2010年11月22日
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(短歌)寄り添って生きて愛して死んで逝くそんな小さい夫婦の歴史

寄り添って生きる事の難しさ(画像/PENTAX K20D)

11月22日は、語呂合わせで良い夫婦の日。その日に相応しい話か?ちょっと疑問なんですが(汗)やはり書き残して置こうとおもいます。ご近所で亡くなられた、同世代の女性の四十九日法要が終わり、ご主人が挨拶に来られました。特別親しくさせてもらった訳では無かったけど、朝晩の挨拶や立ち話をしたり、お互いが何処かに出かけた時には、美味しいもんのおすそ分けをする事もありました。同世代と書いたけど、正確には亡くなった奥さんは、私より5才位は上やったと記憶しています。旦那さん同士が同じ年齢で、お互いに子供の居ない夫婦同士だった事もあり同世代と呼べる感覚になって居ました。とても活発な女性で、数年前にドラムを叩く音楽教室に通い始めた時にはビックリしけど「老後を元気に迎えるようにリハビリやねん♪」と笑って話してたのが未だに心に残って居ます。私より100倍は元気そうで、夜にはテニススクールに通う姿も良く見かけてましたし、お互いに干渉し合わない夫婦って照れて云うてはったけど、たまに短い旅行に出かけたりしてる姿は何処から見ても仲の良いご夫婦に見えました。去年の年末やったかな?ちょっと調子が悪いんで検査入院するって聞いたんですが、その時には「あれ?どっか悪いんかなぁ?」って思うぐらいでした。一週間ほどして帰宅して来はった時にも「そろそろあちこち悪い場所も出て来るお年頃やもんね」とお互いの年齢を考えると検査も必要になるよね・・・と軽口を言うてたように思います。それから、しばらくしてまた検査入院すると聞いたのですが、その時には「ん?」と変な感じがしました。それから何度かの入退院、その間に少しずつ痩せて行く姿を見るようになって、そのうちに「ああ、そうか」と、何となく状況が見えて来たんですが、それを口にする事も聞く事も出来ずに居た私です。やがて入院してはる時間が長くなって、どうやら癌らしいと私たち他人が知る頃には、もう多分アカンかったんやろうかね。活発でキリキリと動くのが得意そうな人やっただけに、自分の身体が自分の意思で自由に動け無くなった時の辛さは、他人の私たちが想像するだけでも悲しくなります。まして身近で看病してたご主人には・・・今こうやって考えただけでも気の毒な事やったと思います。ご主人は「今年いっぱいは今のマンションに居るけど、来年には引っ越そうと思うねん」「部屋に帰ると、思い出すのはええ思い出ばっかしやしなぁ」と、そんな風に話しはる顔が、ほんまに寂しそうでした。夫婦のかたちは人それぞれに違うし、築いて行く歴史も違うやろうけど、どっちが先に逝っても「思い出すのはええ思い出ばっかし」と言えるような夫婦は幸せなんやろうなって、つくづくとそんな風に感じました。でも、でも、出来たら私は後に残る立場にはなりたくないなぁ(~_~;)歳の順番から行くと10歳も年上やし(汗)無理なんかなぁ?いや、いや、歳の順番とは限らへんから・・・ね。





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最終更新日  2010年11月27日 02時07分50秒


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