ヘナヘナライター 生態日記

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加藤美保

加藤美保

2008.05.28
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大泉洋主演「アフタースクール」見てきた。仕掛けの凝ったなかなか面白い映画であった。


母校の中学校で教師をしている神野のもとに、同級生だったという謎の男が尋ねてくる。やはり同級生だった木村という男を捜しているという。驚く神野。というのも、実は木村は神野の中学時代からの親友で、今朝も木村と会ったばかりだったからだ。

物語の前半はよくある感じで進んでいく。所謂「クライムストーリー」か?と思って呑気に構えていると、中盤でいきなり全てが覆されて、「えぇぇぇ!?」と頭が真っ白になってしまう瞬間がある。そんな期待を裏切られる感がなんとも気持いい。
ゆったりと進む物語の前半とは打って代わり、その瞬間を境に物語ジェットコースタームービーと様相を変えるのだ。

一見ストーリーは複雑で振り落とされそうになるのだが、よく考えると結末は非常にシンプル。先入観や思い込みを取っ払うと、ものすごくピュアで単純な愛のストーリーだったりする。この落差が非常に面白いし心地よい。

「お前が面白くないのはお前自身の責任だ」

物語ラスト近くで語られるこの台詞。なんでも知ったか振りをして、なんでも斜に構えて、カッコのいい振りをして格好つけて、私たちはどれほどの充実感や幸せや幸福を失ってきたことか。
深い、深すぎる。





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Last updated  2008.05.29 04:12:22
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