ヘナヘナライター 生態日記

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加藤美保

加藤美保

2009.10.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
2日~6日まで、夫のプチ単身赴任先である中国・上海まで娘を引きずって行ってきた。

宿泊先はザ・イートンホテル。最近躍進中、フィリピン資本の5星ホテルということだが、正直5星は言い過ぎという印象のホテルだった(^_^;)
建物の造りや施設面、使い勝手という点では多々粗が目立つという感じ。たとえば、水周りの水はけが悪いとか、バスルームが無意味なガラス張りだとかいろいろ。
サービスというソフト面では、可もなく不可もなくで、4星ホテルでももっとホスピタリティー溢れるサービスを提供しているホテルを私は知っている。
ただ、ホテルの朝食バイキングは、中国ではめずらしいほどグレードが高くて美味しかった。サラダは新鮮だし、ハムやチーズ、ウインナー類も美味しく、特にチーズはブルーチーズを常備してあって、これは私的にポイント高しである。他に、中華系だけでなく日本食系のメニューもあった。中華系のおかゆのトッピングに香菜があるのもうれしかった。

で、問題の夫であるが、体調を崩していた(^_^;) 私達が滞在した4泊5日中、風邪や腹痛でダウンすること3日。午前中は元気だったのに、午後になって突然動かなくなったり。水が合わないとかストレスがたまっているとか、いろいろ気苦労が多いのだろうなぁと、なんか悲しくなってしまった。それでも中国人には何気に馴染んでいて、以前から中国人の悪口を言っているくせに、その馴染み具合が妙に面白かった。ホテルの掃除のおばさんとよもやま話をしているらしい(笑)。言葉もよく通じないくせに、不思議なヤツである。

夫が娘と朝食を採りに行っている間、クリーニングの集配(ホテルのではなく外部クリーニング店に頼んでいた)のおばさんを待っていたのたが、その方、日本語はおろか英語さえ全く介さない人であった(^_^;) 「おばさん」とは言っているものの、ほぼ私と同じ世代であると思われる。言葉が通じないので、私もあちらもイライライラ~。そこに朝食を終えた夫が登場するなり、その「おばさん」、いきなり態度が変わって愛想が良くなった!
なんなんだよ、中国おばさん! まぁ、私と違って外面が良い夫は、外受けもよろしいのだ。
体調管理以外はうまく中国社会に馴染んでいる様子で、そういう意味では安心したけどね。


ただ、初めて上海蟹は食べた。お会計は、3人で約23,000円と豪華なディナーになったが、この上海蟹についてはコストパフォーマンスに文句はなかった。
上海蟹って本当に贅沢な食べ物である。嗜好品といってもいいと思う。なんせ、食べられる身の部分が極端に少ないのだ。その代わり、ミソと呼ばれる部分の美味しさがハンパない。ウニのように濃厚でありながら、味はもっと上品で淡泊。ありえないようなコンビネーションだ。そのミソがついた身の部分の美味しさといったら! 魚貝好きなら唸り声をあげるウマさである。上海蟹の本当の美味しさを知るには、姿煮を食べなければならない。もともと食べられる個所が少ないため、コース料理となると身をほぐして豪華な料理に化けてしまうのだが、それでは上海蟹の本当の美味しさは味わえない。機会があれば上海蟹の姿煮をぜひ一度ご賞味あれ。

今回は、約23,000円の豪華ディナーを食べる一方で、夫行きつけのホテル周辺にある食堂にも行ってみた。9元~11元(117円~143円)の定食が食べられる食堂である。恐ろしく安く、衛生面でもかなり怪しいお店なのだが(笑)、味は美味しい!わずか100円ちょっとでこんなに美味しいお食事ができる上海って、なんてお得な国なんだろう。これだけで、私は上海が好きになった(笑)。

にしても、上海という振り幅の広さは、この100円の定食と23000円の上海蟹ディナーの話だけでも感じられるのではないだろうか? 目抜き通りの裏側では、こんな食堂よりももっとひなびた屋台があり、そこではたくさんの人々が電気もなく薄暗い街かどでワケのわからない食事をしていた。あの食堂の定食が100円なら、屋台の食事はさらに安いということになる。
上海の街を分断する川を渡る手段として、観光用の川の地下を走る乗り物があるのだが、この乗車券がなんと片道50元もする。ところが、普通に渡し船のようなフェリーをつかえば、0.5元である。
上海蟹を食し、一流デパートで日本製品を購入しているのは外国人だけではない。持てる者と持たざる者の格差が恐ろしく開いている、それが上海の現実だ。

まぁ、去年、今年の2年続きで上海に行くことになり、上海はいい街だけれど、私にとってはさほど面白みのあるところではないという思いを強くした(笑)。上海に行くなら、台湾方がずっと楽しい。

今回の上海

10月2日 ノースウェスト機にて、日本から上海へ
夫が空港まで迎えに来てくれていて、そのままタクシーでホテルへチェックイン。
10月3日 ホテルからテレビ塔へ。塔の中には入らず、前で記念撮影。その後、テレビ塔前にあるデパートに入り、その後疲れたので、通り沿いにあるカフェでジュースを飲む。観光用の乗り物で川を渡り、タクシーで豫園へ。昼食は、園そばにあったディンタイフォンにてショウロンポウを頂く。その後、豫園には入らず、周辺でウインドーショッピング。ブラブラ歩いて市場などを見物し、再びテレビ塔前のデパートに戻って、娘が友達へのお土産を購入。その後、夫が突然体調を崩し、タクシーでホテルに戻って夫ダウン。娘と私は夫行きつけの食堂で夕食。

10月5日 絹製品の市場に行きたいと思って、タクシーで向かう。最初に行ったところはデザインが古臭くて気に入らなかったので、もうひとつの場所へ。こちらでは結構良いものが手に入り、お土産をゲット。しかし値切りすぎて、店員さんから悪態をつかれた。その後、昼食には日本のラーメンを食べたいという夫の要望で、昨日行った人民公園へタクシーで向かう。上海の街の推移を見せる展覧会があり、夫、いきなりその建物に入って行く。何かと思ったら、おなかが痛くてトイレを探していただけのことだったらしい。そこで夫腹痛がひどくなり、ラーメンをあきらめてタクシーでホテルに戻る。腹痛に苦しむ夫。しかし病院は行きたくないという。少し落ち着いたので、娘を連れてまたヤオハンに行った。夫の食べられるレトルトのおかゆを探したが、見つからず。コーンスープとどんべえなどを購入。娘はまたそこでペンなどを買って、この日も昼食を食べていなかった私達はフラフラになって、ヤオハンで夕飯をとることにした。いちばん空いているという理由で、日本食のレストランへ。正直、海外で日本食のレストランに入るのは初めてであった。高い上に美味しくない。しかも、オーダーしたメニューに虫が混入しているのを見つけ、食欲が減退するも、それなりに食べてホテルへ。
10月6日 夫、前日より腹痛が良くなった様子なので、娘と2人帰国することにする。夫は見送りに来られず、2人でさびしく空港に行き、そこで朝食などを食べて帰国の途に就いた。





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Last updated  2009.10.08 02:36:54
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