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私が、藤代君を車に乗せて救急病院へ連れて行った。焼け残った、カーディガンを脱がせると幸いなことに、火傷は両腕に留まっていた。塗り薬と痛み止めの飲み薬を貰い、藤代君を自宅まで送っていった。会社に戻ると、社長が「おい、川端君悪いけどな藤代君を毎朝、病院へ連れって行ってくれないか」 「いいですよ」 それから、毎朝藤代君を自宅から病院へ連れて行くことが日課になった。藤代君を送り届けて会社へ戻ると、定男さんとしわしわじいさんが待っていて、三人でトラックに乗り、現場へ行くという毎日が始まった。結局、このバイトは、夏休みの間中やって、身体はたくましくなり小遣いは貯まって、一石二鳥な、バイトだった。
つづく