ヘナヘナライター 生態日記

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加藤美保

加藤美保

2007.04.11
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昨夜、チームナックスの舞台「COMPOSER」をDVDで鑑賞した。
私は無類の映画好きだが、正直、舞台はほとんど観ない。演技や舞台装置に関してディティールにこだわる方なので、舞台栄えする大きな芝居や作り物感丸出しの大道具・小道具が苦手だからではないかと自己分析している。さらに言えば、ライブ感というものをあまり求めていないからかもしれない。だから音楽に関してもコンサートに特に強いこだわりがない。家でゆっくり聞ければ十分満足できたりする。

ところが、“板育ち”の役者さんやコメディアン、ミュージシャンは大好きである。ダウンタウンも実は舞台でたたき上げてきたお笑いタレント。ミュージシャンでいえば、古いところではRCサクセションもライブで出てきた連中だし、役者では、最近、ドラマ『医龍』などで目をつけた阿部サダオも劇団の役者さんらしい。当然、今イチオシの大泉洋も舞台役者。
そう、私は、舞台は観ない癖に、舞台たたき上げの演者が好みなのだ。彼らからは、底力のようなものを感じる。引き出しがたくさんあるからか、観ていて飽きることがない。表現力が豊なので、退屈しないのだ。板育ちの演者がこれだけ魅力的だということは、つまり、舞台そのものにものすごいパワーや魅力があるということなんだろう。今年は舞台をいろいろ楽しみたいという気がする。

で、現在全国ツアー中、チームナックスの舞台を見てみたいと思っていたのに、チケットが取れず(大人気らしい)、仕方がないのでDVDで見てみることにした。チームナックスの舞台は、演技力やら演出力やらが稚拙で、マトモな舞台好きは観られたもんじゃないとかいう寸評をよく耳にしていた。私は他の舞台をあまり見ないので大きなことは言えないが、なかなか面白い作品であった。

大泉洋に惹かれて観たナックスの舞台DVDだが、安井顕の演技に惚れた(笑)。大泉を間口に安井に行くという流れは、ナックスファンにはよくあることらしい。
安井顕、演技力という点でも、当然高いが、彼のスゴさはそんなことじゃない。役に対するのめり込み方、台詞ひとつひとつに自分の思いを込めるそのパワー、いや、もう、うまく言葉で説明できないのだが、陽・負、両方のものすごい力が演技に込められてて、それが観るものの脳髄にダイレクトに叩き込まれるって感じである。

もちろん大泉洋の演技もいい。技術力でいえば安井と遜色ない。が、安井にある絶対的なパワーは大泉にはない。ただ、彼には絶対的なスター性、華がある。大泉洋と安井顕は本当に良い役者である。その他のメンバーは微妙(笑)。音尾は未知数な感じだが、何か面白いものは感じる。リーダーの森は演者としては可もなく不可もなく、彼は作品の作・演出を手がけているので、今後そっちの方向に行くのかもしれない。私が苦手だったのは佐藤。演技に力が入りすぎていて一本調子(笑)。しかし、「COMPOSER」は2005年の作品で、現在上演中の新作に関するブログを観ると、佐藤を褒めるものも結構あるので、変化しているのかもしれない。



近いうちに何か舞台を見に行きたい。オススメの舞台とかあれば教えて欲しいですね。





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Last updated  2007.04.11 20:39:57 コメントを書く
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