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新年度、第一弾となる新緑賞(SPII)シリーズは4月1日(火)から4日(金)までの4日間の開催に、2つの重賞が盛り込まれる豪華なシリーズ。
初日のメイン「奈良津桜特別」はここ7戦で5勝、2着2回と充実ぶりが目を引くゲイリーアイトーンが出走を予定。
2日目の「薄墨桜特別」は3歳11月以降、9連勝中のウイニングボールや攻め馬の動きが良好なウェイクアビリティが注目を集める。
3日目にはシリーズメインとなる新緑賞(SPII)が行われるが、ここで中心となるのは名古屋のサチコゴージャスだ。
400キロを少し超える程度の小さな馬体だが、全身がバネといった印象で北海道から転入以来【4-1-0-0】。目下、重賞を3連勝中という好成績をマーク。ことに前走の笠松・若草賞では1分43秒7という好時計を叩き出し、2着馬に2秒もの大差をつけ、現時点で東海公営NO.1の座を確定させた。コース2走目の上積みも見込めるだけに、もう一丁を期待してよさそう。
スピードだけなら2走前で1分41秒7をマークして逃げ切ったケイゾクも互角以上。前走は初の1800mのうえ大外枠でテンに無理をしたぶん6着に甘んじたが、中間の気配は悪くない。サチコゴージャスは強力な同型となるが、1600mならチャンスはある。地元の維持に期待したいところ。
続く4日目は古馬オープンによるスプリング争覇(SPIII)。
ここも名古屋の実力馬ウイニングウインドの独壇場だろう。
「キングスゾーンに地元は任せて、ウイニングには笠松で頑張ってもらうよ」と原口調教師が語るとおり、ここ2走は笠松で連勝。今回もきっちり目標を定めての笠松遠征と見てよさそうだ。前走のマーチC(SPII)では、少しスタートの反応が悪く、中団やや後ろの位置取りのうえ、道中はスローペース。折からの先行有利の馬場と、厳しい条件下にもかかわらず、36秒台のシャープな末脚を駆使して差し切り勝ち。
0秒1という着差以上に強さが際立ったレースだった。
今回はバリバリのオープン馬と呼べる存在が他にいないだけに、笠松3連勝が濃厚。相手には4歳という若さが魅力のトミノダンディや、南関東からの転入2走目となるカセギガシラあたりが有力。
(文・写真:競馬東海 寺澤正勝 協力:全国公営競馬専門紙協会)

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