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さて、そのマイル争覇は今年で19回目を迎えるが、その19回の歴史の中でもっともレベルの高い出走馬が顔を揃えたといっても過言ではない。また、今回の特徴は前述の梅見月杯→名古屋大賞典という中距離路線へ向かう馬以外に、中間距離のマイル戦らしく、東海桜花賞→かきつばた記念へ矛先を向けるスプリンターと呼ばれる強豪も出走。遠征馬の参戦もあって、東海公営No.1決定戦という声もあるぐらいだ。
さあ、その豪華な顔ぶれを紹介していこう。まずはキングスゾーンの名を挙げなくくてはなるまい。GIIIのサマーチャンピオン勝ちを始め、南部杯等のGIでも奮闘。中央ファンにも広く名の知られた一流馬。7歳となったが、馬体はまだまだ若々しい。今年も東海公営の代表としてG戦線に打っていくことだろう。昨年の同競走の覇者であり、地区重賞レベルでは胸を貸す立場だ。
ただ、打倒キングにメラメラと闘志を燃やすスプリンターがマサアンビションだ。前走兵庫GTでは6着と先着。07年の東海桜花賞では豪快に差し切っているのだ。11月に戦列復帰後は2・2・6着と悪くない。10歳馬と言えど侮れないか。東海菊花賞、名古屋記念で不死鳥の如く甦ったムーンバレイ。昨年も自身のもつ地方競馬での最多勝利数を更新した角田師も同馬の復活に感涙するほどの喜びよう。それだけ思い入れが違う。更なるタイトルゲットを今年も目指す。明け4歳馬ノゾミカイザーにも注目が集まる。前走では新春盃を制して、古馬重賞を初制覇。高齢馬が多い中で、その若さは最大の魅力。距離もオールマイティーで機動力が身に着いた今なら、強敵相手でも好勝負に持ち込めそうだ。
主役候補だけでこれだけの名が挙がるが、脇役陣も豪華だ。昨年、笠松で12連勝したストライクリッチ。そして、他地区から唯一参戦の兵庫のスマイリングフィルと多彩だ。どれだけの熱戦が繰り広げられるのか、今から胸がワクワクする思いである。
マイル争覇の話題で長くなったが、初日にはB-1組による孔雀座特別、2日目にはA-3組のプリムラ特別を予定。プリムラ特別には尾張名古屋杯を制して重賞ウイナーの仲間入りを果たしたツルマルツイモツイや東海ダービー馬のヒシウォーシイがエントリーしています。
3日目がB-7組の立春特別、4日目が前述のマイル争覇に、準メインとして、A-2組のまんさく特別。最終日の5日目にC-1組の葉牡丹特別が組まれています。一年で一番寒さの厳しい時季ですが、名古屋の冬は熱い。砂塵舞う中で、サラブレッドの熱いバトルにご期待下さい。
(文・写真:競馬東海 寺澤正勝)

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