2003年01月20日
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テーマ: 七草(14)
カテゴリ: カテゴリ未分類
暮れかけの八坂神社




関東地方にお住まいのkakkoさんに以前『骨正月?知りません?!』って
書き込みを頂いた時に、あれ?関西だけの慣わしなんかな~と思ったのですが、
調べてみたら…やっぱり関西地方だけなんですネ(^^ゞ

昔(明治頃)京都辺りの、商人や職人は20日頃までお正月休みをいただきます。

まあ、今のようにスーパーやお店も1月1日や2日からお商売すると言う
発想は無い時代ですから(笑)何処のお家でもお正月の間に食べる
お節料理、おもち、などを大量に用意しました。そしてお正月が過ぎて、
1月7日にはお節やお雑煮を食べ過ぎた胃に優しい七草粥を頂きます。


その年の五穀豊穣を祈るのと邪気払いの為、小豆粥を頂きます
…で1月20日頃になると、お正月用で食べていた鰤、
時には新巻鮭などが食べ尽くされて…骨だけになります(笑)
さて、こうなるといよいよお正月さんも終わりです。。。
骨を汁物に仕立ててこれを頂きます。

まあ、別に何でも良いんですが…“味噌汁”や“雑煮”に仕立てたり、
時には“かす汁”なんかを食べたような記憶があります。
「あんじょう、(ちゃんと)綺麗に食べなあかん…」と日頃から
無口な父ににらまれながら骨の汁物を頂いたら、その時ばかりは珍しく
「食べたんか?えらい、えらい、これでお正月さんもきいよう
(機嫌よく)帰らはる」と珍しく笑顔で、頭を撫でられているのに…


父を問い詰めて、又いつもの職人気質らしい、気難しい、父の顔を見ていました。

さて、今夜はこれからパソコン教室へ行ってきますが、その前に
確か冷凍庫に新巻鮭の頭が残っているはず…かす汁でも。。。
あ~マサカ誤解は無いと思いますが…(・。・;
萌野は明治生まれ、では御座いませんからネ~。


明日降る雪の行方を占ってかす汁作る骨正月





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最終更新日  2003年01月23日 10時01分13秒


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