エンジョイ　ライフ　セブ島　通信

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2006.01.31

マダム　Ａ　物語　完結

(2)

テーマ：セブ島より笑いを込めて(304)

カテゴリ：ロングステイ

此方の金持ち子弟のＴＶゲームに占領され

来た時間がお昼近かったのもあり満席で

しかも１５人待ちという状態ですっかり

ガキどもに占領され諦めて引き上げました。

一昨日マクタンＧＣ・昨日とセブＣＣと

２日続けてゴルフ・・・内容は今一です

一昨日の夜はマダムＡのお店で夕食し

今私のブログで書かせて貰っているよと

本人にもブログのアドレスも教えた。

昨日はバニラタウンのイタメシ屋で夕食

ここのシィーフードスパゲティーは中々

いつも期待を裏切らない・・・うまい！！

ただ、お勧めのスペシャルピッザは

ちょっと失敗ガーリックソウセイジが

乗っていて匂いと味が強すぎ、ソウセイジ

を外したら何とかいけたけど

マルガリータが無難のようだ

新しい発見も

ミネソタローネ・・・こいつはいけました

クラブミート入りのラビオリも注文したが

選択ミス、全てがトマトソースだったので

なんだか味が判らなくなってしまった。

今の所、前菜の薄いパイ生地を焼いた物に

トマト・オニオンのみじん切りをビネガー

オリーブオイルで合えた物を乗せたもの

(名前を覚えられない)

ミネソタローネ・シーフードスパゲティー

(オニオンスープは口に合わなかった)

この品は定番になり、後又色々試すつもり

それでは　マダムＡのお話の続き

と云っても、此処からはかなり端折って

しか聞いていないので、後日機会があったら

詳しい話を聞いて見たいのですが・・・

タイを初め、アジア・ヨーロッパ・アメリカ

各地をそれこそバックパッカーとして

お金がなくなれば、腕に自信の美容師や

時には皿洗いもしながら数年にわたり旅して

歩き、ある時オーストラリアにたどり着く。

そこで、暮らしている時に持ち金全部と

帰りの航空券まで盗まれてしまい途方にくれる。

そこで聞いた話がゴールドコーストに行けば

日本人も多いし、勿論ワァーキングビザなど

無くても何とか仕事にありつけるよ

という話に乗りゴールドコーストへ

巧い具合に本当に何とかなり

と云っても単身女性が他国で闇で働くなど

ちょっとやそっとで出来るものではないが。

そこで何とか　６，０００Ａ＄　を貯め

帰路に着こうと航空券も手配した出国５日前

友人に誘われパーティーに行き

１人の男性に出会う。

彼はオーストラリア国籍のフィリピン人

なぜか話をしていると安らぐ癒し系の人

こういう人なら自立心の強い自分とも

巧く会うんではないかと感じる。

出国までの５日間を楽しく過ごしたが

取りあえず一旦戻ったのだが離れると

余計思いが募りすぐさまゴールドコーストに

逆戻り、彼と結婚する。

ゴールドコーストで４人の子供を生み

８年前ご亭主の出身地フィリピンセブ島に

戻り、共同出資で日本料理屋を経営今は

飛び出した実家のご両親も引き取り

暮らしているのですが、今彼女に悩みが１つ

彼女の家族でオーストラリア国籍を所持

していないのは彼女だけ(パーマネントビザ)

このビザはオーストラリアに５年間の内

実質３年間滞在していなければ失効して

しまうと云う厄介な法律なのです。

実際にはやろうと思えば子供４人と２年間

ゴールドコーストに戻り暮らせば

オーストラリアのふざけた福祉政策により

子供１入りに対し、週約２００Ａ＄の

補助金が出るので子供４人で週８００Ａ＄

貰え生活は余裕を持って出来るし

２年間生活すれば国籍取得も認められる

と云う環境なのですがね

見た目はとてもそんな人生を送って来たとは

思えない大人しそうに見えるのですが

とても素敵な方ですよ。

こういう方との出会いがあることも

やはりロングステイの魅力なのでしょう。

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