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2004年12月22日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
久々に真面目な話。

横田めぐみさんの偽者の遺骨を突きつけられ、日本では北朝鮮経済制裁論が勢いをつけているそうですね。どこで見たか忘れましたが、世論調査で70%の人が経済制裁を支持する、なんて出ているようです(国内にいないので、世論の雰囲気がいまいち伝わってこないのです)。

経済制裁について、前衆議院議員の江田憲司氏がうならせることを書いていますので、リンクを張っておきます。
http://www.eda-k.net/chokugen/index.html


私の個人的な観点からも経済制裁発動にあたり2つの注意点があります。


一つ目は、 交渉はあくまで交渉担当者にしかわからないということです。江田氏は「わからないことをわかることが大事」と書いていますが、私は自身の仕事上からの経験で同じ意見を持っています。

私は不動産の営業職をしたことがあります。主に一人でお客さんと交渉に当たるため、 上司への報告の際には「私が感じた手ごたえ」と「私は次にどうやって交渉を進めたいか」という意見が常に求められました 。これは、決済権者である上司は私の交渉内容を逐次チェックしますが、 本当に交渉相手がどう感じているかは交渉を直接行っている営業担当者にしかわからないからです。

経済制裁で相手が折れるかどうかは、日本サイドでは交渉を行っている組織やその中の人たち(首相、官邸、外務省)が一番良く知っているはずです

経済制裁が北朝鮮に対し有効かは私にはわかりません。 私のしがない営業経験からですが、今回の交渉については交渉過程を知っている小泉首相の判断にゆだねるしかないと思っています


もう1つは 「経済制裁は戦争に発展しない」という意見に対しての疑問です。

これには正直首を傾げます。どれだけ北朝鮮が本気かわかりませんが、「経済制裁を宣戦布告とみなす」といっている以上、経済制裁が戦争の宣戦に近い行為であることは間違いないと思います。

国際政治学の通説で経済制裁がどう論じられているかわかりませんが、ジョセフ・ナイの『国際紛争』では主権への介入度合いから見れば戦争も経済制裁も一直線上に乗せ得ると論じているようです。

日本が限定的な軍事介入を含め議論しているか、よくわかりません。少なくとも国民にそこまでの覚悟ができているかもよくわかりません。「覚悟」という言葉は決して精神論に用いようとしているのではありません。 色々な要素を合理的に考慮してそれでも一歩踏み込んだ政策を実施したいのか、と問うているだけです。


わからないことをわかる、ってとても必要なことだと思いませんか?私は別に北への強硬論に反対しているわけではないのですが、強気一辺倒の人たちの理屈も理解に苦しむのです。






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Last updated  2004年12月22日 18時24分38秒
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