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加藤美保

加藤美保

2008.06.10
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カテゴリ: 時事ネタ
今、最も世間を震撼させている事件、いわずもがな「秋葉原通り魔連続殺人事件」について。

この事件には今までの凶悪犯罪にはなかった独特の怖さがある。
よく引き合いに出される宅間の事件とも違う。
加藤容疑者と同じ年だという神戸の猟奇連続殺人事件を起こしたあのサカキバラとも違う。

自分は宅間にもサカキバラにもなるとは思えないが、この加藤容疑者になる可能性はゼロではないな、と普通の人たちに思わせてしまう怖さをこの事件からは感じられないだろうか。
加藤容疑者は、性格異常者、あるいは精神病疾病者が果ての果てに至ってしまう結末という末路感が欠落しているのだ。

普通の、しかし徹底的に人生に悲観してしまった、それでいてかなり身勝手で、想像力も人生経験も未熟な若者が、不幸な条件が奇跡的な確率で重なってしまって妄想のままに万が一の確立で起こしてしまった凄惨な事件。と言ってしまったら、かなり誤解を生むだろうか。

いや、起こってしまった事件はあまりも残酷で悲惨なものなのに、容疑者の現実感の希薄さはどう説明したらいいのだろう。

こういう凄惨な事件を起こしてしまうまでの病的、あるいは本質的に抱えている病巣の取り返しのつかなさというものが希薄すぎる。


怖すぎる。この事件は本当に怖すぎる。
そういえば、今年筑波で行った連続殺人事件もこれに通じる現実感の希薄さがあった。

いったいこの日本で、若者たちの間では何が起こっているのだろう。





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Last updated  2008.06.10 23:29:38
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