風のように♪<第二章>

風のように♪<第二章>

愛媛 松山秋物語(2008.8.19-20)

愛媛 松山秋物語


『千と千尋の神隠し』の世界へ

道後温泉
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生まれて初めて訪れる 松山。
いったいどんなところかな。。。。♪

ツアー中ということもあって、わたしは全く予習しないで松山へ行くことになってしまったのです。
でも、今回一緒に行くのはスタレビファンの友達ララなの。
ようやく一緒に行けるようになったので、ララは思いっきり張り切って
松山のこと色々と調べてくれました。

彼女が予約してくれたホテルもとーってもかわいくて好きな英国調のホテルだったの♪


食器とか家具とか何もかもすべて素敵で道後温泉という雰囲気とは全く想像できないような
イングランドなホテルでした♪


伊丹空港で待ち合わせして(*^o^)/\(^-^*)イクゾー
いざ、松山へ♪♪

伊丹空港から松山へ♪

伊丹空港から松山へ♪



写真に撮ってるような大きな飛行機じゃなくて、滑走路と同じ地面から階段を上がって乗るちっちゃなプロペラ機だったの(^^;)ちょっと恐かったです。

飛行機でビューーン(/^o^)/

飛行機でビューーン(/^o^)/


あ!w(*・o・*)w という間に松山駅に到着!

そこからバスで道後温泉まで一気に向かったの。

バスから降りると、目の前には市電の道後温泉駅があって、

道後温泉駅♪

道後温泉駅♪

商店街があってそこを通っていくと 
どのお店も坊ちゃん〇〇というお土産がいっぱいです。

(・・ ))キョロ(( ・・)キョロ
 そういえば。。お隣の人は松山出身だからいつも
実家に帰ったときはタルトとか愛媛みかんジュースとか持ってきてくれるの(*^^*)/オミヤゲ

そうして10分ほど歩くとその商店街が終わり、何だか見覚えのある風景!?

(〃・ o ・〃)ハッ何度も何度も見たことのある 
あの有名な道後温泉の古い建物が目の前!!!!!

道後温泉♪

道後温泉♪

(ノ'o')ノ オオオオォォォォォォ  ここがかの有名な道後温泉なんだ~~~~!!!



小雨がパラパラしていて、でも、私達は喜々として写真を撮ったの♪
同じように写真を撮ってる人にも二人で写してもらったりしてv(*^o^)(^-^*)vチーズ

でもでも、わたしが驚いたのはそこからでした!!!

その道後温泉と隣接してる建物を見たとき、
麦色のすだれといい、
古い木でできた欄干のある建物の雰囲気といい、
(〃・ o ・〃)ワッァアアアアアアアア

道後温泉の休憩室のある別棟

何だか宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』に出てくるような建物~~~~!
って言ったら

ララが( ^_^)ノ☆(*^^)バシッって叩いて

あの『千と千尋の神隠し』のモデルになったのがここじゃない!?

o(・o・)o エエエエエエエエッッッッッッッッ????!!!

もう、ビックリ!!!!!「江戸東京たてもの園」の「子宝湯」と同様にここ道後温泉も「油屋」のモデルになったということでした。
『千と千尋の神隠し』のモデルになった温泉が日本のどこかにあるっていうのは頭の片隅のどこかで理解していたのだけど、まさかまさか、今目の前にあるのがそれだなんて!!

あまりにもびっくりしてわたしは小雨の降る中、
しばらくずーーーーっとその道後温泉の建物を見続けていたのでした p(*・ ・*)qココガ。。

「あとで、道後温泉に入ろうね!?」
「 うんうん(^-^)入る入る!」

そうして、私達はとにかくホテルにチェックインするために、ホテルに向かいました。
ホテルの英国調レストラン♪

ホテルの英国調レストラン♪




英国風の素敵なそのホテルにはお気に入りのウエッジウッドの食器もたくさん飾ってあって

ホテルのロビー

ホテルのロビー



とっても嬉しくなってしまった♪
o(^0^o)♪o(^-^)o♪(o^0^)o ♪ルンルン


お部屋も英国調になっていて、家具もすごくおしゃれなの。
道後温泉でこんなホテルに泊まれるなんて思ってもいなかったので
すごく嬉しかったです♪
(^-^*))キョロ((*^o^)キョロ

ホテルの英国調のロビー

ホテルの英国調のロビー



お昼はこのホテルでランチしてからお出かけしましょうネ
(*^o^)/\(^-^*)ソウシヨウソウシヨウ!

スープ

スープ


メインディッシュ(ランチ)

メインディッシュ(ランチ)

グラタン

グラタン




デザート&コーヒー

デザート&コーヒー



それから私達はさっきの道後温泉を散策することにしました。
その前に、雨がたっくさん降ってきたので、道後温泉のすぐ近くにあった
「子規博物館」に入ることにしました。

正岡子規は国語の教科書でも習ったのでよく知っていたよ♪
「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」の俳句でも有名な人です。

でも、松山の人だってこともすっかりと忘れていたし、幼少の頃からの姿なんて全然知らなかったの。

子規の幼い頃、少年期、青年期、と別々に紹介されているスライドがあって
音声で丁寧に説明してくれる二人用のブースがいくつもあったので

何だかわからないけど、二人でずっとそこで過ごしていたの。

そうして一時間ほどしたら、何だかテレビカメラもってる人が数人いて、
年配の女性と男性が色々と説明して、それをカメラが映してるの。
マイクとか持ってる人もいて、
そう、この日は何だか知らないけど、ここ、子規博物館のテレビ撮影の日だったみたいでした。

それから私達はそこを出て、その周りの公演を散策しようと思ったのだけど
あまりにも雨が激しく降ってきたので、そのまま道後温泉に入ることにしました。

道後温泉

道後温泉別棟
ウフッ(*^^*)!何だかあの坊ちゃんで有名な道後温泉に入ることがずっとずっと夢だったので
何だかワクワクしてきました。
ララは何度か入ったことがあるらしくって
「凄くびっくりするくらい古いよ~~~~ d(⌒o⌒)b♪」て言うの(^^;

入り口のところでチケット二枚を買って入るの。
あの『千と千尋の神隠し』にそっくりよ♪
油屋の入り口みたいなところから入ると丸い木でできたオケがいっぱいあって
ゲタ箱もあって、長い廊下が見えました。

温泉の廊下

温泉の廊下

右手に女湯って書かれたのれんがあって、私達は入ります。

脱衣室

脱衣室

銭湯の中に入ると女性ばかりでした。(^^ ;)\(--;)アタリマエ

o(・o・)oアレ?! って突然ララが叫んで。

何か違う!!!!って言うの

(・・)ン?どうしたの?

って聞くと

「リニューアルされてるぅううう!!!!」
って言うの。

新しくなってるの? 中に入ってみると古くなくて普通だったの。
びっくりするくらい古いってララが言ってたので、ちょっと期待していたのだけど
特に綺麗ってわけじゃないんだけど普通だったわ(・・)フツウノオンセン

ララは「(’’;)ウーン 古いほうがびっくりさせられたのにぃいい」って言うんだけど

わたしはすべて木でできていて、歩くとミシッミシッて音がするくらいなのかなって
思っていたので、ちょっぴり安心して入ることができましたウフッ(*^^*)

地元の方もいらしたのかな。。でも、観光客で来てる人がほとんどのように思いました。


湯船の天井のところを見ると、やっぱり『千と千尋の神隠し』に出てたのとそっくりでしたv(=∩_∩=)

あとで知ったのだけど、この道後温泉はレストランでもよく知られているミシュランガイドから三ツ星の評価を得たそうです♪

そうして、私達はお風呂を出て、今度は二階を超えて、三階の休憩室に行きました。
その一番奥の角部屋には夏目漱石のお部屋があって、漱石の写真が飾られてありました。

休憩室♪

休憩室♪


漱石の部屋

漱石の部屋



欄干に出ると、柳の木があって、本当に日本のその当時の風情があって、漱石もこうして欄干に出て夕涼みをしていたのかな。。なーんて雨の松山の街を眺めていました。


漱石の部屋の窓から

漱石の部屋の窓から
夏目漱石は結構好きで、学生の頃にほとんど読んだのだけど、たぶん、まだ読んでいない本もあるのだろうけど
しばらくその部屋でララと二人で漱石談義です!(*^o^)/\(^-^*)グビジンソウガヨカッタ!
それにしても小田さんの二作目の映画「緑の街」で主人公の名前が「夏目草介」なんだもん、びっくりしちゃったわ(笑)

坊ちゃん広場♪

坊ちゃん広場♪




そうして、私とララは道後温泉を満喫して、ホテルに戻りました。
歩いて5分くらいのところに私達のホテルはあります。

ホテルには温泉があったので、再び貸切状態で入りました。
さっきの道後温泉は知らない人が多くてちょっと恥ずかしくってあわてて出ちゃったので、ホテルの温泉は二人だけだったし、ゆっくりとできました。
露天風呂もあって、風がとっても気持ちよかったです。

さあ、今日の小田さんのライブの開演時間は午後7時!!

それまで準備していざ愛媛県県民文化会館へ・:*:・°★、。・::*:・°★、。・:*:・°☆

ホテルからタクシーに乗って夕暮れの街を走ります。
タクシーのおじさんが
「今日はそこでなにかあるのかな?」って聞かれるので
「小田和正さんのコンサートがあるんですよ♪」
ってわたしはいつものように応えます(*^^*)/
色々とお話していたら


会場が見えてきた!!

愛媛県民文化会館

愛媛県民文化会館


会場に到着♪♪



ライブが始まって



その後、私たちは何とかタクシーに乗って夕食を予約してあるお店に行きました。

到着したお店はとってもちっちゃなお店で小料理屋さんなのかな。。

「雅」というおしゃれなお店でした。

この日はまるで貸切みたいでララと二人っきりだった。

出されるお料理はどれもこれもおいしくて、松山の素材を生かしたものをたくさんいただきました。

あさりの酒蒸し

あさりの酒蒸し

青海苔の雑炊

青海苔の雑炊









岩牡蠣のグラタン

岩牡蠣のグラタン


ねじりうどん

ねじりうどん

お店の人の道後温泉のことや明日行く、石手寺や松山城のこと色々と教えてもらって私達は夜遅くホテルに戻りました。





NEXT DAY



翌朝、私達は朝、再び温泉に入って、ホテルの朝食を頂いたあと、石手寺へ向かいました。

朝食 ホテル

朝食 ホテル


朝食デザート

朝食デザート



お天気もくもりだったしホテルから歩いて40分くらいだったので

私達はテクテク運動がてら歩いていくことにしました。

=ε=ε=εε=ε=ε=ε=┏(*^^)┛ルンルン
石手寺 参道

石手寺 参道




お遍路さんってずっとこうして歩いて行くのかなあ。。。なーんて話しながら

やっと四十八箇所巡りの石手寺に到着したときは汗いっぱいかいちゃった(^^;

(〃・ ・〃) ハッ!!  御当地で小田さんがくぐったのと同じ門!

石手寺仁王門

石手寺仁王門


石手寺 塔

石手寺 塔


石手寺

石手寺




わらじが奉られているのは、足腰の神様で、人々の足や腰を守ってくれるから。

おばあさんがわらじを触っては自分の腰や足を撫でていたのがとても印象的だった。



奥へ行くと何だかとっても荘厳な感じになって、大きな森が本殿を囲んでいるみたいだった。

お賽銭を入れて、色んなことお願いしたの。小田さんのツアーが最後まで何事もなく無事遂行されますように。。。

このお寺にはかわいいネコちゃんがいっぱいいて、ついには大きなネコがこんなところでおお昼寝していたの v(≧∇≦)vキャハハ !!
箱の中のネコちゃん

箱の中のネコちゃん






そうして私達はもと来た道を戻ってホテルにやっと到着。
そうしてチェックアウト♪(*^^*)/バイバイ

普通の路面電車も走っているのだけど、

「せっかくだから『坊ちゃん列車』に乗りましょう(*^o^)/」
ということで私達は汽車みたいな坊ちゃん列車に乗って松山の駅へ向かいました。


坊ちゃん列車

坊ちゃん列車



その汽車には三人の乗務員さんたちがいて、二人は運転の方を、一人は車掌さんです。
それで松山に向かうとき、後ろのドアが開いて
当時の車掌さんの服装の格好で挨拶をされて
路面電車のことや松山のことを色々と教えてくれました。

坊ちゃん列車の中.jpg

坊ちゃん列車の中.jpg


車窓からは松山の街の風景が見えます。

愛媛県庁

愛媛県庁


松山駅前に到着したとき、「先頭部分の汽車がどうやって連結されるのかおもしろいのでぜひ、見て行ってください(^^)/」

と言われ、私達は珍しいのでその切り離され方や180度回転して車体の前について、また連結される様子を見つめていました。
回転列車

回転列車


そうして、松山駅で荷物を預けて、再び、坊ちゃん列車に乗って今度は松山城のある「大護駅」へ向かいます。

その前に♪坊ちゃん列車と一緒に写真を撮ろうo(^0^o)ということで
私達が乗務員の方にシャッターをお願いすると、あとの二人の方も一緒に入って下さってとても嬉しかったです♪

私達は松山城のある駅で降りて、「ありがとうございました」って言って降りて道路を渡っていきました。
列車を見送っていたら、車掌さんが私達に手を振って下さったので、私達もさよならしました(*^o^)/バイバイ♪

それからテクテク歩いていくと、とってもおしゃれなお店がたくさんあって、その一角にロープーウェイ乗り場がありました(^^)/ココネ♪

乗り場にはかすりの着物と袴をはいた「ハイカラさんが通る」みたいな格好をしたアルバイトの女の子がいて、何だか大正時代みたいだったので、一緒に写真を撮ってもらいました♪v(*^o^)(^^)(*^^*)v

それから、私達はずんずん歩いていって、天守閣を目指しました。

途中お茶屋さんとかあって、風景のよいところへ出ると、海が見えました。

松山城から見える風景

松山城から見える風景


小田さんが御当地で仰っていた鹿島ってどれかなあ。。。。って見つめていたの。


松山城へ


松山城

松山城



そうして、たくさん門をくぐっていくと天守閣があって、靴を脱いで上まで上がっていきました。

お城の急な階段を上って行くと色んな武具や当時使われていた漆器とか手紙とか色々。。。。



帰りはロープーウェイに乗らないで、リフトで降りました。

風が直接感じることができてとっても気持ちよかったです。あっという間に着いちゃった。



それから、そこから歩いて10分ほど、小田さんが行った「坂の上の雲のミュージアム」があり、さらに奥へ行くとララが教えてくれてた、とっても素敵な洋館があると。。。

そこは『萬翠荘(ばんすいそう)』

大正11(1922)年に旧松山藩主の子孫の久松定謨伯爵が、別荘として建設したフランス風の洋館です。

萬翠荘(ばんすいそう)

外観はとっても素敵でおしゃれな感じの建築物でした。

飛行機の時間が迫っていたので、ゆっくりと見ることはできなかったけど

松山に来て『千と千尋の神隠し』の道後温泉や正岡子規館、石手寺、そして松山城、そして

色んなところを訪れることができて楽しかったです。

ファンタジックで物語いっぱいの松山。。o0O ○。。o0O ○

またいつかきっとこの場所へ来ることをこころの中で強く強く誓ったのでしsた・:*:・・:*:・☆、。・::*:・°☆






ーThe Endー
















Epilogue

関東の友達からあとで聞いた話です。
東京の友だちは小田さんと同じホテルだったそう。
しかも!同じフロアーだったんですって。
シャワーを浴びて準備していたとき、なんか聞き覚えのある声!
ウフッ(*^^*) そう小田さん達だったんですって♪
「もう、『家政婦は見た』状態よ!!」って彼女。
ホテルの部屋のドアから外を見ることできる小さな丸い穴から外をのぞいた!!!
そうしたら!!やっぱり小田さんが通りすぎていくところだったそうなの。
みんなが「どうして!どうしてドアを開けて出なかったの~~~~!??」
って聞くと、
体にはバスタオル、頭にはタオルを巻いたままで、スッピンの状態だったそう(笑)
「いくらなんでも、そんな格好で小田さんに逢うのはヤダ~~!!」ということで彼女は泣く泣く諦めたそう・・・♪
「私だったら裸でも出ていくわ!!」って言う友達もいたけれど、ウフッ(*^^*)そんなことできっこないし(笑)
もうあと30分遅く、小田さんが通ってくれたらよかったのネ。ってみんな大笑いでした ウフッ(*^^*)
それ以後何度か小田さんをみかけたそうですが、やっぱり声をかけることができなかったそうです(^^;)
おしまい♪













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