しゃぼん玉よ  風にのれ

しゃぼん玉よ 風にのれ

2013.01.14
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川

カテゴリ: 物語





その時 もう後戻りできないと思った




嫁いだ先には

また小さな川があった



『そこから先はね・・・・』

しらない私に ささやかれる声 決して大きな声ではなく


なんだか怖いと思った

人の想いが 






嫁いでしばらくして 蕁麻疹が出た

水があわないのだろうと言われた


生まれた場所と そう離れていない場所だったけれど

水の味は まったく違っていた

美味しい 美味しいといわれる水が 美味しいとは思えない

生まれ育った里の水が恋しかった



病気などしなかったからだが

だんだん弱っていく

『血』が変わっていく

そして 病となっていく






川ごとに

水が変わるのだろうか


川ごとに




川って・・・・なんなんだろう 

それは

こちらとあちらを分ける境のひとつかもしれない






結局 生まれ育った里に戻ったけれど

父母は言う あのままいたら 今頃は死んでいただろうと





私には川を越える力がなかったということかもしれない






時代の流れだろうか

この里の水も 昔ほど “あまさ”を感じなくなってきている

川自身が 変わってきたのだろうか

そうしてきたのは 人なのだろうけれど





あまい 身体にしみわたるような甘い水を飲みたいなぁ

















富山って・・・・川(河)が多いのよね・・・・

どこにも行けない?私?














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最終更新日  2013.01.14 11:34:54
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