるって、ある種良いことだと私は思うの。たくさんの女の中から自分を選んでくれたってことで。自分にあんまり女としての価値がないんだったら、すぐに捨てられてただろうし、こーんなに長く続いてないよ。ちょっとは自分に自信を持って良いってことだよね。男にとってのイイ女の条件の一つに、自分を生かしてくれる女であること、っていうのがあるんじゃないかと思う。好きなことを好きなようにさせてくれる女。そりゃ、「好きなこと」の善悪や度合いもあるけどね。私は自分が好きなようにしたいなら、相手にも好きなようにさせて当然と思うし、下手な嫉妬は関係を悪化させるだけだと思う。ちょっとは嫉妬されると嬉しいものだけど、あんまり嫉妬されると五月蝿いだけで。こいつ、自分のこと信用してないんだ? みたいにね。
Jun 7, 2008
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昨日夫が、FIAT500のホイールを新しいものに交換。新しいホイールは、今はなきアルバレッリ社のもので、夫が3月にオークションで買って、自分でサンドブラストして、色を塗って・・・と準備したもの。650ccのエンジンを乗せるにあたって、少しだけ幅の広めのホイールを選んだ。↓before↓↓after↓写真、大きすぎホイールの色を何色にしようかと悩んだ結果、結局白。だって、この車の色に合うホイールの色って・・・限られてくるでしょ!?BeforeとAfter、皆さんはどちらがお好きですか??私はまだ目が慣れてないせいか・・・単にノーマルが好きだからか・・・Beforeの方が好き。だけど、650ccのエンジンを積むなら、Beforeのままじゃ危ないもんね・・・夫はかなりご満悦
Jun 5, 2008
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1年前まで日本語は聞けば理解できていたけど、喋れなかった子供。日本に1ヶ月滞在したことで、日本語も喋れるようになった。その後、またイタリアに帰ってきたら徐々に忘れちゃうのかな? とも思ったけど、そんなことはまったくなく、ちゃんとイタリア語と日本語のバイリンガルの道を歩んでいる。そんなうちの子供がよく間違えるのは、「○○の■■」と言うとき。イタリア語では、「■■ di ○○」と逆になるものだから、日本語とイタリア語がごっちゃになっていて、イタリア語で喋っているときに日本語の語順にしてしまったり、日本語で喋っているときにイタリア語の語順にしてしまったり・・・。おばあちゃんの車、が、車のおばあちゃん、という風になってしまう。日本語で喋っている場合は私がなるべく再度正しく言わせるようにしているけど、そうしているせいか、前はあまり間違えなかったイタリア語の方で間違えるようになってきた気がする・・・。うーんあと、日本語でよく間違えるのが、「ある」と「いる」の違い。こういうのって、普通の日本の子供も間違えるものなのかな??この間、道を歩いていたら、「ママ、なんであそこに犬が5個あるの?」って言った。犬や動物は基本的に「1個」「2個」じゃなくて、「1匹」「2匹」って数えるんだよ。で、生きているものは「ある」じゃなくて「いる」って言うの、と教えた。前々から、「いる」を使うべき場合も、「ある」と言うことが結構ある。「猫がある」「ママがあった」みたいに。これは使っているうちに感覚で覚えるものなんだろうなぁ。イタリア語の男性名詞か女性名詞かの違いを覚えるかのごとく・・・。10日前の日曜日、雨が降りそうな中、FIAT500のミーティングに出かけていった。ミーティングに行きがてら、後部座席に座った子供が、左側の窓を指差して、「ママ、見て、くもだよ。くもがあるよ」と言った。子供が指差している窓の向こう側を見ると、ほんとだ、雲が見える。ほんとだ、雲が見えるねー、と私。「ママ、ちゃんと見てよ、くもがあるんだってば!」としつこく言う子供。だから、見えたってば、雲があるよね、と雲を見ながら答える。雲ごときでどうしてこんなに一生懸命になるのか???「Pap?, guarda c'? un...くも」と今度はパパに同じように訴える。くもって何だ? とパパ。Le nuvole、と私、夫にイタリア語で雲だと言うと、子供、「Non sono le nuvole!! E' un くも!! (雲じゃないよ! くもだってば!)」と叫ぶ。あの空に見える雲のことを言ってるんでしょ!? と子供に訊ねてみたら、「違うよ! ちゃんと見てってば、ママ! くもがあるの、車のそのガラスのところに!」。車のガラスのところ?????よーく見てみると、小さな蜘蛛がいた。ああ~~、そっちのクモね昨日、子供、日本のおばあちゃんにお手紙を出すんだと張り切ってお絵かきして、たたんで、封筒に詰めていた。日本までは封書20gまでなら85セントで送れる。私は85セントの切手しか持っていない。子供がやっているように紙5枚も入れられると、重たすぎて85セント切手では送れない。そういうわけで、小さく描いた絵は、白紙の部分を切って送ることにした。嬉しそうに紙を切って、それから私に、「これには○○とタイトルつけて」と絵のタイトルをつけてもらって、封筒に自分でしまう。よし、じゃあ、封筒閉めて、切手貼って、明日の朝ポストに入れよう! と言うと・・・、「またはさみで切って、貼るの?」と子供。いやいや、切手を貼るの。切手は切らなくていいの「????」分かっていない様子だったので、切手を見せて、これが切手という名前なのと説明。ようやく分かってもらえたみたい。切手を貼って、あとは投函するだけという状態になったら、「お手紙、僕のポストに入れると郵便屋さんが取りに来てくれるんだね」と、外に出て、自分の家のポストに入れようとしていた。違います。赤いポストがあって、そこにお手紙を入れておくと郵便屋さんが取りに来てくれて、日本のおばあちゃんのところに届けてくれるんだよ、と説明。「郵便屋さんは、飛行機に乗っておばあちゃんの家まで行くの?」郵便屋さんは、手紙だけを飛行機に乗せて、あとは日本の郵便屋さんに頼むんだよ。日本の郵便屋さんがおばあちゃんの家に届けてくれるね・・・と説明。こういうのって、なんだか子供らしい考え方だよね日本のアニメの主題歌で、「こんな場所で終わる 僕じゃない」という歌詞があるんだけど、それを聞いて、子供、「じゃあ、誰なの? 僕じゃないんでしょ?」・・・いや、そういう日本語じゃなくて・・・・・・。こんな場所では僕は終わらない、って言ってるんであって・・・。「何が終わるの?」いや、だから、僕はこんな場所では立ち止まってないよー、もっともっとがんばるんだー、って言ってるんでしょ。・・・今後、こういう日本語の説明が増えるのかなぁ?日本語に興味を持って、いろいろ理解しようとしてくれることは、ありがたいことだよね
Jun 4, 2008
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先日、家にある食材でササっと作れるレシピないかな~、とcookpadへ行って発見したレシピ、『茄子の丼♪とろっとろ~甘辛なの』。作ってみたんだけどとっても簡単で美味しかったよ♪私は勝手にアレンジして、だし汁を加えた。生姜は生のまま摩り下ろして最後に温玉と一緒にトッピング。ついでにみじん切りしたチャイブもトッピング。私だけはさらに七味も加えてみた。茄子だけでこんな丼ができるだなんて、思いつきもしなかった。また作ろうっと。皆さんも試してみてください♪
Jun 3, 2008
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イタリアは6月2日、共和国記念日で祭日だった。そういうわけで、連休♪我が家は2日、500何台か揃って、バニョーロ・ピエモンテのミーティングへ行く予定だった。だった・・・のに・・・朝から雷雨。土砂降りだー。雹まで降ってるー、ということで、ミーティングに行かないことに。雹になんて降られたら冗談じゃない。北イタリアでは、野球ボールくらいの大きさの雹が降ることもあるの。6・7年くらい前に、トリノで大雹が降ったとき、すごい被害で、雹が降った次の日、ボコボコになった車、ガラスが割れた車をたくさん見かけた。新車を買ったばかりで車屋さんから家に乗って帰ってくる途中に雹にやられたって人もいた。悲惨・・・。我が家はそのとき、路上駐車だったんだけど、夫はこの時期、雹を恐れて、大抵木の下に駐車してたの。雹が降ってきた音を聞いた途端、夫、毛布を持って外に出て、車に毛布をかぶせに行った。おかげで被害はなし。ただし、雹に当たって、夫の腕に痣ができた。「雨でもミーティングに行こう。どうせ家にいたって暇だし」と前日言っていた夫。雹が降っているのを見て、考えが変わった。「行くの止め。雹になんて降られたらたまったもんじゃない」昨日は結局一日雨で、家から一歩も出なかった。祭日でどこも閉まっていたし。雨が止んだのは夜7時ぐらい。今日はとってもいい天気。どうせならこの太陽、昨日出てくれればよかったのになぁ・・・。せっかくのミーティングが・・・でも、まあ、前の日の日曜日にミーティング2つをハシゴしたおかげで、昨日はミーティングに行くことができなくて残念だったけど、すっごい悔しいわけでもない。今の時期はミーティングラッシュで、いろいろなところでいろいろなクラブによるミーティングが催されているの。ひとつのクラブ内、同じ地域で二つのミーティングが重なるのは避けるけど、何せクラブがいっぱいあるから、重なることも当たり前。日曜日は、日本でもおなじみの500クラブイタリア・トリノ支部のミーティングと500クラブトリノのミーティングがあった。トリノ県内にはクラブがいろいろあって、一番大きい勢力がクラブイタリアだけど、次が多分クラブトリノ、それからクラブ・アルトカナヴェーゼ、クラブ・スーザ渓谷、クラブ・ランツォ渓谷など、県内だけでもいろいろあるの。皆、クラブイタリアから分離して自分たちのクラブを作っちゃったわけ。私たちは、朝、家の近所(700mほど離れたところ)で行われていたクラブイタリアのミーティングを見学に行き、午後からクラブトリノがレイニで行ったミーティングに参加した。見学に行ったはずなんだけど、子供が友達に出会い(何せ地元だから)、二人で500の中へ・・・。結局、私は全然見て回れなかったかろうじて撮った写真がこれ↑レース用に改造した500。今まだあるかどうか分からないけど、ebay上に去年の8月から売れなくていつまでも残っている(何度も売りに出している)レース用500があったのね。それなんて、2000ccのエンジンを積んでたんだけど(そりゃ、需要が限られるから売れないはずだわ)、これはどうなのかなぁ?エンジンをかけないかと期待していたけど、期待外れだった。午後からレイニのミーティングへ。2時半からということだったので、ちょっと前くらいに現地に着いたけど、受付番号3番・・・・・・。え?? 誰もいないの? それともまだ誰も来ていないの?好きな番号を選んでもいいということで、66番を頂きました♪ 4時くらいになってようやく皆やって来て・・・結局、50台くらい来た様子。皆で周辺をツーリング。元の場所に戻ってきて、アペリティーヴォ。食べまくって飲みまくって、解散。これから1ヵ月後のガルレンダまで、毎週ミーティングが続きそう♪天気が良ければねー。そういうわけで、ガルレンダ前に新しいエンジンを積む予定だったけど、無理そう。と言うか、夫は今使っているエンジンの調子があまりに良いため、ガルレンダまで使いたいって言ってる。ガルレンダ後、ゆっくりエンジンの積み替えだな。最後まで頑張ってくれ~。
Jun 3, 2008
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金曜日は予告どおり、幼稚園のクラスのママと子供の食事会へ行ってきた。24人中、結局8人しか集まらなかった。中でもうちの子供はただ一人の男の子。それでも女の子たちに混じって楽しそうに遊んでいたし、本人、とっても楽しかったって言ってる。私、子供のクラスの男の子のママとはあんまり交流がない。何かとっつきにくいって言うか・・・関わらない方が身のためって言うか・・・そういうオーラが出てる人が半数で、あとの半分は当たり障りのない話しかしない。逆に女の子のママは「今度うちに遊びにおいでよ」とか、「今日これから暇? 一緒に○○行こう」、「家まで送るよ」などと気軽に声をかけてくれる。あちらがそうなので、私も気軽に同じように声をかけて交流する。去年は男の子のママともひとり、お茶を飲みに行ったり放課後一緒に遊ばせたりしていたんだけど、彼ら、違う町に引っ越しちゃったから。子供が仲良くしているクラスの二人の男の子も、私、親とはぜんっぜん交流がない。ひとりのママは去年、迎えに行く時間が一緒で、門が開くのを待っている間話をしてたんだけど、いつまで経っても私に敬語で・・・何か不思議な人だなぁ、と思っていたらそのうち迎えに行く時間が変わり、もう全然会わなくなった。もうひとりのママはすっごいとっつきにくい感じの人。何だかいつもイライラしているの。まさか、食事会に参加するの、うちの子が唯一の男の子なんてことがありそうな気がする・・・と思って食事会に出かけていったんだけど、案の定、唯一の男の子だった。子供も普段から放課後は女の子と遊び慣れてるからね。楽しめるからそれでも全然良いんだけど。8人集まったうち、ひとりの女の子が今年で幼稚園卒園する。当然小学校の話にもなったりしたんだけど・・・、我が町には小学校が二つあるのね。基本的にどちらの小学校に行くか、親が決めることが出来る。ひとつは2クラスあるチェントロの本校、もうひとつは1クラスのいわゆる分校。分校の方には施設が足りないため、給食の時間や講堂に行かなければならないような場合、バスに乗って本校まで来ないとならない。移動の時間を考えて、分校の授業開始時間は本校に比べて15分早く、その分学校が終わるのも15分遅い。15分子供を早めに学校に連れて行けて、15分遅めに迎えに行けばいいため、分校を希望する親は意外に多いんだって。それで、去年なんかは分校希望者が多すぎて、市内のここからここまでの区域に住んでいる人を優先、と区域を決めて生徒を入学させたらしい。今年(9月から始まる学年の分)も同じく分校希望者が多くて、同じように区域優先で決めたんだって。来年も多分そうかなぁ、なんて話になった。うちの子供のクラスの子供たちの住んでいるところを考えると、半分以上が1クラスしかない分校の方に行くべき区域に住んでいる。先日の食事会に来ていたママで、その分校の先生をしている人がいるんだけど、彼女にいろいろ詳しい話が聞けて、皆興味津々。生徒が毎年増えていて、教室も先生も足りなくなりつつある状態なんだって。来年うちの子供が入学するときは1クラス増やさないと駄目なんじゃないかって話。わが町には5クラスある公立の幼稚園と7クラスあるシスターの幼稚園があるんだけど、どちらも定員オーバーしているくらいで、うちの子供の通う公立の幼稚園の方は、去年1クラス、今年1クラス、この2年で2クラス増やしているくらい、子供が増えているの。その子達が小学校に上がるとなれば、当然、クラスを増やさないと足りないよね。子供のクラスだけでも、来年小学校に上がるのは16人。現在、本校も分校も一クラスあたり25・6人編成なんだって。どう考えてもクラスが足りなそう・・・。分校の先生をしているママが現在の小学校1年生の人数の話をしていたとき、「今年は落第する子が2人いるからそれを合わせると・・・」と言った。え? 小学校1年から落第!?「早く小学校に入れすぎたのね。そういう子は毎年落第する可能性も高いのよ」日本の学校は4月に始まって、4月2日生まれから翌年の4月1日生まれまでが一緒に1学年をスタートするものだけど、イタリアにはそういうはっきりした境界線がないの。うちの子供は2003年2月9日生まれ。2003年2月末日生まれまでが、今年の9月から小学校に上がることが出来る。出来る・・・けど、実際に子供を小学校に上がらせるか上がらせないかは、親の判断となる。2002年12月生まれまでは今年小学校に上がるんだけど、2003年1・2月生まれの子については、親の判断。子供のクラスに2003年1月生まれの子はいなく、2003年2月生まれの子は、皆、来年小学校に上がることにしている。個人的に、うちの子供、小学校に上がるのはまだ早いと感じる。そういう状態の子を小学校に上がらせると、1年生から落第になったりするのかな・・・と、納得。でもさ、小学校1年から落第なんて、それで学校が嫌いになったりしないと良いけど・・・。1年生から落第になる子供って、落第になったこと、どう受け止めるんだろうね???
May 31, 2008
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・・・しましたね。VISION DIVINEにファビオ・リオーネが復帰。2003年でしたか・・・RHAPSODYに専念するという理由で脱退したんじゃなかったんでしたっけ? 今後、RHAPSODYの方はどうするんだろう? 当然掛け持ちだろうけど、じゃあ、5年前に脱退した意味はいったい????ミケーレ・ルッピが脱退表明した後、またリオーネが戻ってくるんじゃないかという噂もあったけど、まさかねー、と思っていたらそのまさかで驚きましたライヴでは当然古い曲を演るんだろうけど、ルッピの歌った曲をリオーネが果たしてどんな風に歌うのか・・・??7月末のRockin' Fieldのフェスが見ものだな。私はリオーネのVISIONって観たことないけど、夫は2000年に観ている。当時と今と、果たしてどう違うかな?この3月にVISIONを観たとき、私はちょっと物足りなさを感じた。演奏も歌も、ソツなくこなしていたんだけど。・・・やっぱり直前にGRAVEWORM観たからなんだろうけど。GRAVEWORMのライヴの激しさは、まるで、TESTAMENTかOVERKILLのライヴを観たときのような感じで、その直後にパワーのライヴは、やっぱり物静かで物足りなさを感じちゃったんだろうな。2ヵ月後はファビオ・リオーネの満足なステージを観たい・・・。とりあえず、ELUVEITIEの後じゃないみたいから、落ち着いて観られるだろう。VISIONの前は、多分、THRESHOLD。・・・って誰? 間違えてなければ、プログレじゃなかったっけ?
May 31, 2008
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今日は子供の幼稚園、急遽休園となった。子供の幼稚園だけじゃなくて、トリノ県のすべての学校が今日は休校。トリノはここ2週間、ずっと雨。先々週の木曜日の午後から雨が降り始めて、降ったり止んだりを繰り返し、この2週間の間、一日だって雨がまったく降らなかった日がない。まるで日本の梅雨。洗濯物が乾かないのが主婦の悩み・・・。暖房をつけて乾かしている人もいるけど、我が家は除湿機で洗濯物を乾かしている。その除湿機が、昨日とうとう壊れた夜に夫に直してもらって復活したからよかったけど、このまま壊れていたら大変なことになっていた。なにせ、ここ2週間、我が家では除湿機から1日あたり2リットル近くの水が取れるから。家の中にこんなにもたくさんの湿気が充満していると思うと、恐ろしい。除湿機は絶対不可欠!!昨日、県内のヴィッラル・ペリチェで土砂崩れが起こり、死者・行方不明者が出ている。スーザ渓谷の方でも、いろいろ被害が出ているらしい。県内の多くの川は水がいっぱいで、橋を使う公共交通手段は停止。そんなことから、県内すべての学校も休校ということになった。でもさ、昨日幼稚園に子供を迎えに行ったときはそんな気配全然なかったの。で、夜にママ友から電話をもらって初めて知った。テレビのニュースでは(多分、州のニュースで?)トリノ県の学校が休校になるということを言っていたらしいけど、うち、2週間ほど前に久しぶりにテレビをつけようと思ったら、つかなかった。パラボラアンテナがなにかおかしいらしくて。うちは山に囲まれているため、パラボラがないとテレビを観ることが出来ない。この雨模様な天気のおかげで、夫が屋根の上に上るわけにも行かず、ずっとそのまま。友達から連絡をもらって、テレビを観ることができないので、インターネットでニュースを観て休校の確認をした。こういうとき、日本の学校みたいに連絡網があると便利だよね。知らずに今朝学校に子供を連れて行った人、いったい何人いることやら・・・。私も友達が気を利かせて電話をくれなかったら、絶対行ってた・・・。雨の中。金曜日はメルカートがある日なので、雨が弱まったら子供と一緒にメルカートに出かけるつもり。朝9時からすっかり支度を整えて、雨が弱まったらすぐに出かけるつもりでいるんだけど・・・・・・全然弱まらない~。今日の夜は、子供の幼稚園のクラスの食事会がある。子供とママだけの食事会。あと1ヶ月で幼稚園、おしまいだから、記念に。9月からは小学校に上がるため、いなくなってしまう子も何人かいるし。去年、6月はほとんどの子供が一足先にバカンスに出かけてしまって、もう幼稚園に来なかったそうで(私も5月下旬から日本に行ったから詳しいことは分からない)、6月に催したらほとんどの人が欠席だったそうで、今年は早めに5月最後の金曜日にということになったみたい。うちの子供は初参加ということで、かなり楽しみにしているみたい。「皆でバスに乗って行くの? 遠足みたいに?」なんて張り切っている。いや、遠足じゃないんだけど・・・。雨、早く止んでくれるといいなぁ
May 30, 2008
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今朝、道を歩いていたら、知らないおじさんに挨拶をされた。田舎なのでこういうことはよくある。こちらも当然挨拶を返すわけなんだけど、今日のおじさんは挨拶をしながら立ち止まった。何か言いたそうな顔。なんだろう? 道を聞くってわけでもなさそうだし・・・まさか宗教の勧誘なんてことはないよなぁ・・・と不思議に思っていると、おじさんが口を開いた。「ご主人の具合はどう?」夫の具合???? すこぶる良いけど。大体、うちの夫はこの町では全然知られていなくて、知り合いなんて私も知ってるごくごく近所の人と、それから夫の若い頃のサッカーのチームメイトだったという私の知らない(もしくは、1度見たきりで覚えていない)人たちが何人かいるけど、こんなおじさんじゃない・・・。おじさん、私を誰かと勘違いしてる? それともまさか、やっぱり変な宗教「いいですよ」と答えると、おじさん、「また倒れたって聞いたもので・・・」あ、やっぱり誰かと勘違いしたんだ。勘違いだと言う旨伝える。それにしても、一体誰と間違えたんだろう? この辺に私みたいなアジア人っていないし・・・。「え? 君、家具職人の家の息子さんの奥さんじゃないの?」・・・なるほど。うちの隣のおじさんは家具職人で、その息子は3年前に倒れている。公立の病院には見放され、親は何千万という大金を払ってプライベートの病院で治療をさせた。今はほぼ普通の生活が出来るけど、いまだに左半身は完全には上手く使えない。その彼の奥さんが、小さい頃イタリア人夫婦の養女となったペルー出身の人。私はペルー人じゃないっての2週間くらい前、隣の家に救急車が来たの。何かと驚いて外を見ると、隣の家のおばさんは庭に出て電話でなにやら支持をしている。親の仕事を手伝っている上で書いた具合の悪かった息子は門を開けながら、救護員と話をしている。隣の家のおじさんは開いたドアから見える事務所内で、横たわった人の側についていた。何事かと聞く暇もなかったけど、とりあえず、隣の人たちが無事で安心。倒れてたのって、誰? お客さん??野次馬は好きじゃないので、私は家の中に引きこもった。すぐにヘリコプターの音がした。隣の息子が、「家の裏に降りられないか?」と救護員と話しているのが聞こえた。そのうちヘリコプターは遠ざかり、どうやら500mほど先のチェントロのサッカーコートに降り立ったらしい。うちの辺にヘリコプターが降りられるような場所はないから。チェントロ付近で何かがあると、ヘリコプターはいつもそこに降り立つ。緑十字の救護員たちが救急車でヘリコプターのプロの救護員を迎えに行く。ちなみにイタリアの救急車は日本みたいに消防署からは出ません。消防署は別物で、Vigili del fuocoと言うの。Vigili del fuocoは「消防隊」。なので、日本語の消防署にあたるのは、「caserma dei vigili del fuoco」なんだけど、この辺の人たちは皆、普通、Vigili del fuocoと呼ぶ。この消防署、一体何処にあるのか私は知らないとこの間兄にメールで話したところ、「彼らはいったい何処から来るんだ? 火事になったらどうするんだ?」と言われた。火事ねぇ・・・。私、イタリアで家や建物が火事になってるのって見たことないんだよねぇ。今まで見たことのある火事って、山火事だけ。Vigili del fuocoはそういう山奥に車で入って行けるよう、ジープのようなオフロード車で出撃。普段巡回しているVigili del fuocoの赤い車も、いつもオフロード車。救急車は、各町にある(であろう)Croce verde(緑十字)やCroce Rossa(赤十字)などから出るんだけど、彼らは皆、ボランティアの人たち。仕事の後や、定年退職した後、余った時間を利用して参加するボランティアなの。当然彼らは、救護のコースを受けて試験にも通らないといけない。各緑十字などには医師の免許を持った必ず一人はいないといけない、などの決まりはあるけど、必ずしも救急車になんにでも対処できる救護員が乗っているわけではない。そういうときは、病院からヘリコプターで救護員がやって来る。じきに到着したヘリコプターの救護員たち、登山をするような大きなリュックを背負っていて、事務所でなにやら始めた。やがて、意識が回復して、結局病人は救急車で病院まで運ばれた。隣の人たちと話をする間もないまま、私は子供を幼稚園へと迎えに行った。その帰り道、ヘリコプターが降り立ったサッカーコート付近で、「この町のスポニチ」と呼ばれているスポーツ新聞や週刊誌が好きそうな話題が好きなおばさんに出会ってしまった。開口一番、「家具職人のところで何があったの? 誰が倒れたの?」と訊ねられる。うっわー。家具職人の家で何かあったんだって、もう知ってるんだー。と関心。「当たり前よ。サッカーコート周辺は人の山だったのよ」うっわー。何もしないうわさ好きの野次馬って、うっざー。「それでね、救急車に家具職人の家の奥さんが乗ってたでしょ? だから、家具職人の家に何かあったのは分かってるの」って言われても、私だって誰が倒れたかなんて知りませんから。とりあえず、あの家の家族は皆無事だったみたいだけど、お客さんか、それか、たまに手伝いに来ているおじさんかもしれないですね、と答える。「あなた、隣に住んでるんでしょ? 何も見なかったの?」見ませんでしたね。ちょうど、救急車が来たとき、私、友達の家に行くところで、隣の家の人たちが全員無事なのが確認できたからそのまま出かけちゃいましたし・・・と答えておく。確かの子供を幼稚園に迎えに行く前、友達の家に用があって寄ったし。午後になって、隣のおばさんに話を聞くと、たまに手伝いに来るおじさんが、仕事の話をしに来て話していたら急に倒れて救急車を呼んだんだそう。それが、2週間前のこと。知らない人の間では、隣の息子が倒れたということになっているんだろうか?2週間くらい前に救急車が来たとき倒れたのは彼だと思っているのか? と話しかけてきたおじさんに訊ねると、そうじゃないのか? という返事。隣の息子は元気で、あのとき倒れたのは、たまに手伝いに来ているおじさんだという旨告げる。「ああ、じゃあ、とにかく君は彼の奥さんじゃないんだ? 似てるから、そうかなと思って・・・」いえ、全然似てません! 彼女、肌の色がもっと濃いし、ペルー人と日本人じゃ、違うでしょ?「いやいや、自分たちから見ると似てるよ。ペルーと日本・・・同じアジアだからねぇ」同じじゃないってば、おじさん。ペルーはアジアじゃないんだよ?
May 29, 2008
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以前はテレコムイタリアがイタリア中の電話を占めていたイタリアだけど、ここ最近はテレコムイタリアともう係わり合いを持たなくてもよくなって、私はとても嬉しい。大きな町やその周辺では、もうかなり前からテレコムイタリア以外の電話会社と契約することも出来たけど、私が住んでいるような田舎では、最近ようやく。我が家はADSLも電話も、もう何年も前からTELE2と契約していた。テレコムイタリアに基本料金だけ払って。世間では評判の悪いTELE2。でも、我が家ではまったくそういうことがなく、変えずにずっと契約してきた。そのTELE2がこの冬、ようやく我が田舎町でもテレコムイタリアに基本料金を払わないでもOKにしてくれたので、早速契約してテレコムイタリアを解約。テレコムイタリアには、うち、ほんっとにいろいろ泣かされてきた。解約したはずの前の家の電話回線が解約されていないで、そのまま続行されていて、いつまでも基本料金の支払いを強いられた。コールセンターのお姉さんは、「それは払わなくていいから」と言ってたんだけど、後で「支払い滞納」のお知らせが来て、またコールセンターにかけると、「それは払うべきでした。払ってからクレームの手紙を出してください。その後で払い戻しの処理をします」と言われ、払ってクレームの手紙を出してみたけど全然返答なし。そのことでコールセンターに電話してみると、「処理して2日後に電話します」とのこと。でも全然電話がなくてまたコールセンターに電話して、の繰り返し。面倒くさくてそのうちお蔵入りとなってしまった。引越し先の新しい家の電話回線をお願いしておいたのに、こちらも全然工事に来る気配がない。何度も何度も電話して、ようやく工事に来たのが3ヶ月以上経ってから。工事が遅れたお詫びとして、私たちにお金が支払われた。こういうこともあるんだな、もらっておけるものはもらっておけ、と、もらっておく。しばらくしたら、テレコムイタリアからそのお金を返せと言われた。どうして!? 申し込みから一定期間経った後に工事したものだから、お詫びにとお金をくれたのはそっちじゃん!! と苦情の電話を入れる。すると、「お客様がバカンスに出かけていたか何かの理由で工事に行ってもいなかった、などの理由が考えられます」と言われた。バカンスなんか行ってないよ! 仕事をしてない私は毎日家にいた! だいたい、来る前に電話で連絡を取って家にいるかどうか確かめてくるのが常識でしょう!?「連絡も取れない状態だったんじゃないでしょうか?」電話回線がないと電話で連絡が取れないのは当たり前だよ! 携帯の番号も知ってるはずなのに、かけてこないなんておかしい!!この件に関しては、支払う義務がないということを書状にしてテレコムイタリアに書留で送ってくれと言われ、その通りにした。でも、例のごとく、全然連絡なし。そうなっているのかとコールセンターに電話してみると、また「処理して2日後に連絡します」とのこと。連絡なし・・・。またコールセンターにかけてみると、今度は連絡があった。でも、コールセンターの人と一緒で、「連絡が取れない状態だったんじゃないですか? その場合、こちらに非はありませんから、支払う必要もなかったんです」とのこと。コールセンターにかけたときと同じように事情を説明。すると、また、「書状を書留で・・・」と言われる。以前にもそうしたんですが、と言うと、「解決するまで何度でも出してください」だって。何の意味があるんだろう?解決しないまま、そのうち、その金額を支払っていないということで、滞納の知らせが来る。冗談じゃない! 払うなって言ったのはあっちなのに! とコールセンターに電話してみると、話がややこしいと思ったらしく、話の途中で電話を切られた!!その後、怒って電話した私も悪いんだけど、長い長い話を説明していたら、コールセンターの人に、「言ってることの意味が分かりません」と軽くあしらわれてしまった。結局、その分の金額を払った後、苦情の手紙を出してくれ、と言われた。前にもそんなことあったな。で、支払ったが最後、あっちは知らん顔なんだ。そんなことになるんじゃないでしょうね? と嫌味ったらしく言うと、「そんなことはない」と太鼓判を押してくれる。夫も私も疲れ果て、とりあえず払ってしまえ、ということに。結局この件もお蔵入り。当時弁護士事務所で働いていた友達に話したところ、「テレコムイタリアに対するそういうクレーム、物凄く多いんだよ。弁護士を雇って、裁判沙汰にするぞと弁護士から脅しの書状を出すと、すぐに解決するものなんだけどね」だって。彼女もテレコムイタリアのクレームの仕事はいくつも処理しているって。こういう経験があるテレコムイタリアに比べると、評判が悪いTELE2は私にとっては神様のよう。TELE2のルーターを使っているんだけど、このルーター、インストールのときに問題が生じてコールセンターにかけたらすぐに対処してくれた。先日レジストリを修復したおかげでまたルーターもインストールし直さなきゃいけなくなったんだけど、そのときもすぐに対処してくれた。ただ、電話回線が戻ってこなくて、また今日電話してオペレーターに事情を告げると、すぐに専門的な処理をしてくれる人に電話を回してくれて、ちょっと時間はかかったけど、問題解決。オペレーターもテレコムイタリアに比べると親切だし。一般的には評判が悪いTELE2だけど、私は支持するなぁ。テレコムイタリアの悪口は言いまくりだけどさ。当然でしょ。人間は経験で物を言うものだから。
May 28, 2008
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もう10日間も雨模様のトリノ。昨日はヴィルレ・ピエモンテでFIAT500のミーティングがあった。せっかくのミーティングなのに、雨去年は20台くらい集まったミーティング。今年は雨だからもっと少ないんだろうなぁ、と思っていたけど、全部で36台集まった。中でも一番目を引いたのは、これ↓500リムジン。2台の500を切って貼ったもの。この500リムジンに対する他のチンクエチェンティスタの意見は賛否両論。切って貼って屋根の部分を平らにしたタイプのリムジンは人気があるけど、このコブが2つのリムジンは反則だろうという意見が結構多い。私も正直言って2コブリムジンは好きじゃない。でもさ、人それぞれに好みがあるわけで、オーナーがそれに満足していればそれで良いんじゃないかなと思うんだ。カスタマイズは、それぞれの自己満足だからね。皆さんはこの500リムジン、どう思いますかー?雨の中、皆で周辺の町々を走る。途中、オザスコの名物・水車の前を通り、カリニャーノの牧場でアペリティーヴォ。自家製牛乳やヨーグルト、アイス、チーズを売っている牧場なので、アペリティーヴォと一緒に出てきたのは当然チーズベースのものばかり。モッツァレッラ製造風景見学やチーズ販売所もチンクエチェンティスティで賑わっていた。うちの子供は牛たちを見て大喜び。子供の幼稚園のこの春のテーマは牧場で、遠足は牧場だったし、その後にも牧場に動物たちに餌を与える風景を見学しに行っている。幼稚園での作業も、何かと牧場をテーマにしたものが多い。かなり得意気に、「ママー、あれはヴィテッロって言うんだよ。あのヴィテッロが今食べてるのがマンジーメで中にフィエノとかが入ってるの」と、普通の日本人が聞いたら絶対分からないイタロ日本語で説明していた。牛に夢中だった子供だけど、食べ物を見たら即座にそちらに走る・・・。大好きなチーズを食べまくり・・・私がモッツァレッラを造っているところを見学しに行こうよと言ってもテーブルの前から動かない。チーズ買いに行こうと行っても動かない・・・。結局他の人たちと話している夫に、子供のことを見るよう頼み、私はチーズを買いに行った。この地方のチーズといえば、なんと言ってもトーマ。見たことも聞いたこともない、トーマ・フレスカ(フレッシュトーマ)というのを買ってみた。食べてみたら、要するに、発酵させる前の状態の、塩水につけただけのトーマ。何か、ちょっと周りが塩っぽいプリモサーレみたいな感じ。1キロあたり7ユーロなら安いから良いけど・・・全然トーマって感じがしない。トーマはやっぱり発酵させるからこそ美味しいんだな。せっかくだから牛乳も買いたかったけど、ペットボトルがないと売れないとのことで断念。ヨーグルトを500g買ってきた。今日食べてみよう。楽しみだなヴィルレに戻ってきて、その昔、この土地を治めていた伯爵が暮らしていたお屋敷の前の特設テントでランチ。写真は私の席から撮ったもの。木が邪魔だね・・・。4時前にコーヒーでランチが終わり、すぐにその場で表彰に入る。このヴィルレ・ピエモンテの500ミーティングは、毎年ヴィルレのプロロコ(町内会みたいなもの)とFIAT500クラブイタリアのピネローロ支部とが一緒に開催しているもの。表彰する内容は、プロロコと支部の代表が一緒になって決めるものなんだけど、今年の表彰内容は以下の通りだった。朝一番最初に来た500一番遅くに来た500一番若い参加者一番高齢の参加者一番若い参加者は、生後2週間の男の子。生後2週間の赤ちゃんを連れて参加する両親・・・すごいよね。一番高齢な参加者は、85歳のおじいさんとおばあさん夫婦。とても素敵なDに乗っていた。特別賞は「シューマッハ」の愛称で親しまれている、おじいさん。朝早めにやって来て、500を飾り付け・・・スピーカーも取り付けて、音楽をかけてミーティングを盛り上げる名物おじいさん。もうひとつの特別賞は、プロロコからミーティングを開催したクラブイタリアの支部の代表へ。「せっかくもらった賞だけど、小さな未来のチンクエチェンティスタにこの賞をあげたい」と、うちの子供に賞をくれた。トロフィーをもらって大喜びの子供。その後、参加してくれた子供たちに、と、500のミニカーまでもらって、かなりご満悦。次のミーティングは多分、6月2日祭日のバニョーロ・ピエモンテのミーティングかな・・・。天気予報は2日まで雨なんだけど・・・何とか晴れて欲しい・・・。子供とテルテル坊主でも作ってみようか
May 26, 2008
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タイトルのまんまなんだけど、何で日本人の私がイタリア人のイタリア語を直してるんだ!? と思うことが、最近とってもある。自分で自分のイタリア語が完璧だとは、もちろん思ってないよ。私はいまだにイタリア語の間違いを結構犯す。イタリア語で文を書いているとき、たとえ文法的には間違ってないとしても、イタリア人が小さい頃から聞き続けて感覚で覚えた「こう書いた方が文章の音が美しい」という書き方はいまだにかなり難しい。でもね、そんな私でも、これは違うだろう? というイタリア人のイタリア語を見かけることがよくある。最近、日記の更新が前にもましておろそかになっているんだけど、実は、親戚が書いている小説の原稿の打ち込みをしているの。彼は前から暇なときに趣味でフィクションを書いていたんだけど、彼はレトロな人で、ルーズリーフに書きとめているのね。作品を舞台作家に見せたところ、面白いからこれは是非ワードに打ち込んで、出版社に持っていくなり何なりした方がいい、と言われたんだそうな。彼も彼の家族もレトロ家族で、PCは持っていても使い方を知らない(何のためにPCを買ったんだか・・・)。ページ数があまりにも多いため(ざっと1400ページ)、最初は印刷・タイプ屋に持っていってやってもらおうと思ったけど、コストは1ページあたり1ユーロ。さらに、そういう業者に持っていくと、作品を盗まれる可能性もあるんだとかで、知り合いに頼んだ方が良いということになったんだそう。キーボード操作が早い人間で思いついたのが私だったんだそうで、頼まれた。まあ、書いてあるものを打ち込むだけなら簡単だからいいかと引き受けた。印刷屋に払うほどの料金は払えないけど、それに近いお金は払うから、ということで・・・。原稿をもらって、早速打ち込みにかかる。・・・・・・sciese?? sceseでしょ?と、イタリア語のつづりを直しながら打つ。もう少し先に行くと、piacionoとある。これってpiaccionoだよ・・・。perche・・・じゃなくて、perch?です。un'infermiereじゃなくて、un infermiereね。この間違いは永遠に続く・・・。un + 母音で始まる男性名詞の間にはアポストロフィーがつかないんだけど、まんまと全部についてる。all'ora・・・前後の文脈から考えると、どう考えてもこれって、allora。non'ostante??? ・・・nonostanteね。gli leじゃなくて、gliele。最初の4ページだけでこんなに間違いが・・・・・・先が思いやられたけど、そのうち彼の書くイタリア語に慣れてきて、つまづかずに直しながら打てるようになった。それにしても、間違いすぎ・・・。打ち込むだけかと思ったら、イタリア語まで直す羽目になるとは・・・。イタリア人のイタリア語の間違い、結構よく目にする。FIAT500のフォーラムを見ていると、perch?のアクセントがperch?になっているのをよく見かける。間違えてないのは大抵大学生や大卒の人だったりして・・・。あと、南部の人の何人かは、haとaを逆に書いていることがよくある(間違える人はとことん間違える。間違えない人はまったく間違えない)。l'ho mandato a Marioがlo mandato ha Marioになっている・・・。フォーラムによく来るHをことごとくつけ間違える17歳のシチリアの男の子、彼には何度Hの付け方が違うと言っても直らない・・・。更に彼は、fraに勝手にアクセントをつけてfr?にしてみたり、soをs?にしてみたりする。音どおりに書けばいい簡単なイタリア語のつづりも、間違えていることが結構ある(何度も同じ間違いをしているってことは、打ち間違いじゃないでしょう?)。イタリア人たちはもちろんのこと、私ともう一人・スペイン出身の人も一緒になって、彼のイタリア語を直している始末・・・。外国から来た人に自分の母国語を指摘されるのって恥ずかしくないのかな??
May 24, 2008
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トリノは1週間前から毎日雨。ずーっと雨が降っているわけじゃなくて、曇ったり雨が降ったりをずっと繰り返している。この天気のおかげで、前回書いたように、先週の日曜日に予定されていたFIAT500のミーティング(と言うより、オフ会)が延期になった。雨じゃ誰も来たいと思わないもんね。500をわざわざ雨に打たせる人はあんまりいない。今週末はヴィルレでミーティングがあるんだけど、天気予報は雨。降水確率90%。私たちは雨でも絶対行くけど・・・あんまり人が来ないだろうなぁ。残念。その次の週は地元でミーティング。天気予報では、この日まで雨模様。ああ、あと10日間も雨か。何だか日本の梅雨みたいだなぁ。さて、雨が降ると出てくるのが、カタツムリ。先週の金曜日、ふと庭を見ると、いるわいるわ、カタツムリが。全部で8匹いたので、全部つかまえてみた。その前の日曜日に夫の祖母の家へ行ったとき、キッチンにペットボトルが置いてあって、中にカタツムリがたくさん入っていた。以前こちらのブログで紹介したように、もちろんそれは食べるため。カタツムリをつかまえたら5日間断食させて腹の中をキレイにしてから調理するの。夫の祖母は、ペットボトルの上の方に切り目を入れ、そこからカタツムリを中に入れてキッチンに安置しておいた。彼女の感覚だとカタツムリは完全に『食べ物』だから、キッチンに安置しているところがなんとも言えない。アサリの砂抜きをしている感覚なの。うちの子供はそのカタツムリを見て、「わあ、カタツムリだぁ!」と大喜び。もちろん、食べるためではなくて、テントウムシを見たときの様な純粋な子供の喜び。そんなことは知らない曾おばあちゃん。「美味しそうだろう? 持って帰る? 今日で3日目だから、あと2日置いといて食べなさい」私は丁重にお断りした。私は生きているカタツムリを熱湯の中に放り込むなんてことできないし、何より子供を傷つけたくない。子供が喜んでいるのを思い出して、夫が庭にいたカタツムリをつかまえた。子供は大喜びで、急いでペットボトルに入れないと逃げちゃう、と言う。曾おばあちゃんの家で見たカタツムリを思い出したらしく、同じように自分もカタツムリを飼いたいと考えたらしい。子供は、ペットボトルに一緒に水とレタスを入れてあげ、カタツムリたちの動向を飽きもせずにいつまでも眺めていた。その日は一緒に寝る、とか言い出す始末。いや、眠れないから、カタツムリとは・・・。寝相が悪いからカタツムリがつぶれちゃうでしょ、と言い聞かせて諦めさせる。次の日おじさんが遊びにやってきて、嬉しそうにおじさんにカタツムリを見せてあげる子供。「見て見て、おじさん。カタツムリ!」と。それに対しておじさん、「おお、いっぱい獲ったな! いつ食べようか?」。「食べないよ。カタツムリは食べるものじゃないんだよ。僕のお家に遊びに来てくれた僕の友達だよ」前の日に「どうしてカタツムリは僕のお家に来たの?」と訊ねられたので、「大輝のことが好きで、一緒に遊びたくて来たんだよ、きっと」と答えておいたのをそのまま信じているらしい。そんな無垢な心の子供に対して大人たちの反応ったら・・・。食べることしか考えてないんだから・・・。最初の3日くらいはカタツムリをとてもかわいがっていた。でも、昨日なんか見向きもしなかった。子供だからねぇ。飽きっぽいんだよねぇ。そういうわけで、子供に、「カタツムリ、大輝が一緒に遊んでくれないから、もうお家に帰りたいって言ってるよ。ママのところに帰りたいって。お家に帰してあげようか?」と言ったところ、「カタツムリ、お家帰りたいんだ。じゃあ、そうしよう」ということになった。気が変わらないうちに放してしまおうかと思ったけど、外はすでに暗くて、安易に庭に放したりすると道路に出て車に轢かれてしまう恐れもある。そういうわけで、今日の夕方、パパが帰ってきたら皆で一緒に原っぱに放しに行く約束をした。昨日の夜、夫の従兄が訊ねてきたんだけど、彼も大人の一人で、「カタツムリかぁ。トマトソースで煮て食べるのが一番だなぁ」と言っていた。うちの子供に、「このカタツムリ、くれる?」と頼んでいた。子供は、「駄目だよ。このカタツムリたちは明日お家に帰るんだから」と断る。今朝、再度、今日の夕方カタツムリをお家に帰してあげるんだよね、と子供に確認を取ってみると、「でも、また僕のところに遊びに来てくれるよね?」と言われた。きっとまた来てくれるよ、と答えたけど、本当にまた来てくれると良いね・・・。
May 22, 2008
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FIAT500のフォーラムcinquino.netで明日に開催が予定されていたロンバルディア・リグーリア・ピエモンテ合同ミーティング、明日の天気予報は雨なので、延期することになった。残念ミーティングにはピエモンテ州アレッサンドリア県のガヴィ(ジェノヴァの結構近く)が予定されていたんだけど、ピエモンテは、木曜日から雨模様。この雨が来週の水曜日まで続くんだって。天気予報に恐れをなしたチンクエチェンティスティ。「当日雨が降ったら500じゃない車で行く」「当日雨が降ったら行かない」という声が続々。そうだよね。わざわざ500を雨にぬらしたい人なんていないもんね。うちも、参加者最遠の者としては、できれば雨が降っている道を旅するのは嫌だ。かと言って、147が現在手元にないため、500で行くしかない。しかも、ミーティングの形が、皆で食べ物を持ち寄ってピクニックすることになっているので、雨だとちょっと辛い。そういうわけで、延期。残念だなぁ。せっかく何ヶ月もかけていろいろ計画してきたのに。まあ、仕方がないよね。そういうわけで、現在6月の中旬ごろにミーティングを延期する予定。だとすると、一体いつ新しいエンジンに積み替えるんだ? 他にもいろいろミーティングの予定が入っているから・・・。うーむ。それにしても、寒い。雨が降る前は、太陽が出ていて半そででもOKな日々が何日か続いたのに、雨が降ったらまた寒さが逆戻り。明日の予想最高気温、15度だって。さむーい。おかげで夫は風邪を引いてしまった。この寒い中半そででいれば、風邪も引くわなぁ
May 17, 2008
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夫がしばらく前から準備しているFIAT500用のエンジン、先日ようやく組み立てが終わった。500ccのエンジンのモノブロッコを細工して、650ccに。500のエンジンはいつも夫が世話しているから(犬じゃないって?)大抵のことは知っているけど、エンジンを細工するのは夫の初めての試み(スクーターのエンジンはいつも細工していたらしい)。近所のミーティングや週末の近郊ドライヴ用に500を使っている人たちはノーマルのエンジンにかなりこだわっているけど、500で遠出をするチンクエチェンティスタたちは大抵ノーマルのエンジンは積んでいない(Rは別)。ノーマルにこだわっていた夫、以前からいろいろな人に、「一度そういう旅をすれば分かるよ」と言われていた。去年初めてガルレンダのインターナショナルミーティングまで行ったとき、夫のノーマルに対するこだわりが変わった。山道、全然上がっていかなかったから。500のフォーラムの中でも、本職がメッカニコ、カロッツィエレという人がいて、親切な人は職業秘密にしないで何でも詳しく教えてくれるものなの。そういう数人の中に、主にレース用のエンジンを準備してる人がいるのね。彼はエンジンの達人で、ヨーロッパ各国のモーターショーやレースにも参加している。その人が夫に、「いつまでもノーマルにこだわってないで、そろそろエンジン変えようか」と言いはじめ、夫はエンジンを変えることを決意。その人にメールやメッセンジャー、電話で細部を教わりながら新しいエンジンを準備してきた。その人の助けでようやく完成。長かったな。それが、これ↓7月上旬のガルレンダ前に500に積むか、ガルレンダ後にするか、考えた末、ガルレンダ前にすることに。ガルレンダは遠出となるので、ちょっと試用期間を持ちたいから、今週末来週末は抜けられないミーティングがあって無理だけど、その来週末のミーティングが終わったら、早速作業開始するつもり。今週末はほぼジェノヴァに近いあたりのミーティングに出かけるので、ちょっと遠い。これが現在使っているエンジン最後の遠出になるんだなぁ。何事もなく行って帰って来られる事を祈ろう・・・。
May 16, 2008
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