Katie's Diary

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うらん その2



獣医さん 「かわいいネコちゃんだね。雑種?」
私   「こう見えても アメショらしいんです」
獣医さん (毛をかき分けつつ)「これそのうち しま出てくるかもよ」
私   「本当ですか? でもかわいいから しま出なくてもいいんですけど」
獣医さん 「すごくおとなくしくて気立てがいい子だよ。こんなに気立てがいい子は100匹に1匹いるかいないかっていうくらい」

...実際一緒に暮らしてみると ほんとにウランは頭が良くて まさに「当たりネコ」でした。

うちにやってきて 一通り探検すると ウランは部屋中のありとあらゆる「木でできたところ」に手をかけ 私の顔を見上げました。
「ダメ」というとまた別のところへ手をかけて 私を見あげて にゃー?と鳴くのです。
こうしてどうやら爪とぎ以外ではガリガリしてはいけないことを悟ったらしく 
彼女は決して決して爪とぎ以外でガリガリすることはありませんでした。

つづく


uran

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