バラ科のサクラとは関係のないが、キメが細かく光沢のある美しい木肌を持ち、優しい上品さを漂わせるカバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹は、北海道を中心に本州北中部などに自生しています。マカバ、ウダイカンバ、バーチなどの別名でも知られ、時にはカバザクラとも呼ばれます。
カバ材は傷や衝撃に強く、学校や体育館、ダンススタジオの床にも使用されるほど耐久性が高い特長を持ち、家具に用いれば長年にわたって利用できる品質の高い製品となります。経年変化に強いため、購入時の魅力が長く続きます。ナチュラルで明るい雰囲気の家具をお探しの方や、耐久性に優れた家具をお求めの方に最適です。
樺の木は日本人の好みに合った高貴な風合いを持っています。特に赤みが濃いタイプは希少であり、近年その数が減少しています。樺はその色合いからさくらと呼ばれることもあり、白樺は樺桜とも呼ばれます。樺と桜を結びつけるとやや紛らわしいかもしれませんが、どちらも日本人の好みに合った木であるとされています。
樺材は赤みを持つ芯寄りの部分を赤身と呼び、より赤みがあります。一方、外側の部分を白太と呼び、白っぽい色をしています。樺は反りなどの狂いが少なく、耐摩耗性にも優れています。加工性は中程度であり、表面の仕上げも良好です。木肌の荒れが少ないため、ろくろ作りに適しています。洋家具材、床材、器具材、造作材などに広く利用されています。
バーチ、またはカバザクラとして知られる木材について
バーチは北米で産出されるカバの販売名であり、日本では国産の桜材の「代替品」として広く利用されています。
バーチは、北半球の寒冷地に生育する落葉高木で、しばしば白樺としても知られています。その硬さと耐久性から、家具やフローリングなどの製品に幅広く使用されてきました。この特性が、野球バットの素材としても注目されるようになりました。
カバ材の特徴とは?
カバ材が適している家具
カバ材の3つの魅力
上品な木肌の美しさ:
頑丈なため長年愛用できる:
購入時のまま色が変化しにくい:
カバ材は明るく上品な色合いと頑丈さが魅力であり、長く愛用できる素材です。ナチュラルテイストなインテリアやシンプルなデザインの家具におすすめです。
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