ヘナヘナライター 生態日記

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加藤美保

加藤美保

2005.06.21
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プライベートで、ちょいゴタゴタしたことがあり、気分転換に軽めの映画が観たいと思って選んだ『エイリアンVSプレデター』。


作品のテーマは、エイリアンとプレデターの戦い、これのみである(笑)。

で、エイリアンとプレデターを並べてみると、エイリアンの「隙のない気持ち悪さ」が際立つ。そういう意味ではエイリアンは偉大だ。

さらに、正体がはっきりした途端に怖さが激減してしまうコミカルなプレデターの風体も健在(笑)。

この映画のエイリアンは、オリジナルのリドリー・スコット監督作品『エイリアン1』の気色の悪さがかなり再現されている。「1」へのオマージュが感じられると言ってもいいだろう。
『エイリアン』といえばジェームズ・キャメロン監督作品の「2」が最高傑作と言う人も多いかもしれないが、私は断然「1」を指示する。
母性本能溢れる「2」のエイリアンではなくて、生存本能しかないような「1」のエイリアンの方が、私の嫌悪感や恐怖感を何倍もあおるからだ。

また、この作品ではあくまでも「おまけ」的存在だと思っていた「人間」が、意外にいい仕事をしている点もよかった。



まぁ、考えようによっては、ホラー映画でもなくましてはアクション映画でもなく、SF映画でさえない、それでいて、なんとなくヒューマンドラマ的な要素も微妙に混ぜ込んでしまったあたりが、非常に中途半端な作品で、あまり一般受けしないだろうとは思う(私は結構気に入ったが)。

頭と心をカラッポにしたい人にはお勧めかもしれない。

ついでに、スピルバーグ監督作品でトム・ハンクス主演の『ターミナル』も観た。
これだけの人材をそろえながら、なぜこれほどに未完成度が目立つ作品なのか、観終わった後に狐に包まれるほどである(笑)。
トム・ハンクスの芸達者な演技力だけがやたらと目立つ。

テーマもはっきりしないし、ストーリー運びにも無理がある。

ただひとつ、国際空港の持つ不可思議さがよく表れている作品だと思う。

広義な意味での「ロードムービー」と捉えることはできるかもしれない。





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Last updated  2005.06.22 02:56:27
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