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どんなとこ？東海道新幹線グリーン車

カテゴリ：鉄道

～そもそもグリーン車とは？～

(グリーン車のマーク自作)

グリーン車は主にJRの特急列車や新幹線にある上級席の事です。
飛行機にエコノミークラス・ビジネスクラスがあるように、特急列車や新幹線にも、普通車・グリーン車があります。

～グリーン車に乗るには～

グリーン車に乗るには、乗車券と特急券の他にグリーン券が必要になります。
その為、値段はかなり高くなります。

～グリーン車の車内～

車内は普通車と違い、高級感溢れる雰囲気になっています。
座席配列は普通車の2+3より少ない2+2です。

～座席～

座席は驚くほど広く、ほぼソファーです。

座席設備はリクライニング、インアームテーブル、背面テーブル、座席ヒーター、読書灯、大型フットレスト、コンセントと多く備わっています。
残念ながらリクライニングは手動ですが、起こすときは、電動並みの強さが体にかかるので、簡単に起き上がれます。
また、倒すときは寝やすい体勢になるように座席が傾いてくれます。

テーブルはインアームテーブルと背面テーブルがあるので、用途によって使い分けることができます。

～サービス～

東海道新幹線では「こだま号」などの一部列車を除き、車内サービスがあります。
新幹線名物の車内販売はもちろん、グリーン車専任のグリーンアテンダントさんによるサービスもあります。
座席ポケットには「Wedge」(440円)と「ひととき」(479円)の雑誌があり、無料で貰えます。(全列車)
また、ブランケットも荷物棚にあるので借りて使う事もできます。

アテンダントさんによるサービスは、日清紡の高級おしぼりの配布、ゴミ回収などがあります。

おしぼりは日清紡の高級おしぼり「めんです」(一枚あたり約40円 ※ちなみに、安いおしぼりだと一枚あたり約2円でした。)
かなり分厚く、ずっしりとしており、肌触りもとても良いです。

その他にも、ちょっとした事であれば対応して貰えますので、何かあれば話かけると良いでしょう。(10分に一回ぐらい車内巡回があります。)

～静かな車内空間～

設備やサービスだけでなく、静かな車内空間というのもグリーン車だけです。
グリーン車は基本、値段が高いので、普通車ほど混みませんし、客層もお金持ちやお年寄り、サラリーマンが多いです。
なので、車内に響く音は走行音だけ。
静かな環境でパソコン作業などをする人はほとんどおらず、本を読んだり、寝たり、景色を楽しんだりしてグリーン車を満喫しています。

グリーン車の通り抜け禁止があります。
8号車には、車掌室があり、アテンダントさんも常時巡回していますので、特別な事情のない限りは、普通車のお客さんは、グリーン車から追い返されるようになっています。
なので、普通車のお客さんがグリーン車に居ることは、まずありません。
また、トイレやデッキ、喫煙ルームも8～10号車はグリーン車のお客さん専用なので、通り抜け同様、追い返されるようになっています。

～移動時間の短縮～

新幹線の駅のエスカレーターや改札は、基本駅の中央に位置する事が多いです。
その為グリーン車は、エスカレーターや改札に近い8～10号車についています。
これにより、ホーム上での移動時間短縮ができます。

～新幹線に安く乗る方法～

ここからはグリーン車の値段と新幹線に安く乗る方法について紹介していきます。

グリーン車の値段は正直物凄く高いです。
例えば東京・新大阪間の値段を見てみると・・・

のぞみ号普通車指定席 14720円

のぞみ号普通車自由席 13870円

のぞみ号グリーン車指定席 19590円

普通車自由席でこんなに高いのにグリーン車だと約5000円も高くなるのです！

しかし！これより安くする事は可能です！

1.EX予約を使う

EX予約は新幹線のきっぷが買えるサービスです。
J-WESTカード「エクスプレス」(年会費 1080円)の発行が条件となりますが、かなり安い値段できっぷの購入が可能です。
また、乗車すればポイントがたまり、無料グリーン車に乗ることができます。
ステイタス制度もありますので、一定の基準を越えれば、博多駅・小倉駅のステイタス会員専用のラウンジも利用が可能です。

2.スマートEXを使う

スマートEXは新幹線のきっぷが買えるサービスです。クレジットカードと交通系ICカードの所有が条件となりますが、年会費無料で利用が可能です。EX予約ほどの割引はありませんが、早特の割引等もありますので、活用してみると良いでしょう。

3.ツアー会社から申し込み

JR東海ツアーズやJTB、近畿日本ツーリストなどでは、新幹線の格安チケットを販売していますので、是非公式サイト予約や店舗予約を利用してみて下さい。

4.株主優待券を使う

JRでは乗車券、特急券、グリーン券が割引になる株主優待券を発行しています。
株主になると貰うことができますし、金券ショップでも販売しています。

5.金券ショップを使う

金券ショップでは新幹線の格安チケットを発売しています。時期によって値段が変動しますので、注意してください。

6.フルムーン夫婦グリーンパスを利用する

夫婦で二人の年齢を足して88歳以上になれば利用できるきっぷです。全国のJRが乗り放題で、グリーン車(のぞみ・みずほ除く)も利用可能です。

値段(二人) 5日間用 84330円
7日間用 104650円
12日間用 130320円

値段はかなり高いですが夫婦の思い出として、使ってみるのも良いのではないでしょうか。

7.ジパング倶楽部に入会する

男性満65歳、女性満60歳から入会できる割引サービスです。
年会費3770円がかかりますが、初年度 2割引・2年目以降 3割引できっぷの購入が年20回まで可能です。(のぞみ・みずほ除く)
定年退職後の空いた時間で旅行してみるのも良いかもしれません。

8.学割を使う

学校に申請を出せばJRの乗車券が安く購入できます。
但し、保護者や担任等の許可が必要で、学校が発行できる枚数も限度がありますので、気をつけて下さい。

このようにすれば、グリーン車も安く利用する事ができます。
色々なものを上手く活用して、お得に新幹線を利用して下さい！

～最後に～

お得なきっぷの買い方の説明で長くなってしまいましたが、こんなにもあるのです！
グリーン車は値段が高いですが、乗る価値は十分にありますので、皆さんも一度乗ってみて下さい！