2009年07月05日
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(短歌)何者も拒みながらも受け止める自然の姿ひれ伏すばかり

山への憧れは強くなるばっかし・・・(画像/PENTAX K20D)

山への憧れは、ずいぶんと昔から持ってるんですが、自分で実際に登るとなると、足の問題や体力的なことから、本格的な山登りは無理かな?と諦めてる萌野です。それでも、自分の体力で行ける範囲で無理せずに山への憧れを持ち続けてられたら、それはそれで楽しいと思ってます。で、日曜日は「劔岳(つるぎだけ)点の記」を保護者さんと見に行きました。圧倒的な自然の力を、大きなスクリーンで見てると、山への畏敬の念を益々深く感じる事が出来ました。物語は日露戦争後の明治39年、国防と云う意味で日本地図の完成を急ぐ陸軍の命を受けて、陸軍参謀本部陸地測量部の測量手である柴崎芳太郎は最後の空白地を埋めるために、死の山と恐れられ、誰も未だ登る事が出来なかった劔岳へ挑む事になります。当時、立山はその山の姿から、山岳信仰の特殊な立場にあった山で、「立山曼陀羅」と呼ばれる図柄まであったのだそうです。その中で、劔岳はその険しい姿から、地獄の部分にあたり「死の山」として恐れられ、また、登っては行けない山とされていました。そこへ測量官として柴崎芳太郎(浅野忠信)が、仲間の生田信(松田龍平)達と、未だ誰も登り口さえ発見出来ずにいる劔岳へ、上からの命令で命を賭けて挑む事になります。その測量隊を登頂の道案内をするのが、地元の宇治長次郎(香川照之)立山信仰地域の登ってはイケない禁を破ってまでも、測量隊を案内します。時期を同じくして、ヨーロッパ製の最新道具を揃えて、やはり劔岳への登頂に情熱を持っている、日本山岳会の小島烏水(中村トオル)らとの、ちょっとしたイザコザや交流などを織り交ぜながら、柴崎芳太郎が日本地図の最後の空白部分である「劔岳(つるぎだけ)点の記」を完成して任務を終えられるのか?を中心に、淡々と描かれる物語。原作は新田次郎さん、監督はキャメラマンとして半世紀の実績がある木村大作さん。CGをふんだんに使う最近の映画界には珍しく、今、そこにある自然と、骨太の俳優さんを使った、上質の贅沢な映画と云う印象を受けました。柴崎芳太郎や宇治長次郎と云う、物静かで穏やかだけど、心に熱いモノを持ってる男の人も好ましく描かれてるし、ただ茫然と見てるだけでしか無い自然も力強く映されてました。この映画を見てると、また山へ行きたくなりました(笑)あっ!写真は、立山の劔岳では無くって、この間行った上高地から見える穂高連峰です。萌野の山への思いは・・・当分尽きそうもありません。





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最終更新日  2009年07月06日 15時20分44秒


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