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一酸化炭素警報機が鳴った!!
といっても、我が家ではない。一人暮らしの義母の住まいで、数日前に。
使用している暖房器具は、 普通の石油ファンヒーター
。FF式でない通常の開放燃焼型だ。
特に故障しているとか、不具合がある訳ではない。
この一酸化炭素警報機は、私が去年、何かあってからでは遅いと思い、購入して取り付けておいたものだ。大事に至らず、取り付けておいて、本当に良かった・・
「ファンヒーターは、危険だから、なるべく使わず、エアコンを使うように」と、以前から話をしておいたが、きっと数時間にわたって使っていたのだろう。
義母の住まいは、築数十年のかなり古い鉄筋コンクリート建ての1階になる。壁すらもコンクリートに塗装してあるような造りで、断熱材なんていうものは、一切入っていない。暖冬の東京といえども、冷え込みは厳しい。
ファンヒーターよりエネルギー効率が良いここ数年のエアコンといえども、噴出し口が上になってしまう。下から冷え込む住まいに対しては、噴出し口が下になるファンヒーターの方が暖かさを感じるのは確かだ。
だから、「絶対、使ってはダメだ!」とは言えなかったし、このような日本の古い建物の住環境のひどさでは、「絶対、使ってはダメだ!」と、今でも言えない。日本は、なんてひどい建物を建ててきたんだ、などと住環境の貧しさやも感じたりもする。また、ある意味、建築上の欠陥とも言えるかもしれない。
とブログに書いたが、 やはり、非常に危険であることを、再認識させられた。
マスメディアによって、機器の不良などによる一酸化炭素中毒と報じられることはある。しかし、例え機器が正常な状態でも、開放燃焼型のファンヒーターやストーブを使うのは、非常に危険だということが、報じられないのは、一体、どういうことなのか?
また、開放燃焼型のファンヒーターやストーブは、一酸化炭素のみならず、他の室内汚染物質を大量に吐き出すのである。最近では、自然素材を使って健康に配慮などのキャッチコピーとしたような家があるが、そんな中で、開放燃焼型のファンヒーターやストーブを使ったりするのは、一体、どういうことなのか?
開放燃焼のファンヒーターやストーブを使うのは、命がけ!
ということを、肝に銘じておくべきだし、基本的に使うべきではないだろう。
ただ、どうしても使用せざるを得ない酷い住環境の場合、 一酸化炭素警報機の取り付けは、最低限、必要ではないだろうか。
うちは大丈夫と思っていませんか?
何かあってからでは、手遅れです・・
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