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2008年09月28日
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カテゴリ: プロの目
 平成20年度の第14回開催は、前半戦が9月28日(日)・9月30日(火)、後半戦が10月5日(日)・7日(火)の4日間開催。前半・後半共に日曜・火曜の変則開催ですので、ご注意下さい。

 今開催のメインは4日目の10月7日(火)に行われる、「農林水産大臣賞典 第28回白山大賞典」(JpnIII 3歳以上 中央・地方全国交流 2100m、1着賞金2500万円)

 今では金沢競馬唯一のダートグレード競走となってしまったが、金沢競馬では最高賞金を誇る最大のビッグレース。

 1997年の第17回から現在の中央・地方交流のGIIIとして行われているが、地元馬のみでの実施となった昨年以外の過去10回はすべてJRA所属馬が優勝(2着が5回)。イングランディーレやタイムパラドックスといった、のちのG1馬も歴代の勝ち馬に名を連ねている。

 他地区所属地方馬の成績は2着3回(1998年に高知のマルカイッキュウ、2000年に笠松のハカタビッグワン、2002年に笠松のミツアキサイレンス)。
 地元金沢所属馬の成績は2着2回(2004年エイシンクリバーン、2006年ビッグドン)。

 質の高いJRA勢が圧倒的有利の傾向は否めないが、今年は果たして?

 さて、今年のメンバーを紹介しましょう。
 JRA所属馬は

 スウィフトカレント(栗東)
 スマートファルコン(栗東)
 ヤマトマリオン(栗東)
 の4頭。

 回避馬が出た場合は
 ダイナミックグロウ(栗東)
 ラピッドオレンジ(美浦)
 フィフティーワナー(栗東)
 の順でが繰り上がることとなっている。(決定は10月1日)

 他地区地方所属馬は

 マルヨフェニックス(笠松)
 マヤノグレイシー(名古屋)
 アルドラゴン(兵庫)
 の4頭。

 回避馬が出た場合は

 スペシャリスト(高知)
 の順で繰り上がることとなっている。(決定は9月28日)

 迎え撃つ地元勢は
 ホーマンブラヴォー
 サムソンリンリン
 マヤノオスカー
 マツノショウマ
 の4頭(すべてここへの出走を希望投票)。

 なかなかのメンバーが揃った印象が強く、地元勢の精鋭4頭がエントリー。非常に楽しみな一戦となった。
(ただし、選出されているスウィフトカレントは9月28日の中山・オールカマーに出走予定のため、出走は微妙と思われます。)

 まず最有力候補はダート重賞の上位常連サカラート。

 サカラートは見所なく案外な結果となった前走船橋・日本テレビ盃から中1週の強行軍となるが、2000m超の距離では抜群の成績。他馬より重い斤量59キロで、前走後の状態を見極める必要はあるが、近走に比べれば楽な相手。ある程度前で流れに乗る形なら巻き返し必至。

 これに続くのはJRA勢ではなく、兵庫のアルドラゴン。
 今年園田で開催されるJBC出走を目指して今年初めに中央から兵庫へ移籍。地元では負けなしで、連覇を狙った3月の名古屋大賞典もメイショウトウコンから1/2馬身差の2着。秋初戦の前走1400mのS1を快勝しての叩き2走目となるが、ここで好結果を出してJBCへ向かいたいところだろう。

 芝路線から矛先を替えた5月のGII東海S(中京2300ダ)を制したヤマトマリオンも有力。
 3歳時のオークスTRフローラS(GII)勝ち以降は不振も、ダートで再浮上。東海Sは16頭立て13番人気だったが、盛岡・マーキュリーC 3着、旭川・ブリーダーズゴールドC 3着とここ2走も好走ならダート長距離の適性の高さ。前走もサカラートと0秒6差なら展開一つか。

 ダートでは底を見せていない3歳馬スマートファルコンも面白い存在。

 今年1月に芝のオープン特別を勝って皐月賞に駒を進めたが、2歳時に2勝を挙げたダートに戻って前々走の大井・ジャパンダートダービー 2着(1着はダート無敗のサクセスブロッケン)、前走の小倉・KBC杯では初の古馬相手でオープン特別勝ち。東京大賞典を勝ったワールドクリークの弟だけにダート適性が高く、他馬より軽い斤量54キロも魅力。

 6月の大井・帝王賞で4着に健闘したマルヨフェニックスも差はないはず。

 格下に不覚をとった7月の前走名古屋・名港盃以来だが、前々走の帝王賞は今回以上の強豪相手に4着で、アルドラゴン、ヤマトマリオンにも先着。動ける態勢さえ整っていれば好レース必至。

 トミノダンディの勢いや元中央OPマヤノグレイシーの地力、前走笠松の重賞を制した地元マヤノオスカーも上向きでここに臨むが、相手強化がどう出るか。期待された前走オータムスプリントCで5着に敗れたホーマンブラヴォーは中川騎手への手替わりでどこまで。

 残念ながら話題の白毛馬ユキチャンの出走は叶わなかったが、上位拮抗の様相で馬券的にも面白い一戦になりそうだ。


 それでは各日のメインレースの展望を少しずつ。

 初日(28日)のメインは「キャッツアイ特別」(A4・1700m)
 前々回のA3を圧勝した素質馬マリンペガサスは見た目にも気配が上向き。その時のメンバーに加えビッグゴールド、マヤノテンザン、ツルギフェロンと強豪が加わるが、それらが本調子とは言えない段階なら、退けると見た。

 2日目(30日)のメインは「アクアマリン特別」(A3・1900m)
 A2~A3の安定勢力のベットボトムダラー、モアザンステルス、ヒカルアルタイルに中央から転入初戦で能検好感触のヒカルクロフネとスプリングレアルが加わり激戦必至。

 3日目(10月5日)のメインは「金沢競馬開設60周年記念 ファン感謝特別競走」(B1~C4ファン投票選出馬・1500m・1着賞金150万円)
 これまでの金沢競馬にはなかったファン投票により選出された馬(B1・B2、B3.B4、C1・C2、C3・C4から各3頭ずつ)によるレース。クラス別に斤量差も設けられている。
 メンバーはB1・B2~C3・C4の得票順に
 キクノサンデー…58キロ
 テンエイカムカム…58キロ
 トミノプリティー…56キロ
 ゴーゴーヘイロー…54キロ
 ホワイトベビー…54キロ
 ゴーゴーエフエフ…56キロ
 メジャーフォルテ…52キロ
 テンノオトメ…52キロ
 インスパイアクロス…54キロ
 ハローボギイ…52キロ
 グリーンキャッスル…50キロ
 シルクディレクター…52キロ
 の12頭。
 期待していた各クラスの実力馬の競演というメンバーには程遠いのが正直な印象で少々残念。それだけに斤量差以上に実力差がある感が強く、今季の地力強化顕著トミノプリティーが最有力との見解。

 また11Rには「ルビー特別」(A2・1700m)が組まれており、ナムラカイソク、ケンゴウザン、タイギャラント、ケージーダンシング、ニュースブレイク、ヤクモソニック、テンリットル、フェスティブドパリ、シャインカイザー、テンエイゴールド、ケイティクラシー、トウショウサウンドの12頭が登録。現時点では出否がハッキリしないが、A1~A2の強豪揃いで注目の一戦。

 白山大賞典以外のレースにも、どうぞご注目下さい。


競馬カナザワ







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最終更新日  2008年09月28日 09時33分55秒


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