ヘナヘナライター 生態日記

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加藤美保

加藤美保

2005.06.13
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5月7日(土) 第3日目

天気は快晴! やったー。
今回の台湾旅行で、絶対訪れてみたい所があった。それが、本日行く予定の「十分瀑布」だ。“東洋のナイアガラ”とも呼ばる壮大な滝があるらしい。
台北から電車で1時間程度で行くことができる人気の観光地なのだ。
朝食後、夫をたたき起こして(こればっかり)早速台北駅に向かう。台北駅で東部幹線の瑞芳駅までの切符を購入。出発時間間際だったので、急いでホームに駆け込んだ。ホームでちょっと待っているとすぐに電車がやって来た。
電車は混んでいる。うんざりしながら車内に乗り込むと、なぜかポツンと空席がひとつある。この電車は全席指定なので、誰かがこの席のチケットを持っているはずなのだが、台北駅ではその客が乗り込んでこなかったので、そのまま娘を座らせてしまった。途中、たくさん人が乗り込んできた駅で娘を立たせる。とある家族連れがその席に座ったが、果たしてその人達がその指定席のチケットを持っていたかは不明。何かとアバウトなお国柄なのだった。
とにかく、そんなことんなで瑞芳駅に到着する。そこから、平渓線で大華駅まで向かう予定なのだが、次の電車が来るまでに1時間程度あることを知り、瑞芳駅で途中下車して昼食を摂ることにした。
瑞芳は、20年前の台湾を感じられるような古い街だが、結構にぎやかなところ。
駅前にある洋服店では、Tシャツ3枚で1000円ぐらいで売っていた。安い!上に、デザインも悪くないが、海外で洋服をあまり買わない私は、ちょっと躊躇してしまった。試しに買って見ればよかった…と今になって思う。

ウロウロしていると、駅から徒歩数分のところになんとフードコート発見(!)。大きな建物の中に、さまざまな飲食店が入っていて、それぞれの前に専用の席が設けられているのだ。しかし、おいしそうなお店の席は、客で既に埋まってしまっていた。
時間もないので、席の空いている店のひとつをチョイス。ご夫婦で切り盛りしているらしいそのお店は、素朴な台湾家庭料理店という感じ。麺モノにチャーハンなどを注文する。素朴な味だが結構おいしく、何より安かった。3人で数百円という値段。
台湾は共働き率が高い国らしい。そういう事情も手伝って、自炊することが少ないという。しかし実際、台湾の食堂や屋台を利用すると、これだけ安くて美味しいものがたくさんあれば、自分で作る必要はないなーと、実感できる。私だったら絶対に作らないねー(笑)。
昼食も終えて1時間後、無事、平渓線電車に乗り込んだ。ところが娘がこの電車で睡眠モードに突入。
目的地の大華駅に着いたときもまだ寝ていたので、夫が娘を抱えて降り、駅のベンチで少し寝かせることにした。が、大華駅山の中にある無人駅。「十分瀑布」に向かうらしい観光客数人が降りたのみで、あとは人っ子一人いないような状況だ、不安になった私は、娘をたたき起こしてその観光客達の後を追うことにする。
その観光客達は、大華駅から伸びた線路の上をそのまま歩いている。
「線路なんか歩いて大丈夫なのか?」と夫。聞かれても、私にわかるはずもない。
途中、小さなトンネルまであった。そのトンネルの中で万が一電車が来てしまったら、逃げ道はない! 
「ねー、電車が来たらどうするのー」と娘が追い打つをかける(笑)
「線路に寝そべれ」
と答えるパパに、「そんなことしたら死んじゃうよ」と娘は怒っていた。


トンネルを抜けたところに、「十分瀑布」はあった。
無人駅しかないような場所で、しかもこんな線路の途中に観光地があるというのも結構驚かされる。
入り口で入場料金を支払って中に入ると、確かに目の前に「滝」があった。なかなか美しい滝ではあるけれど、「東洋のナイアガラ」というのは、言いすぎではなかろうか(笑)。本物のナイアガラを観たことがないが、たぶん50/1程度のスケールの滝だろう。

滝の周りに階段があり、そこを降りて行くと絶好の撮影ポイントがある。そこで記念撮影をして、さらに下に下りた。滝を真下から見上げられるその場所では、滝の水しぶきがバシバシ当たるすごい場所だ。ここまで降りて来る人はさすがに少ないらしい。

滝から離れると、今度は上り坂になる。その上り坂をハーハーヒーヒー言いながら登ると、アスレチックの遊具があった。遊具好きな娘がそこで遊んでいる間、私はしばし休憩。

フェイクをまず体験して、その後現実に確認するあたりが、悲しき現代人という感じである。「ジャングルクルージング」を抜けると、そこは滝つぼで、魚釣りに興じる人達が見受けられた。

「十分瀑布」観光後、大華駅に戻らず十分駅を目指した。
正直、道順がわからなかったので、たくさんの観光客が進む道に従って歩いた。すると、多くの人達は自家用車で「十分瀑布」最寄のサービスエリアのようなところに向かっていたらしい。そこで、私たちは完全に道を絶たれてしまった。
果たして、十分駅はこの方向で正しいのか。途中、とある年配の男性を捕まえてイロイロ質問したものの、全く言葉が通じずに、ガックリ。場所は山の中である。そろそろ陽も傾き出し、タクシーの一台も目にしない。こんなところで迷ったらどうなるんたろう? 元来た道を戻って、大華駅から台北に戻ろうと提案したが、「道は必ず通じる」と、ワケのわからんことを言い、夫は突き進む。

不安な気持ちで30分ほど経過した頃、繁華街に出た。
どうやら、「十分駅」までたどり着いたらしい。正直、私はホッとした。どうなるかと思ったよ。今でも、どうして駅までたどりつけたのか正直よくわからない(笑)
単に運がよかっただけ? まぁ、いいけど。

駅で切符を購入後、電車がくるまでしばらく時間があったので、「十分」の探索を始める。
「十分」はとても小さな田舎町だが、線路づたいに店や屋台が連なっている面白いところ。屋台やお店で、ビールやジュース、ソーセージなどを購入して、パクパク食べながら歩いた。
その後、電車に乗って台北向かう。途中、私と娘は寝てしまった。

無事に台北に到着するも、なんと、旅行のバイブル『地球の歩き方』を「十分」でなくしてしまったことに気づき、急遽台北三越で『地球の歩き方』を購入することにする。ところが、台北三越に「地球の歩き方台湾」がない(笑)。仕方ないので、類似書を購入した。

さて、夕食である。前日見つけていたおいしそうなレストランに行こうということになり、  MRTに乗車。そこからそのレストランを探したが、なぜか見つからない。娘がぐずり始めたので、目に付いた「火鍋」のおいしそうなレストランに入った。まるで情報もなく適当に選んだレストランだったが、ここの火鍋がものすごく美味しかった。
火鍋は、鍋の中央に仕切りがあり、片側が辛いスープ、もう片側が辛くないスープという「構成」になっている。そこに、好きな具、肉や魚介類、野菜などを入れて食べるスタイルの料理だ。
いやー、スープが実に美味しかった。特にうちの娘が気に入って、そのスープを何杯もおかわりしていたし。漢方薬が何十種類も入っているようだが、薬っぽい味はしない。なんとも表現し難い独特の旨味というのか、日本では味わったことのない味であった。
あの鍋、また食べたい~。

すっかり満足した私たちは、その後、また台北の街を夜のお散歩開始。ホテルまで歩いて帰宅途中、ディスカウントショップに寄って、シャンプーや洗顔料やビールなど、イロイロ購入してホテルに戻った。

そして前日と同じように、娘と風呂に入って、ビールを飲んでそのまま熟睡。
おやすみなさい~。





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Last updated  2005.06.13 23:43:10
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